【今週の重賞展望】夏競馬がスタート!夏の短距離王はどの馬に?サマースプリントシリーズ第1戦・函館スプリントステークス&ダート界の名馬輩出の出世レース・ユニコーンステークス

 

函館競馬11R 第25回 函館スプリントステークス(GⅢ)別定戦(芝1200m)16頭立て発走15:25

レースの歴史

1994年に3歳以上の混合・別定の重賞競走「札幌スプリントステークス」として創設され、第1回から第3回まで札幌競馬場の芝1200mで行われました。

 

1997年から札幌競馬と函館競馬の開催順序が入れ替えられたため、舞台を函館競馬場の芝1200mに移し、レース名を「函館スプリントステークス」に改称。2006年から、夏季競馬をさらに盛り上げるため設けられた「サマースプリントシリーズ」の第1戦に指定されました。

 

現在の6月中旬での開催になったのは2012年からです

 

サマースプリントシリーズって何?

夏競馬を盛り上げるために2006年から、1000mまたは1200mで行われる芝の重賞競走に出走した競走馬の成績をポイント化。最終的にポイントを多く獲得した総合優勝馬の関係者には4000万円が交付されます。

 

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今年の注目馬

■ワンスインナムーン(牝5 美浦・斎藤誠厩舎 54㎏ 石橋騎手騎乗)

 

昨年のスプリンターズステークス3着馬のワンスインナムーン。その後は香港スプリント(12着)、京都牝馬ステークス(5着)に出走し、高松宮記念に出走すると思いきや出馬登録すらありませんでした。

 

4か月ぶりのレースとなりますが、十分な調教は積んでいるはずです。ただ、馬体重の大幅な増加には要注意です。

 

あとは初めての函館コースの適性も問われそうです。函館競馬場は他の競馬場と違い、洋芝100%のコースの競馬場です。少しの雨でも馬場が荒れやすくなるので、馬場状態にも目を配る必要があります。

 

■ナックビーナス(牝5 美浦・杉浦厩舎 54㎏ 三浦騎手騎乗)

 

高松宮記念3着のナックビーナスは2か月半ぶりの出走となります。

 

この馬は函館競馬場と同じ洋芝100%のコースである札幌競馬場のキーンランドカップで3着と5着の実績があり、洋芝の適性は高い馬だと思います。

 

調教過程がうまくいけば悲願の初重賞も見えてくると思います。

 

■エポワス(セン10 美浦・藤沢和厩舎 57㎏ 蛯名騎手騎乗)

 

洋芝コースの適性を考えると、エポワスの存在も侮れません。

 

これまで勝った7勝のうち3勝が札幌、函館の洋芝コース、2着も4回ありメンバー中の洋芝巧者と言ってもおかしくないはずです。

 

勝つときは勝つ一方、不可解な惨敗もあるので信頼度には欠けますが、3月のオーシャンステークス以来休養し北海道シリーズ一本に絞り、サマースプリント王者を狙っていると思います。

 

その他では昨年の高松宮記念を制したセイウンコウセイ(牡5 美浦・上原厩舎 57㎏ 池添騎手騎乗)、昨年の覇者ジューヌエコール(牝4 栗東・安田隆厩舎 54㎏ 北村友騎手騎乗)、2着のキングハート(牡5 美浦・星野厩舎 56㎏ 北村宏騎手騎乗)、阪急杯でモズアスコットを破ったダイアナヘイロー(牝5 栗東・大根田厩舎 55㎏ 武豊騎手騎乗)などが出走します。

 

 

東京競馬11R 第23回 ユニコーンステークス(G3 ダート1600m 別定戦 16頭立て) 発走15:45

レースの歴史

1996年に新設された3歳のダート重賞競走。第1回は、秋の中山競馬場・ダート1800mを舞台に行われ、その後は東京競馬場・ダート1600m、再び中山競馬場・ダート1800mへ変更され、2001年から開催時期を6月に繰り上げたうえ、別定重量に変更して東京競馬場・ダート1600mを舞台に行われるようになりました。

 

過去の勝ち馬からはタイキシャトル(1997年)、アグネスデジタル(2000年)といった海外G1レースを制した馬、最近ではノンコノユメ(2015年)、ゴールドドリーム(2016年)など多くの活躍馬を輩出しているレースです。

 

今年の注目馬

 7月11日に大井競馬場で行われるジャパンダートダービーに向けて楽しみなメンバーが揃いました。一方で、出走すれば人気になっていたレピアーウィット、UAEダービーに出走したルッジェーロなど6頭が抽選で出走を逃しました。

 

■ルヴァンスレーヴ(牡3 美浦・萩原厩舎 56㎏ デムーロ騎手騎乗)

 

無傷の3連勝で2歳ダート王を決める全日本2歳優駿を制したルヴァンスレーヴが出走します。

 

前走の伏竜ステークス(4月1日 中山ダート1800m)ではライバルのドンフォルティス(全日本2歳優駿2着馬)に敗れました。ただ、馬体重が全日本2歳優駿より10㎏重かったあたりを見ても分かる通り、道中の反応も鈍かった面がありました。

 

ドンフォルティスは既にジャパンダートダービーへの出走を表明。ルヴァンスレーヴもここでは負けられないところです。

 

■グレートタイム(牡3 栗東・藤原英厩舎 56㎏ ルメール騎手騎乗)

 

抽選で出走権を確保したグレートタイムは2016年のセレクトセール0歳馬部門において1億5120万円で落札された馬です。

 

1億5120万円の高値で落札された理由は血統面の良さです。母のミラクルレジェンドはダートの交流重賞を8勝しました。また、叔父にあたるローマンレジェンドも東京大賞典(G1)をはじめ、ダート重賞で4勝を挙げた馬です。さらに祖母のパーソナルレジェンドは米国G1レースのパーソナルエンスンステークス2着の実績を持つ馬です。

 

母方にこれだけの活躍馬を出し、父がダートでも活躍馬を出したキングカメハメハ。2勝馬ですが、侮れません。

 

■グリム(牡3 栗東・野中厩舎 56㎏ 川田騎手騎乗)

 

