【土曜の競馬】イスラボニータ始動!エアスピネル、ペルシアンナイトなど豪華メンバーが集う富士ステークス。2歳戦アイビーステークスは少数精鋭。多彩な顔触れの新馬戦。10レースをピックアップ!

関東は、木曜日は残暑が残っていましたが、その後は雨と寒さの日々。

布団も冬物になっています。

今週は菊花賞や衆議院選挙もあり、せめて曇りでもいいから、と願っておりますが……。

 

この時期の開催にしては珍しく雨の中での競馬。

週末、土日ともに重要なレースがあります。

まずは土曜日の注目レースをお届けします。

 

 

東京3R 2歳未勝利(芝1400m)13頭立て

 

ココロザシ(せん2 美浦・田中清隆厩舎 嘉藤騎手騎乗)

 

ミルファームの記事で取り上げたココロザシが出走します。

 

デビュー戦では兄・ストーミーシーとは違い5、6番手からの競馬。

まだフラフラと走っているあたりは幼さを残していますが、ゴーサインを出してからの反応はまずまずでした。

 

今回は相手が強化。

特にデビュー戦でエイトシャイデンの2着でオークス馬シルクプリマドンナの最後の子、ラストプリマドンナ(牝2 美浦・和田正一郎厩舎 ルメール騎手騎乗)が出走。

メンバーが揃いましたが、一度使った後の変わり身に期待したい所です。

 

uma-furi.jimdo.com

 

 

京都3R 2歳未勝利(芝1800m)8頭立て

 

アドマイヤアルバ(牡2 栗東・須貝厩舎 川田騎手騎乗)

 

デビュー戦から4戦連続2着のアドマイヤアルバ

2戦目は中京2歳ステークスに出走もアマルフィコーストとクビ差の2着。

その後のレースもあと一歩及ばず2着が2回。

 

今回強敵なのは2着1回、3着2回のバリエンテ(牡2 栗東・河内厩舎 岩崎騎手騎乗)。

今までの鬱憤を晴らして欲しいのですが、どうなるでしょうか。

 

 

東京4R メイクデビュー東京 2歳新馬(芝1600m)18頭立て

 

ここはかなりメンバーが揃ったので、何頭かをピックアップ。

 

マルケッサ(牝2 父オルフェーヴル 母マルペンサ 栗東・池江厩舎 ルメール騎手騎乗)

 

先日の凱旋門賞に出走したサトノダイヤモンドの半妹マルケッサが出走。

サトノダイヤモンドの父がディープインパクトであったのに対して、マルケッサの父はオルフェーヴル

オルフェーヴルのポテンシャルを受け継いで、兄以上の存在となるのでしょうか。

 

ローザフェリーチェ(牝2 父エンパイアメーカー 母ローズバド 美浦・木村厩舎 デムーロ騎手騎乗)

 

サンデーレーシングが総額3200万円(一口80万円)で募集していた馬です。

母は強烈な末脚でフィリーズレビューなどの重賞を制覇したローズバド

G1でもオークスなどで2着3回と好走。

息子のローズキングダムはジャパンカップなどG1レース2勝。

 

エンパイアメーカーはダートで活躍馬を出していますが、フェデラリストなど芝で重賞制覇をした馬も出しています。

ローズキングダム以来の大物である事に期待したいです。

 

その他にはクロフネやアルビアーノが落札された「ファシグティプトン・ガルフストリームパークセール」にて20万ドルで落札されたデルタバローズ(牡2 父:イントゥミスチーフ 母:Sweet Seventeen 美浦・堀厩舎 福永騎手騎乗)。

セレクトセールにて5400万で落札されたロジスカーレット(牝2 父ダイワメジャー 母メジロジェニファー 美浦・国枝厩舎 北村宏騎手騎乗)。

同じくセレクトセールにて4320万で落札されたオーフルテソーロ(牡2 父キングカメハメハ 母ソニックグルーヴ 祖母エアグルーヴ 美浦・斎藤誠厩舎 田辺騎手騎乗)

と将来性が期待される馬達が揃っています。

 

 

京都4R メイクデビュー京都 2歳新馬・牝馬(芝1400m)18頭立て

 

サトノコメット(牝2 父ダイワメジャー 母リリサイド 栗東・平田厩舎 川田騎手騎乗)

 

先週の秋華賞2着馬リスグラシューの半妹がサトノコメットです。

 

リスグラシューは父がハーツクライで切れ味が鋭い馬でしたが、サトノコメットは父がダイワメジャーに変わり、スピード色が強い配合です。

オークスや秋華賞よりも阪神ジュベナイルフィリーズや桜花賞に合いそうな血統ですね。

リスグラシューが果たせなかったクラシック制覇。

妹は姉の無念を晴らす事が出来るのでしょうか。

 

その他では母が函館2歳ステークスを制したファインチョイスの子供、プライムチョイス(牝2 父ロードカナロア 母ファインチョイス 栗東・加用厩舎 藤岡佑騎手騎乗)。

その藤岡佑騎手が初めて重賞制覇を成し遂げたアズマサンダース(2005年京都牝馬ステークス)の子供、グリエルマ(牝2 栗東・矢作厩舎 秋山騎手騎乗)。

 

新種牡馬ヘニーヒューズ産駒で半兄にオープン馬サムソンズプライドがいるイアハート(牝2 父ヘニーヒューズ 母フェザーレイ 栗東・西浦厩舎 国分優作騎手騎乗)。

オルフェーヴル産駒で近親にディープインパクトがいるクロンヌデトワール(牝2 父オルフェーヴル 母スターズインハーアイズ 栗東・今野厩舎 和田騎手騎乗)とサトノコメット以外にも多彩なメンバーが出走します。

 

 

東京5R メイクデビュー東京 2歳新馬(芝2000m)12頭立て

 