今回と同じ東京ダート1600mの青竜ステークスを制したグリムも有力視されています。

 

青竜ステークスはかなりメンバーが揃ったレースでした。2月のヒヤシンスステークスを制したスマハマとの叩き合いを制しました。また、3着に入ったオメガパフュームは先週の阪神1000万下の加古川特別(ダート1800m)で年上の馬を相手に勝ちました。

 

血統面では4代母のバーブスボールドの娘ページプルーフからは日本調教馬で初の欧州G1レースを制したシーキングザパールがいます。さらにシーキングザパールからはフェブラリーステークス2着のシーキングザゴールドとダートで活躍する馬を出しています。また、父のゼンノロブロイはダートで成績を残している種牡馬です。

 

時計面では他馬に少々劣りますが、これまで戦ってきた馬、血統面、さらに野中厩舎はカゼノコなど3歳のダート戦で活躍馬を出している傾向がある面から行きますと、勝ってもおかしくない馬です。

 

 

その他では、凰雛ステークス(5月20日京都ダート1800m)でグレートタイムを破ったハーベストムーン(牡3 栗東・浅見厩舎 56㎏ 戸崎騎手騎乗)、凰雛ステークスと伏竜ステークス3着馬コマビショウ(牡3 栗東・南井厩舎 56㎏ 武士沢騎手騎乗)、端午ステークス(4月29日京都ダート1400m)を勝ったバイラ(牡3 栗東・川村厩舎 56㎏ 和田騎手騎乗)などが出走します。

 

また、ミックベンハー(牡3 美浦・畠山吉厩舎 56㎏)には藤田菜七子騎手が騎乗します。藤田騎手は今年1月のフェアリーステークスでのジョブックコメン(9着)以来の重賞競走騎乗となります。

 

 

(おかのひろのぶ)

【函館競馬イベント情報】あの名馬に会える!メジロドーベルなどが函館競馬場に来場。田中圭さん、平野ノラさん、平岡祐太さんなどゲストも多数来場

函館競馬が開幕すると、いよいよ夏競馬本番を迎えます。

改装されたスタンドから海が見える絶好のロケーションで競馬を楽しみませんか?

 

まずは、常時開催分のイベント情報をお届けいたします。 

 

 

函館にてキタサンブラックの功績を振り返る展覧会

 

歌手の北島三郎さんは函館市近郊の知内町出身です。そのため、函館市には「北島三郎記念館」なる展示館があります。

そこで、函館競馬期間中は「特別展示 ありがとうキタサンブラック ~出会いそして七冠までの軌跡~」と題した展覧会が1階エントランスと3階の特設会場で行われます。

 

1階には実物大馬像が登場。3階の会場では7つのG1レースのレイ、天皇賞制覇した時の天皇盾、JRA年度代表馬受賞した際のブロンズ像や写真パネルで功績を振り返ります。

 

滅多に見られないものばかりですので、函館競馬場へお越しの際はぜひご覧ください。

 

 

函館記念3連覇達成エリモハリアーとのお別れ写真会

 

現役時代には函館記念3連覇などの記録を達成し、函館競馬場で誘導馬として活躍したエリモハリアー

そのエリモハリアーが今年でもって誘導馬を引退し、函館競馬場を離れることとなりました。

エリモハリアーにとって最後の函館で多くのファンに彼の功績を残すため、エリモハリアーとの写真撮影会が実施される事となりました。

なお、カメラの用意はありませんので、ご自身で持参してください。

 

また、7月14日と15日にはふれあいパドック付近にて、エリモハリアーが函館記念3連覇を達成した際のレイなどを展示する企画もあります。

 

 日程:6月16,17,23,24日 7月7,8,14,15,21日(7月1,2、22日は実施されません)

 時間:13:30~

 場所:ふれあいパドック

 応募:開門~12:00の間、イベント運営本部

 定員:20名様(13:00にイベント運営本部にて当選者発表)

 集合:13:25 ふれあいパドック

 

 

ミシュランガイドに登場した店や市内の有名店が集結。「馬船 produced by 函館黒船」が今年も開催。

 

昨年好評だった「函館黒船」とのコラボが今年も実現します。

 

函館黒船」とは若手経営者を中心に、次世代の若者が函館市を活性化させるための組織として、2009年に立ち上げた「函館黒船地域化協議会」が前身です。

2009年から毎年開催されている「HAKODATE 黒船」には人気モデルやアーティストなどが参加する音楽とファッションと食のコラボフェスティバルです。

今年は函館競馬最終週の7月21日と22日に行われます。

 

「函館黒船」で出店している店が函館競馬の開催中に「風の広場」に集結します。北海道のグルメが満喫できるイベントです。

 

さらに、「HAKODATE 黒船 2018」が開催される7月21日と22日には、「HAKODATE 黒船 2018」の会場との無料シャトルバスが運行されます(11:00から15:00までの間に約30分間隔)。

 

 

函館競馬場のUMAJO SPOTは週替わりでパンが登場

 

函館競馬場のUMAJO SPOTはスタンド2階立見席(5番柱付近)にあります。

 

函館競馬場のUMAJO SPOTの注目ポイントは、市内のパン屋が週替わりでオリジナルの「UMAJOパン」(200円)を販売すること。

函館は美味しいパン屋が多く立ち並ぶところです。

 

出店する店舗は以下の店舗です。

 

 6月16日・17日   キングベーグ(昭和4年創業の老舗ベーカリー)

 6月23日・24日  まるたま小屋(函館の観光名所・聖ヨハネ教会並びにあるロシア風カフェ)

 6月30日・7月1日 パン・エスポワール(函館市内に4店舗展開しているパン屋)

 7月7日・8日     ベーカリー ル・レーブ(五稜郭公園近くの白鳥町にある地域密着型パン屋)

 7月14日・15日   手作りのパンの家 こすもす(販売以外にもパン作り教室を開くなど手作りの店)

 7月21日・22日   ちいさなしあわせパン☆(五稜郭公園近くにある店主が1人で作っているパン屋)

 

もちろん、スイーツもあります。最終日まで販売しているのが、マリオンクレープ・函館赤レンガ倉庫店の「UMAJO クレープ」(450円)と函館風月堂のうまミス(300円)の2品です。