オブセッション(牡 父ディープインパクト 母パーシステントリー 美浦・藤澤和雄厩舎 ルメール騎手騎乗)

 

シルクレーシングが総額1億円(一口20万円)で募集していた馬です。

 

パーシステントリーは、アメリカG1のパーソナルエンソンステークス(ダート約2000m)で、アメリカ牝馬三冠の1つプリークネスステークスを制したレイチェルアレクサンドラを破った実績を持っています。

更に祖母のヘヴンリープライズはアメリカのG1レースを8勝した名牝です。

 

パーシステントリー4番目の子供であるオブセッション。かなり期待が持てる馬です。

 

 

京都5R メイクデビュー京都 2歳新馬(芝1600m)15頭立て

 

ブレイニーラン(牡2 父ディープインパクト 母プチノワール 栗東・須貝厩舎 川田騎手騎乗)

 

関西の新馬戦もシルクレーシングのディープインパクト産駒を。

こちらもシルクレーシングで1億円(一口10万円)で募集していた馬です。

 

半姉には阪神ジュベナイルフィリーズを制したローブティサージュ

更に曾祖母のMuch Too Riskyの娘にはホワイトウォーターアフェアがいます。

ホワイトウォーターアフェアは数々の名馬を出した名繁殖牝馬です。

安田記念を制したアサクサデンエン。小倉記念を制し、天皇賞・秋ではダイワメジャーの2着となったスウィフトカレント

そして、ドバイワールドカップ、有馬記念、皐月賞を制したヴィクトワールピサ

 

プチノワールにとって初めてのディープインパクト産駒。期待せずにはいられない馬です。

 

その他にはキーンランド1歳馬セールにて35万ドルで落札されたアメリカンワールド(牡2 父キトゥントゥジョイ 母Limonar 栗東・藤岡厩舎 浜中騎手騎乗)、

同じくキーンランド1歳馬セールにて50万ドルで落札されたレリカリオ(牝2 父マリブムーン 母Unrivaled Belle 栗東・矢作厩舎 四位騎手騎乗)

と外国産馬に注目馬が揃ったレースです。

 

 

東京9R アイビーステークス 2歳オープン(芝1800m)7頭立て

 

昨年はソウルスターリングが制したこのレース。

管理する藤澤和雄厩舎から今年も注目馬が参戦します。

 

フラットレー(牡2 美浦・藤澤和雄厩舎 ルメール騎手騎乗)

 

デビュー前から期待度が高く、ペーパー馬主ゲームでも指名者が多かったこの馬。

半姉にバウンスシャッセ(フラワーカップなど重賞3勝)がいます。

デビュー戦は大物感たっぷりの内容。

ここも勝てれば、一気にクラシック有力候補の1頭になると思います。

 

タニノフランケル(牡2 栗東・角居厩舎 福永騎手騎乗)

 

父がフランケル、母がG1レース7勝馬のウオッカ

デビュー戦こそ2着に敗れましたが、前走の未勝利戦で勝利。

この時2着だったウォーターパルフェが10月8日の未勝利戦を快勝。

タニノフランケルが出走した未勝利戦は重馬場で行われたので、週末の雨は重馬場での競馬経験があるこの馬には有利になるでしょう。

 

この2頭以外にも小倉の未勝利戦でウォーターパルフェを破り、芝1800mを1分48秒9の好タイムで勝ったシャルルマーニュ(牡2 栗東・清水久厩舎 武豊騎手騎乗)。

サウジアラビアRC5着馬のシュバルツボンバー(牡2 栗東・須貝厩舎 デムーロ騎手騎乗)と、7頭立てですが豪華メンバーが揃いました。

 

 

新潟11R 飛翼特別 3歳以上1000万下(芝1000m)18頭立て

 

ミルファームがオーナーブリーダーのダイイチターミナルが杉原騎手とのコンビで出走。直線競馬は1600万下の稲妻ステークスで0.3秒差の5着に入った実績がありますので、チャンスは十分あります。

 

ちなみに「直線の女王」こと藤田菜七子騎手はベルモントラハイナに騎乗。

今週の藤田騎手は新潟にて、土曜は4レース、日曜は5レースに騎乗します。

 

 

京都11R 室町ステークス 3歳以上オープン・ハンデ(ダート1200m)16頭立て

 

ウインオスカー(牡4 栗東・飯田雄厩舎 54㎏菱田騎手騎乗)

 

京都メインはダートオープンクラスのハンデ戦。

人気は交流重賞テレ玉杯オーバルスプリントを制したサイタスリーレッド(牡4 栗東・佐藤正厩舎 57㎏高倉騎手騎乗)に集まりそうですが、ここではウインオスカーを取り上げます。

 

2015年の関西の最初のメイクデビューを制したウインオスカー

芝の短距離戦を使っていましたが、結果が出ませんでした。

しかし、昨年9月にダート戦を試してみると、いきなり2着に好走。

その後はダート短距離戦に転向。

特に菱田騎手とのコンビでは5戦3勝2着2回と抜群の成績。

相手は揃いましたが、一気にオープン戦を突破して欲しいものです。

 

 

東京11R  第20回 富士ステークス(G3)3歳以上(芝1600m)

 

マイルチャンピオンシップの前哨戦に相応しく、豪華なメンバーが揃いました。

  

イスラボニータ(牡6 美浦・栗田博憲厩舎 ルメール騎手騎乗)

 

2014年皐月賞馬イスラボニータが今年も秋は富士ステークスから始動します。

昨年は富士ステークス、マイルチャンピオンシップ、阪神カップと連続して2着。

今年の春、マイラーズカップは制覇しましたが、安田記念は8着。

2度目のG1タイトルを獲るにはここは負けられない所でしょう。

 

エアスピネル(牡4 栗東・笹田厩舎 武豊騎手騎乗)

 