 

期間限定発売ですが、スイーツマニアックの「UMAJO カップケーキ」(500円)は6月16日から7月1日まで。

パティスリーイグレックの「うまチーズ 大福」(400円)は7月7日から7月22日まで販売します。

 

その他にも日曜日にはおうまのワークショップとして様々なイベントがあります。

 

ワークショップの内容等につきましては函館競馬のUMAJO SPOTのサイトをご覧ください。

umajo.jra.jp

 

 

土曜日の最終レース終了後に騎手と一緒に写真が撮れるイベントも開催

 

函館競馬場に参戦している騎手との写真撮影会が毎週土曜日の最終レース終了後に行われます。

なお、カメラの用意はありませんので、ご自身で持参してください。

また、参加する騎手の変更もありますので、ご了承ください。

 

 日程:6月16,23,30日 7月7,14,21日

 時間:16:20頃

 場所:ウィナーズサークル

 応募:開門~13:00の間、イベント運営本部

 定員:10名様(15:00にイベント運営本部にて当選者発表)

 集合:16:10頃にウィナーズサークルにて

 

ここまでは常時開催しているイベントをお届けいたしました。

 

ここからは、開催日ごとのイベント情報をお届けいたします。

 

 

函館スプリントステークスのオリジナルゼッケンを販売(6月16,17日)

 

函館スプリントステークスが行われる6月16日と17日にはオリジナルゼッケンが販売されます。場所はふれあいパドック付近です。

 

番号は1番から16番まで。カタカナで9文字以内(実在する馬は不可)。オリジナルゼッケンは3000円、ミニゼッケンは1500円で製作いたします。

 

なお、11:00までにご購入いただいたお客様、またはオリジナルゼッケンを購入した方は先着30名様、ミニゼッケンを購入した方は先着50名様には当日の15:30から16:00までの間にお渡しとなります。

それ以外の方は、後日郵送(一律1200円による元払い)によるお渡しです。

 

 

一発ギャグで函館オープニングを飾る?「流れ星」トークショー(6月16日)

 

一発ギャグで人気のお笑いコンビ「流れ星」がトークショーと函館競馬メインレースのプレゼンターを務めます。

トークショーは11:30頃と16:35頃の2回をスタンド前特設ステージで、プレゼンターは15:30頃にウィナーズサークルにて行われます。

 

 

函館スプリントステークス当日は入場料無料。話題のドラマに主演の田中圭さん登場(6月17日)

 

函館スプリントステークス当日の6月17日は入場料無料のフリーパスデーです。

 

さらに、話題のドラマ「おっさんずラブ」で主役の春田創一を演じた俳優の田中圭さんがトークショーと函館スプリントステークスのプレゼンターを務めます。

 

トークショーは11:30頃と16:35頃の2回をスタンド前特設ステージで、プレゼンターは15:30頃にウィナーズサークルにて行われます。

 

 

世界的マジシャンのメイガスさんのマジックショーも函館スプリントステークス当日に凱旋イリュージョンを披露

 

マジック界のアカデミー賞「マーリン・アワード2018」を受賞したメイガスさんが函館スプリントステークス当日に、故郷函館において凱旋イリュージョンを披露します。

 

こちらは風の広場特設ステージにて16:00開場、16:35頃に開始します。

注意点は同時間帯に田中圭さんの2回目のトークショーが重なります。

両方見たい方は田中圭さんのトークショーを11:30頃の回で見て、16:35からのイリュージョンをお楽しみください。

 

 

昨年ブレイクの平野ノラさんと先輩にしおかすみこさんが登場(6月23日)

 

バブリーネタで昨年、本人以外にも人気を呼んだ平野ノラさんと、その先輩のにしおかすみこさんが6月23日にトークショーと函館競馬メインレースのプレゼンターを務めます。

トークショーは11:30頃と16:35頃の2回をスタンド前特設ステージで、プレゼンターは15:30頃でウィナーズサークルにて行われます。

 

 

イケメン俳優・平岡祐太さんが宝塚記念当日に登場(6月24日)

 

TBSで放送のサスペンスドラマ「内田康夫サスペンス 新・浅見光彦シリーズ」で4代目浅見光彦(かつては辰巳琢朗さん、沢村一樹さん、速水もこみちさんが演じた)を演じる俳優の平岡祐太さんが、宝塚記念当日の函館競馬場でトークショーと函館競馬メインレースのプレゼンターを務めます。

 

トークショーは11:30頃と16:35頃の2回をスタンド前特設ステージで、プレゼンターは15:25頃でウィナーズサークルにて行われます。

 

 

ダートの鬼ヴァーミリアンとジャパンカップ2着馬ラストインパクトが函館競馬場に登場(6月30日、7月1日)

 

昨年でもって種牡馬を引退したヴァーミリアンと、ジャパンカップでショウナンパンドラと僅差の2着と好走したラストインパクトの2頭が6月30日、7月1日に函館競馬場に来場します。

 

この2頭に餌をあげる体験と写真撮影会が行われます。

 

 時間:11:00~、14:00~

 場所:ふれあいパドック

 応募:開門~各回開始1時間前までにイベント運営本部

 定員:10名様(各回開始30分前にイベント運営本部にて当選者発表)

 集合:各回開始5分前に集合

 

 

7月1日は女性の方は入場料無料&函館競馬場オリジナルトートバックが当たるイベント

 

7月1日は女性の方は入場料100円無料の「女性の方フリーパスデー」です。

 

さらに、当日購入・確定前の300円以上の馬券(複数枚合算可)を1階エントランスへ持参し、抽選会に参加しますと、抽選で200名様に「函館競馬場オリジナルトートバック」が当たります。

 

 

函館記念当日は「岡山の奇跡」こと桜井日奈子さんが登場(7月15日)

 

映画「ママレード・ボーイ」で主役を務めた女優の桜井日奈子さんがトークショーと函館記念のプレゼンターを務めます。

 

トークショーは11:50頃にスタンド前特設ステージで、プレゼンターは15:50頃にウィナーズサークルにて行われます。

 

 

女傑メジロドーベルが函館2歳ステークス当日に登場(7月22日)

 

エリザベス女王杯2連覇などG1レースを5勝した名牝メジロドーベルが7月22日に函館競馬場に来場します。

 

ここで注意しなければならない点がございます。前記のヴァーミリアン等はふれあいパドックで常時展覧されます。

一方、メジロドーベルは常時ふれあいパドックでの展示ではありません。

お披露目として10:30からと13:30からの2回のみです。

 

一方、写真撮影に関しては以下の時間で行われます。

 

 時間:12:25~

 場所:ふれあいパドック

 応募:開門~11:00までにイベント運営本部

 定員:25組様(1組につき最大4名様・12:00にイベント運営本部にて当選者発表)

 集合:12:20

 

なお、カメラはご自身でご用意ください。

 

 

お笑いコンビ「カミナリ」とニルベース斎藤さんがお笑いLIVEとプレゼンターを担当(7月22日)

 

ド突き漫才でお馴染みのお笑いコンビ「カミナリ」と競馬モノマネでお馴染みのニルベース斎藤さんが函館2歳ステークスのトークショーと函館2歳ステークスのプレゼンターを務めます。

 

トークショーは11:30頃と16:35頃の2回をスタンド前特設ステージで、プレゼンターは15:30頃でウィナーズサークルにて行われます。

 

 

最終レース終了後は馬場開放(7月22日)

 

最終レース終了後の16:40頃より芝コースの開放が行われます。

なお、雨天時や馬場悪化に伴い中止になることもありますので、予めご了承ください。

 

 

その他の情報につきましてはこちらをご参照ください。

www.jra.go.jp

 

 

(おかのひろのぶ)

【先週の2歳戦】新種牡馬ジャスタウェイ産駒アウィルアウェイ&シーザリオの仔・サートゥルナーリアが勝利!土日のメイクデビュー4レースの振り返り

 

6月9日(土)

東京5R メイクデビュー東京

スクリーンヒーロー産駒で10番人気のレノーアが、ルーラーシップ産駒で4番人気エフティイーリスにクビ差をつけての勝利を収めました。

 

阪神5R メイクデビュー阪神

ジャスタウェイ産駒の1番人気アウィルアウェイが、マツリダゴッホ産駒の5番人気ヒラソールに2馬身差をつけての勝利を収めました。

勝ったアウィルアウェイは、2018年シーズンからの新種牡馬ジャスタウェイ産駒の記念すべき初勝利を挙げました。

 

6月10日(日)

東京5R メイクデビュー東京

ブラックタイド産駒で1番人気アガラスが、ダンカーク産駒で3番人気シークレットランに2.1/2馬身差をつけての勝利を収めました。

 

阪神5R メイクデビュー阪神

ロードカナロア産駒で1番人気サートゥルナーリアが、ブラックタイドで4番人気ディープダイバーに1.1/4馬身差をつけての勝利を収めました。

勝ったサートゥルナーリアの母は2005年日米オークスを制したシーザリオです。

 

 

(中山祐介)

【重賞回顧】第35回エプソムカップ(GⅢ)

エプソムは雨が似合う。馬場が明暗を分けた第35回エプソムカップ

 

エプソムカップ、春の東京開催も終わりかとつい物思いに耽ってしまうオールドファンは多いだろう。かつては春の東京のフィナーレを飾る重賞だったが、開催日割が変わり、東京は6月一杯まで開催が続く。開催日割も変わったが、クラス再編成の時期も変化していき、かつては東京終了後の福島開催から4歳降級が実施されていた。ここ10年、エプソムカップを4歳馬が7勝と圧倒、降級直前と降級直後で様変わりした。

 

降級直前の4歳馬には降級待ちの馬もいたが、降級直後となれば、本賞金半額後もオープンに残る4歳馬はこの1年でオープン特別勝ち以上の結果を残している馬に限られる。オープン頭打ちは不在となり、これから先を十分展望できる馬が揃う。加えて4歳は賞金半額後なので、賞金加算必至の状況を迎えている。

 

1番人気ダイワキャグニーは3歳秋キャピタルS、今春メイSと東京の芝1600、1800のオープン特別2勝の東京巧者。エプソムカップは絶好条件。

 

2番人気サトノアーサーはクラシック戦線で期待された素質馬だが、きさらぎ賞、毎日杯と2着惜敗。2月洛陽S(京都1600m)を勝ち、賞金加算したが、本賞金1,800万円。

 

3番人気の5歳サーブルオールは年明け2戦2勝でオープンへ昇級。東京コースは1000万下で2勝を挙げる得意舞台。

 

4番人気は同じく5歳のハクサンルドルフ、ここ2戦出遅れや不利がありながらオープンで上がり最速の末脚。充実期を迎えている。

 

以下、6歳グリュイエール、2年振りに出走する5歳スマートオーディン、7歳アデイインザライフなど東京の重賞らしく末脚自慢が出揃った。

 

 

12年ぶりに天候発表は雨

 

エプソムカップと聞いて、道悪を浮かべるオールドファンも多い。入梅直後のこの時期は当然ながら雨が多く、エプソムカップも天候発表・雨や良馬場以外での施行が多かった。アメリカンボスが1番人気でこのレースを連覇した00年は雨の不良、03、04年マイネルアムンゼンの連覇はいずれも馬場はやや重、後藤浩輝が7番人気の伏兵トップガンジョーで勝った06年は雨の重馬場。翌年のエイシンデピュティが曇りのやや重、以来、不思議なことにエプソムカップは雨に見舞われず、良馬場続きだった。

 

18年第35回エプソムカップは12年ぶりに天候雨、重馬場で施行された。

 

雨の中、2角に置かれたスターティングゲートから飛び出す16頭。アデイインザライフが出遅れ、マカヒキが勝った日本ダービー以来、ターフを走るスマートオーディンがハナを奪い、レースを主導する。インからマイネルフロストが番手にいき、外からシャイニープリンス、中からベルキャニオン、内からブラックスピネルが先行集団を形成。中団にマイネルミラノサトノアーサーダイワキャグニーグリュイエールと人気勢が固まり、後方にバーディーイーグルサーブルオールエアアンセムゴールドサーベラスハクサンルドルフアデイインザライフと続く。