札幌記念ではルメール騎手とのコンビで挑んだエアスピネルは、武豊騎手とのコンビが復帰しました。

マイル路線に切り替えて、年始の京都金杯は勝ったものの、その後は3着、2着、5着が2回と今一歩の戦績。

戦績を見ると、最後の直線に坂のあるコースで勝ったのはデビュー戦のみ。

残りの2勝は最後に坂の無い京都1600mで挙げたレース。

この最後の坂を克服すれば、久々の勝利も見えてくるはずです。

 

ペルシアンナイト(牡3 栗東・池江厩舎 デムーロ騎手騎乗)

 

今年の皐月賞2着馬のペルシアンナイト

菊花賞には行かずにマイル路線に参戦しました。

アーリントンカップ優勝、シンザン記念3着と1600mは3戦2勝と実績はあります。

皐月賞2着馬の参戦で、3歳世代と4歳以上世代の力関係が見えてくるものと思われます。

 

サトノアレス(牡3 美浦・藤澤和雄厩舎 大野騎手騎乗)

 

昨年の2歳王者で朝日杯フューチュリティステークスを制したサトノアレス

春はスプリングステークス、皐月賞は大敗。

函館開催の巴賞は制したものの、函館記念は馬場も影響してか6着。

ただ、コース幅が広い東京や阪神で結果を残しているので、巻き返しは十分あります。

東京コースもベコニア賞で経験済み。

そして、G1ホースでありながら、ペルシアンナイトよりも1㎏軽い54㎏で挑めるのも大きな利点です。

 

その他3歳勢はニュージーランドトロフィーを制したジョーストリクトリ(荻野極騎手騎乗)、NHKマイルカップ4着のレッドアンシェル(福永騎手騎乗)が出走。

 

一方、古馬陣は京成杯オータムハンデを制したグランシルク(田辺騎手騎乗)、昨年のNHKマイルカップ2着のロードクエスト(池添騎手騎乗)、マイル戦7戦5勝と相性のいいブラックムーン(戸崎騎手騎乗)、休養明けでも素質十分のクルーガー(内田騎手騎乗)が不気味な存在です。

 

 

(おかのひろのぶ)

京都大賞典2017・レース回顧

秋の中長距離G1戦線を占う大事な一戦!

 

京都・芝2400m(外回り)で行われるG2レース。

秋初戦にこのレースを選択する陣営も多く、重要な一戦となっています。

人気を集めたのはハーツクライ産駒の5歳牡馬シュヴァルグラン

2016年のジャパンカップでは3着、今年の天皇賞(春)では2着。どちらも勝ち馬がキタサンブラックでした。

キタサンブラックがいない今回のメンバー相手であれば、負けるわけにはいきません。

G1馬に引けを取らない高い能力を、いよいよ開花させることが出来るでしょうか?

『最強の2勝馬』の呼び声高いサウンズオブアースからも目が離せません。

菊花賞、有馬記念、ジャパンカップとG1で2着する能力がありながらも、未だ重賞勝利なし。

どこかステイゴールドの現役時代を彷彿とさせるような戦績ですが、主な勝鞍・はなみずき賞(500万下)の看板を下ろすためにも、初の重賞制覇を狙います。

ミッキーロケットは今年1月、今回と同じ京都・2400mの日経新春杯(G2)で重賞初制覇。

ここ4戦は負けが続きましたが、古馬になり、ますます力をつけてきているように感じます。

課題の位置取りがクリア出来れば、相性の良いコースで力を発揮してくれるだろうと期待が高まります。

他にも、まだまだ現役7歳牝馬・芦毛のスマートレイアー、前走で目黒記念(G2)を勝ち重賞5勝としたフェイムゲーム、前走の新潟記念(G3)は7着も上がり最速の脚を見せたトーセンバジル、秋華賞3着の素質馬で本格化目前のマキシマムドパリなど、多彩な顔触れとなりました。

秋のG1戦線に向けて、好発進となるのは一体どの馬なのでしょうか?

 

 

切れ味抜群!スマートレイアーの末脚が炸裂!

 

ラストインパクトが逃げる展開となり、2番手にマキシマムドパリが1頭追走。

向こう正面に入り隊列が落ち着いたところで、先行集団にはトーセンバジル

サウンズオブアースミッキーロケットはその後方につけます。

スマートレイアーは後ろから5頭目、シュヴァルグランは後方2番手の位置です。

3コーナーが近づくにつれ、徐々に馬群が凝縮していきます。

そして各馬一団となって最終コーナーを回り、最後の直線へ。

逃げ粘るラストインパクトめがけて猛然と追い上げるトーセンバジル

トーセンバジルが抜け出したところへ、インコースから上がってきたスマートレイアーと外を回ったシュヴァルグランが一気に襲いかかり、ゴール前は3頭の争いに。

しかし、真ん中から抜け出たのは7歳牝馬スマートレイアーでした。

最後は、美しい芦毛の馬体から生み出された、切れ味ある末脚が炸裂。

2着トーセンバジルに1/2馬身差での勝利となりました。

シュヴァルグランはクビ差の3着でした。

 

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全着順 

京都大賞典(G2)3歳以上オープン(芝2400m)

着順
馬名
性別・馬齢
騎手
着差・タイム
1
スマートレイアー
牝7
武豊
 2:23.0
2
トーセンバジル
牡5
岩田
1/2
3
シュヴァルグラン
牡5
Mデムーロ
クビ
4
ミッキーロケット
牡4
和田
1.1/2
5
レコンダイト
牡7
北村友
1/2
6
ラストインパクト
牡7
浜中
1/2
7
ヒットザターゲット
牡9
小牧
クビ
8
カレンミロティック
セ9
池添
アタマ
9
マキシマムドパリ
牝5
藤岡佑
1.3/4
10
フェイムゲーム
セ7
ルメール
クビ
11
プロレタリアト
牝6
杉原
2
12
アクションスター
牡7
若松
クビ
13
サウンズオブアース
牡6
横山典
2
14
バロンドゥフォール
セ7
古川
1/2
15
ハッピーモーメント
牡7
藤岡康
1