 

武豊騎手が久々の競馬なので気分を損ねないように走らせたスマートオーディンが刻んだペースは前半1,000m59秒6と雨、重馬場を考えればやや強気な流れ。残り1,000mで一度12秒を刻んでペースは緩んだが、そこから11秒9-11秒9と加速、4角でかなり外を回ったスマートオーディンに後続が殺到し、ガラ空きのインにマイネルフロストマイネルミラノが飛びこむ。距離を損しても馬場がいい外を回るか、馬場の悪い部分を承知で最短距離を狙う馬、道悪競馬は騎手それぞれの戦略に違いがあって趣き深い。ダイワキャグニーは馬群から抜けられず、手応えはあったが、進路を失ってインに入ったサーブルオールは荒れたインでもがき、外からグリュイエールサトノアーサーが抜け出す。力の要る馬場、道中の厳しい流れに最後の1ハロンは12秒5と失速。ゴール前はバテ合いの形相へ。それを一歩先に抜け出したアドバンテージを活かしたサトノアーサーがしのぎきり、待機策から直線大外に出して末脚に賭けたハクサンルドルフグリュイエールを交わして2着、グリュイエールが3着に粘り込んだ。勝ち時計1分47秒4(重)。

 

全着順

第35回エプソムカップ(GⅢ)3歳以上オープン(東京・芝1800m)

着順
馬名
性別・馬齢
騎手
着差・タイム
1
サトノアーサー
牡4
戸崎圭太
 1:47.4
2
ハクサンルドルフ
牡5
川田将雅
1/2
3
グリュイエール
牡6
福永祐一
3/4
4
サーブルオール
牡5
C.ルメール
1/2
5
エアアンセム
牡7
藤岡佑介
2.1/2
6
ベルキャニオン
牡7
石橋脩
クビ
7
ゴールドサーベラス
牡6
 大野拓弥
クビ
8
バーディーイーグル
牡8
三浦皇成
ハナ
9
マイネルフロスト
牡7
柴田大知
クビ
10
ブラックスピネル
牡5
石川裕紀人
2.1/2
11
マイネルミラノ
牡8
丹内祐次
3
12
スマートオーディン
牡5
武豊
クビ
13
トーセンマタコイヤ
牡7
柴田善臣
1/2
14
ダイワキャグニー
牡4
横山典弘
クビ
15
アデイインザライフ
牡7
北村宏司
5
16
シャイニープリンス
牡8
勝浦正樹
大差

 

 

1~3着馬コメント

1着サトノアーサー(2番人気)

待望の、いや遅すぎたぐらいの重賞タイトル獲得。3歳からクラシック最有力候補と言われながら、ここまで未タイトルだったのは不思議なぐらいだ。降級で本賞金1,800万円、ここで勝てなければ思うようなローテーションを組めなくなる状況だっただけに関係者は安堵しただろう。ディープインパクト産駒らしい切れ味が武器だと思われていたが、今年に入ってあげた2勝はやや重と重馬場、実は力が要る馬場、道悪でこそ力を発揮するタイプ。

 

2着ハクサンルドルフ(4番人気)

じわじわと力をつけ、重賞連対を果たした。昨秋東京の極悪馬場でも準オープンで上がり最速の脚を使って差し切り勝ちをした道悪巧者。オープン昇級後も僅差のレースを続け、力をつけたことを証明。厳しい流れと上がりかかる展開を味方につけたとはいえ、確実に上がり最速が使える安定性は今後も武器になる。

 

3着グリュイエール(5番人気)

4歳春から2年間も屈腱炎のため休養し、休み明けで準オープンを快勝してオープン昇級を果たした不屈の馬。3歳から大事に使われており、まだ14戦目。ようやく自身の力を発揮しはじめたところ。これからも無事に走り、能力を披露してもらいたい。

 

 

総評

 

ここ数年、エプソムカップは4歳が強い。賞金面の事情もあるが、クラシック戦線で期待されながら力を発揮できなかった馬たちが復活する舞台でもある。10年セイウンワンダー、12年トーセンレーヴ、13年クラレント、16年ルージュバック、そして今年のサトノアーサー。実力馬の復活というテーマが隠されており、今年もその通りの結果となった。対照的に同じ4歳ダイワキャグニーは14着大敗。こちらは戦前からいわれていたように道悪によって力を出し切れなかったようだ。

 

春の東京はほぼ雨に降られず開催が続いていた。好天の下でレースが行われるのは歓迎だが、異様に硬い馬場と怖くなるほど連発される速い時計は考えさせられる。決まってGⅠレース後に出走馬の故障の知らせがもたらされ、本当にこれでいいのかと立ち止まりたい気分になる。競馬は単に馬の脚の速さを比べるものではない。もし、単純な速さ比べであれば、馬場状態、コースレイアウト、距離も負担重量も不要な概念である。何より、速さ比べならば十数頭が一緒に競走する必要もない。競馬はそうした安易なものではなく、ただ時計が速くある必要が本当にあるのか。競馬ファンはこの部分も考えてみたい。12年ぶりの雨の重馬場だったエプソムカップを振り返れば、こうした速さだけでは決まらないレースの色合いを感じられるのではなかろうか。

 

 

(勝木淳)

【地方重賞回顧】第64回東京ダービー(大井・SⅠ)

第64回東京ダービー 〜2冠達成か?!それとも夢が叶うのか?!〜

 

レース概要

 

東京ダービーは1955年に「春の鞍」距離は2000mとして創設され、1964年に「東京都ダービー」と名称変更を経て1966年より現在の『東京ダービー』となりました。1967年からは距離が2400mに変更されましたが、1999年には2000mに戻されました。理由としては、南関東クラシックのアメリカンスタイルへの移行による距離見直しの為とのこと。

2011年からはスタリオンシリーズに指定され、優勝馬主には副賞としてハービンジャーの次年度の種付権利が与えられます。

 

過去10年を見ると騎手としては戸崎圭太騎手が連覇を達成。父は様々ですが、母父としてブライアンズタイムが3勝と抜けています。

 

 

レース回顧

 

ダービーと名が付くものはみんなが熱くなる。

サッカー然り、競馬も。

今年は日本ダービーで福永騎手が初勝利を挙げ、東京ダービーでは的場騎手が初勝利なるかと期待が掛かります。もちろんヤマノファイトハッピースプリント以来の2冠達成も期待されます。

 

出走メンバーは、羽田盃覇者のヤマノファイトを筆頭に、2着のリコーワルサー、3着ハセノパイロ、連勝がストップしたものの羽田盃4着のモジアナフレイバー、牝馬戦線からは浦和桜花賞馬のプロミストリープが参戦。東京ダービーの初勝利が待たれている的場騎手はクリスタルシルバーで参戦です。

東京ダービートライアル勝ち馬のキングオブポップは吉原騎手から石崎騎手に乗り替わりとなっています。

 

雨が降り止まない中の大歓声。

次第に馬場は悪くなっていき重発表となりました。

 

スタートは1番ナムラバンザイが好スタート。外枠16番ユニバーサルライトあたりもスタートが良い。人気の一角2番プロミストリープは出遅れ気味にスタート。

1番ナムラバンザイがハナを切り、馬群を引っ張る形で続いて16番ユニバーサルライト、内に12番クリスタルシルバー、15番ワグナーコーヴ、14番ハセノパイロ、13番ドンビーが先頭集団を形成。

2番手集団は6番リコーワルサー、5番1番人気ヤマノファイト、10番マースインディ。4番モジアナフレイバー、8番クロスケ、出遅れた2番プロミストリープは後方待機。

この形ですんなり隊列は決まり、向正面流しへ。 1番ナムラバンザイが依然として先頭で隊列には動きなし。後方では2番プロミストリープが外に出して追い出しにかかり。8番クロスケは内に入れて押し上げる。4番モジアナフレイバーは持ったままで仕掛けどころをはかっている。

3コーナーでも隊列は変わらず徐々に後方集団が詰めて馬群が固まっていくものの1番ナムラバンザイが逃げて引っ張る。

レースが動き出したのは3、4コーナー中間付近。

外から14番ハセノパイロが持ったまま1番ナムラバンザイに並びかけ、内から12番クリスタルシルバーも追い出し並びかける。

14番ハセノパイロの外には内から外に出した6番リコーワルサーも迫る。

1番人気のヤマノファイトは追い出すも反応が悪いなかその外から4番モジアナフレイバーが大外に出していきながら羽田盃で見せた捲りを見せる。

直線に入ると14番ハセノパイロ、12番クリスタルシルバーがレースを引っ張った1番ナムラバンザイに並ぶ!

内1番ナムラバンザイは後退していく。

12番クリスタルシルバー、外に14番ハセノパイロの先頭争いに外から6番リコーワルサーも加わりに行くも詰まらない!

さらにその外からロングスパートを仕掛けていた4番モジアナフレイバーがグングンと後方から先頭争いに加わり、1番内から1番ナムラバンザイを捌いて伸びてきた8番クロスケも伸びてきて4頭の先頭争いへ。

しかし14番ハセノパイロ、12番クリスタルシルバーの激しい追い比べに大外4番モジアナフレイバーが、内の8番クロスケが突っ込んでくる。

が、徐々に差は詰まるものの14番ハセノパイロ、12番クリスタルシルバーの激しい追い比べが続く。

そしてクビの上げ下げからグッと最後抜け出した14番ハセノパイロが先頭でゴールイン!

2着には的場騎手の物凄い気迫の追いを見せた12番クリスタルシルバー、3着には写真判定の結果、内から突っ込んできた8番クロスケ。4着には大外から素晴らしいロングスパートで追い上げたモジアナフレイバー。5着には離されて6番リコーワルサー。 人気の2番プロミストリープは6着。1番人気で2冠のかかった5番ヤマノファイトは7着で決着。

 

 

全着順

第64回東京ダービー(SⅠ)3歳・オープン重賞(大井・ダート2000m)

着順
馬名
性別・馬齢
騎手
着差・タイム
1
ハセノパイロ
牡3
矢野貴之
 2:06.7
2
クリスタルシルバー
牡3
的場文男
クビ
3
クロスケ
牡3
笹川翼
クビ
4
モジアナフレイバー
牡3
繁田健一
ハナ
5
リコーワルサー
牡3
今野忠成
2.1/2
6
プロミストリープ
牝3
御神本訓史
1.1/2
7
ヤマノファイト
牡3
 本橋孝太
ハナ
8
トーセンブル
牡3
本田正重
2
9
キングオブポップ
牡3
石崎駿
6
10
フレアリングダイヤ
牡3
真島大輔
1/2
11
ナムラバンザイ
牡3
張田昴
3.1/2
12
マースインディ
牡3
達城龍次
3/4
13
ユニバーサルライト
牡3
瀧川寿希也
1.1/2
14
ワグナーコーヴ
牡3
赤岡修次
2
15
スプリングマン
牡3
左海誠二
1.1/2
16
ドンビー
牡3
和田譲治
3/4

 

 

1~3着馬コメント 

1着 ハセノパイロ

父 パイロ 母タイキアヴェ二ュー(母父ティンバーカントリー)

パイロの産駒にはJRAで鋭い差し脚を武器に活躍しているクイーンズサターン、北海道スプリントカップ勝ち馬のシゲルカガ、2年前の羽田盃勝ち馬で東京ダービー3着のタービランスがいます。

父父のpulbitからはパイロの他にtapitが種牡馬として活躍しています。またtapitからはフェブラリーS勝ち馬のテスタマッタ、そして2年前のUAEダービーを勝ちアメリカ3冠を全出走しプリークネスSでは5着、ベルモントSでは3着もさることながら話題性たっぷりのラニが出ています。

 

つい父パイロにビッグタイトルをもたらしタービランスの雪辱を晴らしました!