 

 

1~3着馬コメント

1着・4番人気 スマートレイアー

ディープインパクト、母スノースタイル、母父ホワイトマズルといった血統。

昨年の阪神牝馬S以来の勝ち星となり、通算9勝目。重賞は4勝目となりました。

後方から馬群の内をつき、あっという間に前へ駆け上がる様には美しさすら感じました。

7歳を迎えても衰えを感じさせない走りを見せ続け、まさに充実一途。

まだまだわたしたちファンを楽しませてくれる1頭かと思います。

また、鞍上の武豊騎手は今回で京都大賞典9勝目となり、最多同一重賞制覇の新記録達成となりました。

 

2着・6番人気 トーセンバジル

道中は好位につけて、最後の直線では一旦は先頭に踊り出たものの、スマートレイアーの末脚の前に屈しました。

しかし見せ場は十分で、レース運びも完璧と言って良いくらいに素晴らしいものでした。

ハービンジャー産駒の出世頭となるべく、まずは重賞制覇を目指して頑張って欲しいですね!

500万下から3連勝でオープンクラス入りした実力は、まだまだこれだけではないはずです。

 

3着・1番人気 シュヴァルグラン

手応えも良く、最後は外から伸び脚も見せ、優等生的なレースを見せたシュヴァルグラン

しかし、勝利を掴むためにはどうやらそれだけでは足りないようです。

道中の位置取りが後方2番手と少し後ろだったのも気になります。

それでも、3着に食い込む能力は確かなもの。

今後のG1戦線でも信頼できる1頭ではないでしょうか。

 

 

総評

 

勝ったのは、白く輝く芦毛の馬体を躍動させたスマートレイアーでした。

その末脚の切れ味はとても7歳牝馬とは思えぬほどの鋭さで、まさに爽快。

ゴール前の3頭の接戦も見応えがありました。

4着に入ったのは3番人気だったミッキーロケット

スタートは良かっただけに、残念な結果となりました。

最後のヨーイドンからといった展開も向かなかったようですね。

2番人気のサウンズオブアースは13着と、久々の大敗。

いつも好走するとは限らないのがこの馬なので、彼らしい走りと言えばそうなのでしょう。

人間同様、競走馬だって走るのに気分が乗らない時もあると思いますが、それ以外の原因も探してみても良いかもしれません。

 

2015年はラブリーデイがここを勝ち、次走の天皇賞(秋)を制覇。

2016年はキタサンブラックが勝ち、ジャパンカップを制覇。

今年はスマートレイアーが勝ち、さあ、次走は果たして?

秋のG1戦線、7歳牝馬の鮮やかな活躍を期待したいですね!

 

 

(笠原小百合)

(写真:ぶう)

【先週の競馬】府中牝馬S、2歳新馬戦など、土日22レースの振り返り

10月14日(土)

新潟11R 魚沼特別 3歳以上1000万円以下(芝2000m)

 

勝ったのは1番人気のステイゴールド産駒ルックトゥワイス

休み明けをものともせず、2着の2番人気トレジャートローヴに2 馬身1/2差をつけての勝利でした。

通算成績は8戦4勝となりました。

 

 

新潟12R 稲光特別 3歳以上500万円以下(芝1000m)

 

3番人気のアルデバランⅡ産駒ファイブフォースが勝利。

8番人気のニシノアンジュに半馬身差をつけ、2勝目を飾りました。

やはり直線のレースは迫力がありますね。

 

 

東京4R メイクデビュー東京 2歳新馬(ダート1400m)

 

G1を9勝したエスポワールシチーを半兄に持つ、2番人気ダークリパルサーが逃げ切り勝ち!

3番人気のアルクトスに3/4馬身差をつけて初陣を飾りました。

 

 

東京5R メイクデビュー東京 2歳新馬(芝1600m)

 

勝ったのは、桜花賞馬アユサンを全姉に持つマウレア

逃げた4番人気ロンギングファローを捕らえての勝利でした。

 

 

東京9R プラタナス賞 2歳500万円以下(ダート1600m)

 

初戦を7馬身差の圧勝で注目を集め、1番人気に支持されたシンボリクリスエス産駒ルヴァンスレーヴ

持ったままながら、4番人気のソリストサンダーに2馬身1/2差をつけて勝利しました。

2歳コースレコードのおまけ付きの内容でした。

 

 

東京11R アイルランドトロフィー府中牝馬ステークス 3歳以上オープン(芝1800m)

 

エリザベス女王杯にコマを進めたのは、逃げてヴィブロスの猛追を抑えた5番人気クロコスミアでした。

残り100メートルでは1番人気ヴィブロスも真ん中から伸びてきましたが、クロコスミアは終いも伸びて前走同様に逃げ切り勝ち。

通算5勝目となりました。

 

 

京都4R メイクデビュー京都 2歳新馬(ダート1800m)

 

4番人気のカネヒキリ産駒ライジングドラゴンが勝ちました。

人気を背負ったキングカメハメハ産駒グレートタイムに1馬身1/2差をつけての勝利でした。

 

 

京都5R メイクデビュー京都 2歳新馬(芝1200m)

 

勝ったのは、イルーシヴクオリティ産駒のロンロネオ

逃げたエイシンフラッシュ産駒ミトノレインボーに競り勝ちました。

 

 

京都9R 紫菊賞 2歳500万円以下(芝2000m)

 

断然人気を集めたトゥザフロンティアをクビ差凌いだのは、4番人気のマイハートビートでした。

2歳戦で好調のロードカナロア産駒のトゥザフロンティアは前走同様に先行。

直線でも手応えが良かったですが、内からそれを差したのはマイハートビート

年末に向けて良い手応えのまま次走を迎えられます。

 

 

10月15日

新潟8R 3歳以上500万円以下(芝2000m)

 

勝ったのは、1番人気に推されたキングカメハメハ産駒ナリタエイト

2番人気のジェードグリーンの猛追を凌ぎ、1馬身1/2差をつけて勝利を収めました。

ナリタエイトは連続2着が続いていましたが、久々の勝利。

キングカメハメハ、母ローズバドの良血馬ロゼリーナは休み明けもあり、10着となりましたが今後も注目したい1頭です。

 

 

新潟10R 粟島特別 3歳以上500万円以下・牝馬(芝1800m)

 

勝ったのは1番人気のエイシンティンクルでした。

スタートも良く、道中は逃げて直線に入ってもさらに着差を広げ、2番人気のラブリーアモンに2馬身差をつけてのゴールでした。

全兄に重賞ウィナーで何かと話題をくれた逃げ馬・エイシンヒカリがいます。

左回りは【1・0・1・0】と出走は少ないですが、次走は東京でも見てみたいですね。

 

 

新潟11R 信越ステークス 3歳以上オープン(芝1400m)

 

1番人気のサクラバクシンオー産駒アポロノシンザンが勝利。

9番人気ステイゴールド産駒の連闘馬コウエイタケルに1馬身3/4差をつけました。

アポロノシンザンの前走は新潟日報賞で、夏の新潟開催1400mの最速タイムを叩き出しました。

そのときの強さを持続しての勝利でした。

 

 

東京1R 2歳未勝利(芝1400m)

 

2番人気のハウナニが2戦目で初勝利を飾りました。

2着は3/4馬身差で、5番人気のジョブックコメンが入りました。

ハウナニの父は産駒成績好調のロードカナロア、母は白毛で話題となったユキチャン

自身も白毛で、メイクデビューでは1番人気で注目を集めましたが、ここは実力での勝利でした。

 

 

東京3R メイクデビュー東京 2歳新馬・牝馬(芝1600m)

 

良血馬レーヴドリーブが1番人気に推されたましたが、4着に。

勝ったのは金子真人HDー堀厩舎の3番人気オハナでした。

2着はディープブリランテ産駒のライレローズがクビ差で入りました。

 

 

東京4R メイクデビュー東京 2歳新馬(芝1800m)

 

1番人気に推されたハービンジャー産駒ギャンブラーが勝ちました。

2着に入ったエイシンフラッシュ産駒のカヴァルに3馬身差をつけての勝利でした。

 

注目したいのは3番人気で7着に破れましたが、姉にイタリアンレッドを持つファイトアローン

あの脚はぜひ良馬場で見てみたいですね!

 

 

東京10R 赤富士ステークス 3歳以上1600万円以下(ダート2100m)

 

2番人気のクロフネ産駒モンドアルジェンテが、9番人気トウカイエントリーをクビ差凌ぎ勝ちました。

 

モンドアルジェンテはこれで東京の馬場は4戦して連に全て絡んでいます。

 

注目したいのは、3番人気に推されてはいましたが結果シンガリのマイネルトゥラン

春は東京2100メートルで連勝し、地方の交流重賞ダイオライト記念でも2番人気の実力馬。

今回は道悪に泣かされた結果となりましたが、このクラスで良の砂で見てみたい1頭です。

 

 

東京11R オクトーバーS 3歳以上オープン(芝2000m)

 

1番人気のディープインパクト産駒マウントロブソンが、2番人気のストロングタイタンにハナ差競り勝ちました。

 

勝ったマウントロブソンは3歳時には三冠全てに出走した実力馬。

前走はモレイラ騎手騎乗で札幌記念を走っていましたし、次走、重賞制覇に向けて好結果となりました。

 

 

東京12R 神奈川新聞杯 3歳以上1000万円以下(芝1400m)

 

4番人気のハーツクライ産駒ペイシャフェリシタが勝ちました。

2着には13番人気のステイゴールド産駒トーホウハニーが入りました。

 

勝ったペイシャフェリシタは、前走は出遅れが響いて競馬にならず6着には破れましたが、その前が休み明けでの2着でどちらも良い脚を使っていました。

力のいる馬場でも、ためて終いの脚はさすがといった勝利でした。

 

 

京都2R 2歳未勝利(ダート1800m)

 

勝ったのは、1番人気でダイワメジャー産駒のブルヴェルソン

4番人気のラクロアクリスエスに1馬身1/4差をつけての勝利を収めました。

ブルヴェルソンは半姉にはショウナンパンドラがいる血統で、今後も期待したい1頭です。

 

 

京都3R 2歳未勝利(芝1600m)

 

勝ったのは父キングカメハメハ、母は現役時代6勝のサンクスノートといった血統のメガリージョンでした。

断然の1.5倍の1番人気に応えての勝利で、1馬身1/2差の2着には2番人気のロードマドリードが入りました。

 

 

京都4R メイクデビュー京都 2歳新馬(ダート1200m)

 

1番人気の武豊騎手騎乗クレヴァーパッチが初戦を勝ち上がりました。

2着には4番人気のスリーチェイサーが入りました。

 

 

京都5R メイクデビュー京都 2歳新馬(芝1800m)

 

大外の1番人気のフォックスクリークが貫禄勝ちでした。

2着にはルーラーシップ産駒の3番人気のドラセナが入りました。

フォックスクリークの兄は弥生賞を勝ったことのあるカミノタサハラ

この馬は押さえておきたい一頭です。

 

 

(中山祐介)

秋華賞2017・レース回顧

牝馬三冠の最終戦!淀の大舞台、最後の栄冠は誰の手に?