 

前走で復活の兆しを見せていたハセノパイロですが、2番手につけて直線入り、先頭に躍り出てクリスタルシルバーとの激闘の末、競り落としての勝利。距離が伸びて良かったのでしょうか。 今後は南関東の3歳牡馬筆頭として地方競馬界を牽引して中央馬とどういった勝負を繰り広げてくれるのか楽しみです。

 

2着 クリスタルシルバー

父サムライハート 母マルヨシロワイン(母父アジュディケーティング)

父の母は名牝でありオークス馬であり天皇賞秋も制したエアグルーヴ。近親にはエリザベス女王杯勝ち馬で産駒から2冠馬のドゥラメンテを輩出したアドマイヤグルーヴ、クイーンエリザベスC勝ち馬で菊花賞馬キセキ、AJCC勝ち馬のダンビュライト、今年の牝馬クラシック戦線を賑わせているリリーノーブルを輩出しているルーラーシップなどがいます。今やダイナカール一族として定着していますね。

 

2歳時にゴールドジュニアーを勝ち、人気薄ながら雲取賞3着とありますが、不振が続き東京ダービーでは人気薄。が、しかし大舞台に強い血統が目覚めたのか、鞍上的場騎手の気合というか魂が乗り移ったかのような激走! 前走とは打って変わって先頭集団につけた積極的な競馬をし、直線ではハセノパイロとデッドヒートを繰り広げたものの陣営にとって悔しいクビ差及ばすの2着。 的場騎手は2着でしたが、クリスタルシルバー本馬にとっては良い結果だと思います。クリスタルシルバーも距離が伸びて良いのか大舞台に強いのかはまだわかりませんが、前目につけ粘り強い競馬をすればこれくらいはやれる能力のある馬で、先々が楽しみです。

 

3着 クロスケ

父 キャプテントゥーレ 母フェニックスワン (母父ブライアンズタイム)

 

父の母の母は往年の名マイラー、ムーンランドロンシャン賞で武騎手が騎乗し日本人騎手海外G1初優勝を達成したスキーパラダイスです。父の母エアトゥーレは阪神牝馬S勝利、父キャプテントゥーレは皐月賞を勝ち父子2代制覇、川田騎手に初G1勝利をもたらしています。

 

クロスケは脚質的な部分もあるでしょうが善戦マン。今まで掲示板を外していません。

東京ダービーでは母父のブライアンズタイムの大舞台に強い血が目覚めかけたのか、外差しが効いている馬場の中を内に潜って押し上げていき、上手く直線で捌けていればもっと際どい結果になっていたような差し脚を披露。人気にはなっていませんでしたが3歳牡馬では差し脚は一級品。連を外したのは2回だけ。名前も相まってファンも多いと思います。

あとは久々の勝利が欲しいですね。陣営はダービーで美酒をと思っていたことでしょう。ただ、3歳の主役の一角を担える力があることがわかったので今後が楽しみです。

 

他の馬についても少しだけ。

4着のモジアナフレイバーは連勝でクラシックに名乗りを上げだのはやはり伊達ではなかったですね。3ハロン上がり最速を見せ羽田盃以上のロングスパートでした。

5着リコーワルサーも見せ場十分。距離が長かったように思いました。

6着牝馬ながら挑戦してきたプロミストリープは出遅れが全てではなかったでしょうか。なければどうなっていたやら。

7着の1番人気ヤマノファイトは2冠がかかっていましたが良いところがなくこの結果。距離が原因なのか、体調面で本調子ではなかったのか。 復調してもう一度強さを見せてほしいものです。

 

東京ダービーは暑いデッドヒートの末の決着。直線は見応え十分!

的場騎手の魂のこもった追いには、昔の日本ダービーの河内騎手が思い起こされ、どうしても的場騎手から目が離せませんでした。そして10回目のダービー2着。東京ダービーの64回のうち37回騎乗し、何の因果かわかりませんが的場騎手を引退させまいと競馬の神様が言っているよう思えてなりません。 そして矢野騎手にとっては初東京ダービー制覇。佐藤厩舎にとっては2連覇。

やはり色々ドラマがあるのがダービーという名を冠するレースなのだと改めて思いました。

来年も熱いダービーを観たいと思います!

 

ハセノパイロ、関係者の皆様おめでとうございます!矢野騎手東京ダービー初制覇ならびに佐藤厩舎東京ダービー連覇も重ねておめでとうございます!

 

 

(ysk.h08)

【先週の競馬】エプソムカップ、マーメイドステークスなど5レースの振り返り

 

6月9日(土)

阪神10R 三田特別

キングカメハメハ産駒の4番人気グローブシアターが、ステイゴールド産駒で2番人気ブラックプラチナムに1.3/4馬身差をつけての勝利を収めました。

勝ったグローブシアターリーディングサイアー争いの記事でも挙げたように注目馬です。母は2005年日米オークス馬シーザリオ、半兄にはエピファネイアがいます。

 

東京8R 3歳以上500万下・牝馬

エンパイアメーカー産駒の1番人気ダイワエトワールが、アグネスデジタル産駒の2番人気フクサンローズに1.1/4馬身差をつけての勝利を収めました。

勝ったダイワエトワールの母は2007年桜花賞・秋華賞・エリザベス女王杯を制し、2008年有馬記念も制したダイワスカーレットです。

 

東京10R 江の島特別

ハーツクライ産駒の2番人気ミュージアムヒルが、ステイゴールド産駒で3番人気ソーグリッタリングに半馬身差をつけての勝利を収めました。

勝ったミュージアムヒルはスイートピーS2着の3歳牝馬です。これで通算成績が【3.5.0.0】となり、4戦連続2着だった東京コースでしたが5度目には東京初勝利となりました。

 

6月10日(日)

東京11R エプソムカップ

ディープインパクト産駒で2番人気サトノアーサーが、アドマイヤムーン産駒で4番人気のハクサンルドルフに半馬身差をつけての勝利を収めました。

勝ったサトノアーサーは重賞初制覇です。

 

阪神11R マーメイドS

ディープインパクト産駒で10番人気アンドリエッテが、ステイゴールド産駒で9番人気ワンブレスアウェイをクビ差抑えての勝利を収めました。

勝ったアンドリエッテはディープインパクト産駒で、父ディープインパクトはエプソムカップのサトノアーサーとともに東西重賞制覇となりました。

 