 

桜花賞・オークスに続く、3歳牝馬三冠最終戦、秋華賞。

オークス馬・ソウルスターリングが不在ながらも、ここを目標にしてきた力のある乙女たちが揃いました。

中でも注目を集めるのが、横山典弘騎手とコンビを組むアエロリットです。

牡・牝混合3歳G1であるNHKマイルCを見事制し、前走のクイーンSも古馬勢を相手に完勝。その能力は底知れぬものがあります。

また、春には皐月賞で牡馬を相手に7着だったファンディーナも人気の1頭。

500キロを超える馬体は迫力満点。力強い走りでライバルたちを蹴散らすことが出来るでしょうか。

他にも、紫苑Sを勝利したディアドラ、末脚光る堅実派リスグラシュー、オークス2着馬のモズカッチャンなどが顔を揃え、どの馬が勝ってもおかしくない混戦模様。

春のクラシックの頃より、一回りも二回りも成長した彼女たちの激闘の結末は、果たして?

 

 

アウト・イン・アウト、巧みなコース取りでディアドラが駆け上がる!

 

少しばらつくスタートとなり、まず飛び出したのはカワキタエンカ

桜花賞の時と同じく逃げ戦法をとり、ハナを切ります。

続いて外にファンディーナ、その内にアエロリットが控えます。

モズカッチャンは中団の前め。リスグラシューは中団の後ろで、ディアドラは後方4番手を追走。

全体的に縦長の展開となります。

3コーナーで馬群がぐっと詰まると、一団は4コーナーから最後の直線へ。

残り200mで前を行くカワキタエンカモズカッチャンが交わし、先頭へ躍り出ます。

その外から襲いかかるのが、リスグラシュー

しかし、更に後ろからやってきたディアドラの脚色は抜群で、あっさりリスグラシューとモズカッチャンを交わすと、1馬身1/4差をつけ1着でゴール。

2着は接戦でしたが、リスグラシューがモズカッチャンをハナ差捕らえていました。

 

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全着順 

秋華賞(G1)3歳オープン・牝馬(芝2000m)

着順
馬名
性別・馬齢
騎手
着差・タイム
1
ディアドラ
牝3
ルメール
 2:00.2
2
リスグラシュー
牝3
武豊
1.1/4
3
モズカッチャン
牝3
Mデムーロ
ハナ
4
○外ラビットラン
牝3
和田
3
5
カワキタエンカ
牝3
北村友
クビ
6
ブラックオニキス
牝3
大野
3
7
アエロリット
牝3
横山典
クビ
8
ミリッサ
牝3
福永
1.1/4
9
ポールヴァンドル
牝3
三浦
1.1/4
10
リカビトス
牝3
浜中
クビ
11
ヴゼットジョリー
牝3
菱田
1
12
ブラックスビーチ
牝3
川田
1.3/4
13
ファンディーナ
牝3
岩田
1/2
14
レーヌミノル
牝3
池添
1.3/4
15
ハローユニコーン
牝3
田辺
クビ
16
メイショウオワラ
牝3
若松
1/2
17
ダガノヴェローナ
牝3
3.1/2
18
カリビアンゴールド
牝3
田中勝
クビ

 

 

1~3着馬コメント

1着・3番人気 ディアドラ

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レース序盤は後方外めを追走し、3コーナーを回りながら内へ入ります。

そのままインコースを進むのかと思いきや、直線に入るとすかさず再び外へ。

ルメール騎手のこの巧みなコース取り、好騎乗が光る結果となりました。

ディアドラは父ハービンジャー、母ライツェント、母父スペシャルウィークといった血統。

母母はソニンク。活躍馬を多く出している牝系で、いとこにはロジユニヴァースの名も。

ハービンジャーは、この秋華賞で産駒のG1初制覇となりました。

 

2着・4番人気 リスグラシュー

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最終コーナーでは大外からスムーズに進出。

直線も勢い良く伸びたのですが、1着ディアドラの脚色の方が勝っており、2着となりました。

阪神JF、桜花賞に続いての2着は鞍上の武豊騎手もさぞ悔しかったことでしょう。

能力があることは確かで、G1制覇まで本当にあと一歩といったところまできています。

小柄で可愛らしい馬でファンも多く、これからの活躍が楽しみな1頭です。

 

3着・5番人気 モズカッチャン

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直線で先頭に立ち、そのまま押し切れるかとも思いましたが、上位2頭の末脚はさすがでした。

レース序盤で落鉄というアクシデントがありながらも、3着を確保しました。

オークス2着馬の威厳はなんとか保てたのではないでしょうか。

勝ち馬のディアドラと同じく、モズカッチャンハービンジャー産駒。

父譲りの力のいる馬場への適性も、3着確保の後押しとなったのかもしれません。

 

 

総評

 

史上初の重馬場での開催となった今年の秋華賞。

見事ヒロインの座を勝ち取ったのは紫苑Sの勝ち馬・ディアドラでした。

ルメール騎手の抜群のコース取りと、ディアドラの持つ瞬発力が発揮された、まさに人馬一体で掴んだ勝利でした。

1番人気のアエロリットは直線伸びを欠き7着と、NHKマイルCとの変則二冠ならず。

2番人気ファンディーナは13着。果敢な先行策をとるも、最後は馬群に沈みました。

注目したいのは逃げ戦法をとり、5着に残ったカワキタエンカです。

今回は最後まで逃げ切れませんでしたが、上位に着を残すその能力はかなりのもの。

次走以降も注目していきたい1頭です。

 

3歳乙女たち、混戦模様の三冠最終戦は、こうして幕を閉じました。

しかし、彼女たちの戦いはまだまだ続いていきます。

今後、古馬相手にどこまで走ることが出来るのかも楽しみです。

これからもわたしたちをその華麗なる鮮やかな走りで魅了して欲しいですね!

 

 

(笠原小百合)

(写真:かぼす)

ナナマイノナマハムの死ー競走馬に起こりうる悲劇を見つめてー

命を懸け、走る。

競走馬として生まれた彼らは、幸せだったのか?

 

2017年10月14日。

秋華賞前日の土曜日、京都競馬場。

1頭の競走馬がデビューを迎えたとともに、その短い生涯を終えました。

 

彼の名は、ナナマイノナマハム

7枚の生ハム」という馬名の由来を持つ2歳牡馬です。

 

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昨今、競走馬に一風変わった名前をつける馬主さんも少なくありません。

ちょっとくらい変な名前には競馬ファンも慣れっこになっています。

しかし、ナナマイノナマハムという名前はあまりに衝撃的だったようで、レース前からSNSでは話題となっていました。

 

レース当日、ウマフリのTwitterアカウントでも、このようなツイートをしていました。

 

 

 

そんなナナマイノナマハムがどんな走りを見せてくれるのか?

わくわくと期待に胸躍らせ、デビュー戦を楽しみに待っていました。

 

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珍名馬はファンが多い傾向にあるので、

ナナマイノナマハムも今後人気になっていくのでは?

でもまずは、無事にデビュー戦を走り終えて欲しい……

そう考える人も多かったはずです。

 

 

そんな思いの中。

 

京都4R、2歳新馬戦のゲートは開き、スタートが切られました。

 

ダート1800m戦ということもあり、前へ行きたがる馬が多く、出来上がった巨大な先行集団。

その集団の後方あたりに位置どりしたナナマイノナマハム。

勢い良く、前を追走していくその姿は凛々しく、頼もしくも思えるほどでした。

そしてそろそろ勝負所、ナナマイノナマハムも駆け上がっていくと思われた、第3コーナー。

そこで、悲劇は起こりました。

 

突然、ナナマイノナマハムが転倒。

勢いのついたまま転んだため前のめりになり、一回転してしまったのです。

 

ナナマイノナマハムは右第3中手骨粉砕骨折のため、予後不良。

※予後不良:回復が極めて困難で、薬物を用いた殺処分の処置が適当であると診断された状態を言います。つまるところ、安楽死処分ということです。

 

こうして、デビュー戦をゴールすることなく、ナナマイノナマハムは天国へと旅立っていきました。

 

こうしたレース中の事故による予後不良は、今でこそ少なくなってきていますが、完全になくせるものではありません。

何が起こるかわからないのが競馬。

それは、常に「危険と隣合わせ」とも言い換えることが出来ます。

どの馬にも、ナナマイノナマハムのような出来事が降りかかる可能性があるのです。

 

レース中だけではなく、調教中などに死亡する例もあります。

また、レースで結果を残せなかった馬は引退後、食肉として加工されることもあります。

全部が全部そうではありませんが、悲しいことですがこれが日本競馬界の現状なのです。

 

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競走馬は命を懸けて、走り続けます。

馬は経済動物とも言われますが、それはすなわち人とともに生きる動物ということ。

馬は、人間のパートナーです。

よく、競走馬は幸せなのかといった議論を目にしますが、幸せでも不幸せでも、自分が競走馬であることを受け入れるしか生きる道はありません。

 

それならば、出来ることならば、少しでも幸せであって欲しい。

そう願う人は少なくないはずです。

現在では、引退馬支援の取り組みも多く見受けられるようになりました。

 

uma-furi.jimdo.com

 

少しずつですが確実に、競走馬を取り巻く環境が変わりはじめているのを感じます。

そうした支援などに参加するのは難しいけれど、でも競走馬のためには何かしたい。

そう思っている人は多いのではないでしょうか。

 

わたしたちに、何が出来るのか。

それはきっとシンプルなことで、目の前にいる1頭1頭を全力で応援することだとわたしは思います。

 

命を懸けて走る馬を、魂の底から応援する。

 

そんなわたしたち一人ひとりの姿勢こそが、不幸な競走馬をなくしていく第一歩なのではないでしょうか。

 

そして、ナナマイノナマハムのような悲しい出来事が起こってしまっても、忘れないで記憶に刻んでいくこと。

ひとつひとつの悲しむ心は、何かを変える大きなパワーに変換することが出来ると、わたしは信じています。

 

この記事がナナマイノナマハムを忘れないための墓標となり、これからを生きる競走馬たちを幸せにする道標となることを願います。

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(笠原小百合)

(写真・こーやさん)

【日曜の注目】牝馬三冠、最後の戦いは秋華賞!栄冠は誰の手に?など注目馬情報をお届け!

 

10月15日(日)

新潟12R 寺泊特別 3歳以上500万円以下(芝1600m)

 

昨シーズンのウマフリPOG部指名馬であるトゥザクラウンが出走します。

 

前走、鮮やかな末脚をみせて見事勝ち上がりを決めたトゥザクラウン

今回はサトノキングダムという強力なライバルもおりますが、その能力を発揮できるようなレースぶりを期待します!

 

 

東京3R メイクデビュー東京 2歳新馬(芝1600m)

 

ここでの注目馬はレーヴドリーブ

 

レーヴドリーブは父が新種牡馬オルフェーヴル、母レーヴドスカーといった血統。

きょうだいには、レーヴミストラル(青葉賞、日経新春杯)、レーヴディソール(阪神JF)、アプレザンレーヴ(青葉賞)などがいます。

きょうだい馬はすべて勝ち上がっているという「走る血統」です。

デビュー初戦となる今回はかなりの好メンバーが揃いました。

 

リルダヴァルヴォルシェーブを半兄とするオルフェーヴル産駒ウェストレー

半兄に昨年のプリンシパルS勝ち馬アジュールローズのいるライレローズ

祖母にノースフライトを持つオハナ

 

初陣を勝利で飾ることが出来るのは、一体どの馬なのでしょうか?

注目の一戦です。

 

 

東京9R 東京ハイジャンプ(J・G2)障害3歳以上オープン(芝3110m)

 

注目するのは、ウマフリ記事でも度々取り上げているオジュウチョウサンです!

 

オジュウチョウサンは現在障害重賞6連勝中。

前走の中山グランドジャンプ制覇後に右第1指骨剥離骨折が判明して、長期休養していました。

今回が復帰初戦となります。

暮れの中山大障害へ向けて、好発進となることを期待します!

 

オジュウチョウサン、障害レースの記事は以下からご覧いただけます。

この機会に、障害レースにも目を向けてみてはいかがでしょうか?

 

uma-furi.jimdo.com

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京都11R 秋華賞(G1)3歳オープン・牝馬(芝2000m)

 

いよいよ牝馬三冠、最後の一冠である秋華賞が開催されます。

 

NHKマイルの勝者、2連勝中の勢いで淀の大舞台に挑む アエロリット

前走ローズSの末脚は圧巻、一気に主役候補に躍り出た ラビットラン

中1週で挑んだオークスでは4着のタフガール ディアドラ

前走ローズS3着も本番へ向け視界良好 リスグラシュー

牡馬相手に戦ってきた、体も器も大型馬 ファンディーナ

オークス2着馬、前走7着からの巻き返しなるか モズカッチャン

いつも以上の逃げ粘りで見せ場を作れるか カワキタエンカ

距離を克服し復活を狙う桜花賞馬 レーヌミノル

 

など、好メンバーが揃いました!

オークス馬ソウルスターリング不在の今回、栄冠を手にするのは一体どの馬なのでしょうか?

わくわくする気持ちを胸に、スタートのその時を待ちたいと思います。

 

 

(笠原小百合)

【土曜の注目】ヴィブロス、クイーンズリング、アドマイヤリード……役者は揃った!アイルランドトロフィー府中牝馬S、良血馬はやっぱり強い?新馬戦情報、ウマフリ的注目馬も続々登場!

今週から秋の新潟開催がスタート。

夏とはまた違った趣の新潟競馬を楽しみたいですね。

3場開催となり少し忙しくなりますが、今週も競馬を楽しみましょう!

 

 

10月13日(土)

新潟2R 2歳未勝利(ダート1800m)

 

ミルファームの記事で取り上げたオルレアンノムスコが出走します!

 

前走は不良馬場の上に出遅れもあり、8着。

今回も馬場状態は心配ですが、相手関係を見てみると、ここなら勝負になるのではないでしょうか。

デビュー5戦目となる今回も杉原誠人騎手とのコンビで、勝ち上がりを目指します。

 

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京都9R 紫菊賞 2歳500万円以下(芝2000m)

 

新種牡馬の記事で取り上げたシースプラッシュが出走します!

 

シースプラッシュは父エイシンフラッシュ、母シーディザーブス、母父サンデーサイレンスといった血統です。

 

今回も少頭数レースの6頭立て。

顔ぶれを見ると、父ロードカナロアトゥザヴィクトリーの良血・トゥザフロンティアをはじめ、かなりの好メンバーです。

しかし、シースプラッシュはそんなライバル達にも負けない能力を持っているはず。

ここを勝って、その力を確かな実績として証明したいですね!

 

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東京4R メイクデビュー東京 2歳新馬(ダート1400m)

 

土曜東京最初の新馬戦はダート1400m。

ここでの注目馬はダークリパルサーです。

 

ダークリパルサーは、父ハードスパン、母エミネントシチー、母父ブライアンズタイムといった血統。

ゴールドアリュール産駒の半兄エスポワールシチーは2009年のジャパンカップダートなどG1を9勝しています。

兄はデビュー7戦目まで芝コースを走っていましたが、ダークリパルサーはデビュー戦からダート戦を使います。

 

父であるハードスパンの日本での供用は2014年の1年間だけ。

それ以前の産駒に全日本2歳優駿を優勝したサマリーズがおり、日本での産駒の活躍はダート短距離戦線が多い印象です。

しかし、海外では芝で結果を出している産駒も多く、ダート短距離と決めつけてしまうのは早計かもしれません。

それでもデビュー戦からダートを使うというのは、やはり半兄エスポワールシチーの影響が大きいでしょう。

兄と同じように、ダート界を牽引するような馬となれるのか、注目のデビュー戦です。

 

 

東京5R メイクデビュー東京 2歳新馬(芝1600m)

 

ディープインパクト産駒のマウレアを注目馬として取り上げます。

 

マウレアは父ディープインパクト、母バイザキャット、母父Storm Catといった血統。

全姉に2013年の桜花賞馬であるアユサンがいます。

 

姉と同じ美浦・手塚厩舎所属のマウレア

馬名意味はハワイ語で「永遠の喜び」です。

勝利の喜びを後世に伝えていく、そんな活躍を願います。

 

 

東京7R 3歳以上500万円以下(芝2000m)

 

昨シーズンのウマフリPOG部指名馬であるモクレレが出走します!

 

モクレレは父ディープインパクト、母アパパネといった血統。

両親が三冠馬、牝馬三冠馬といった超良血です。

 

デビュー4戦目の前走で無事勝ち上がりを決め、挑む今回の500万下。

なかなか手強いメンバーが揃いました。

前々走3着、前走1着と相性の良い内田博幸騎手とのコンビに期待したいです。

 

 

東京11R アイルランドトロフィー府中牝馬ステークス(G2)3歳以上オープン(芝1800m)

 

今年はアイルランドと日本の外交関係樹立60周年とのことで、「アイルランドトロフィー府中牝馬ステークス」として開催されることとなりました。

 

秋華賞、ドバイターフ優勝の実力馬 ヴィブロス

東京芝コースはお任せあれ!デンコウアンジュ

昨年の覇者は良馬場を願う クイーンズリング

G1馬は伊達じゃない!本格化した アドマイヤリード

勢いに乗った夏の上がり馬 クロコスミア

9戦連続馬券圏内の堅実派 ワンブレスアウェイ

 

など、実力を備えた馬たちが揃いました!

エリザベス女王杯への優先出走権を巡る、牝馬たちの華麗なる走りに注目です。

 

 

(笠原小百合)

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