 

(中山祐介)

【今週の重賞展望】秋への飛躍を誓うエプソムカップ&ハンデ戦で波乱も?マーメイドステークス

東京競馬11R  第35回エプソムカップ(GⅢ)(芝1800m 別定戦 16頭立て)発走15:45

 

レースの歴史について

 

1983年に日本ダービーが50回を迎えたのを機に、東京競馬場とイギリスのダービー開催場であるエプソム競馬場が姉妹競馬場として提携されました。

翌1984年から東京競馬場で「エプソムカップ」、エプソム競馬場では「The JRA Condition Stakes」が行われるようになり、両競馬場およびJRAと英国ジョッキークラブの親善が図られています。

 

1995年まではハンデ戦で行われていましたが、1996年からは別定戦として行われるようになりました。

 

 

今年の注目馬について

 

秋への飛躍をにらむ馬がいる一方で、7月から始まる「サマー2000シリーズ」に向けて弾みをつけたい馬が揃い、難解なレースになりそうです。

 

ダイワキャグニー(牡4 美浦・菊沢厩舎 56㎏ 横山典騎手騎乗)

 

東京では安定した実績を持っているダイワキャグニー。5勝全てが東京コースです。

また、敗れたレースも日本ダービーの15着以外は僅差の競馬をしてきました。

 

前走のメイステークスは57㎏のハンデを背負いながらも、ハイレベルな相手に勝ちました。

キャピタルステークスでサトノアレス(安田記念4着)を負かし、安田記念に進むかと思いましたが、登録自体せずにここ一本に絞りました。

 

天皇賞・秋に向けてここを勝って賞金を加算したいところです。

 

 

サトノアーサー(牡4 栗東・池江厩舎 56㎏ 戸崎騎手騎乗)

 

メイステークス3着のサトノアーサーも逆転の余地はあると思います。

メイステークスの敗因は10㎏体重が減った事です。

 

週末、本州全土が雨で馬場の悪化が懸念されますが、2月の洛陽ステークス(重馬場)でグァンチャーレキョウヘイといった道悪が得意な馬を相手に勝った事がダイワキャグニーよりも有利な点です。

 

瞬発力勝負では他馬に劣りますが、週末の雨で時計が少しでも掛かるようであれば、悲願の初重賞となるかもしれません。

 

 

グリュイエール(牡6 栗東・藤原英厩舎 56㎏ 福永騎手騎乗)

 

2016年3月に行われた名古屋城ステークス(芝2200m)で2分9秒9のJRAレコードタイムを叩き出したグリュイエール

その後は競走馬にとって致命的といわれる病の一つ、屈腱炎を患い2年1か月のブランクがありました。

 

前走の府中ステークス(1600万下)ではスローペースで逃げ・先行馬に向く展開だったとはいえ快勝しました。

今回は中6週のローテーションで余裕のある状態で挑みます。

 

懸念を挙げるとすれば、長期休養明けの2戦目と雨に対する適応だと思います。

長期休養明け2戦目についてはパドック等で判断しなければなりません。

雨に関しても、やや重馬場までしか走っていないため、適性が分かりませんが、親戚のポポカテペトルが昨年の菊花賞で3着と好走した実績を持っています。

 

不安がないと言えませんが、重賞レースを制するくらいの実績を持っているので、ここは勝ってもらいたいところです。

 

 

その他では2年ぶりの出走になりますが、実績上位のスマートオーディン(牡5 栗東・池江厩舎 56㎏ 武豊騎手騎乗)、

2連勝中のサーブルオール(牡5 美浦・萩原厩舎 56㎏ ルメール騎手騎乗)、

土砂降りの雨の中で行われた昨年10月の甲斐路ステークス(1600万下)を勝ったハクサンルドルフ(牡5 栗東・西園厩舎 56㎏ 川田騎手騎乗)などが出走します。

 

 

阪神競馬11R 第23回 マーメイドステークス(GⅢ)(芝2000m ハンデ戦 15頭立て)発走15:35

 

レースの歴史について

 

1996年の牝馬競走体系の整備により、阪神競馬場の芝2000メートルを舞台とした3歳以上・牝馬限定の別定重賞「マーメイドステークス」が新設されました。

その後、2006年に負担重量がハンデキャップに変更され、秋のエリザベス女王杯に向けてのレースとなりました。

ハンデ戦になってからは実績馬が結果を残す一方で、単勝最低人気のトーホウシャイン(2008年)や単勝9番人気のコスモプラチナ(2009年)など波乱の結果に終わることもあります。

 

 

今年の注目馬について

 

トップハンデが55㎏であるのに対し最軽量ハンデが48㎏とハンデ差が7㎏あります。

加えて、週末に降る雨で馬場の悪化が予測されます。

調子、ハンデ、雨の適性が問われるレースになると思います。

 

ここでは、重馬場の適性が高そうな馬を取り上げたいと思います。

 

 

アンドリエッテ(牝6 栗東・牧田厩舎 51㎏ 国分恭介騎手騎乗)

 

まだ、1600万下のクラスでも走れる馬ですが、3歳時にはクラシック戦線で活躍した馬です。

 

秋華賞4着、オークス5着の実績がありますが、重馬場で行われたチューリップ賞では勝ったココロノアイから0.2秒差の2着。3着のレッツゴードンキに先着しています。

また、昨年10月の衣笠特別では、やや重馬場で今回伏兵として挙がっているレイホーロマンスに勝利した経験があります。

 

血統面で見ると母方の祖母の父にパワー型のアンブライドルドが入っています。

瞬発力勝負に劣りますが、道悪競馬などパワーを要するレースでは強い血統です。

この点を見ると、伏兵の1頭として挙げておきたいところです。

 

 

■エマノン(牝5 栗東・平田厩舎 50㎏ 松若騎手騎乗)

 

全弟にスワーヴリチャードがいるエマノンも道悪競馬が得意な馬だと思います。

 

菊花賞当日に行われた堀川特別(1000万下)で勝ったテーオービクトリーから0.6秒差の3着に入りました。

菊花賞当日の馬場を考えると、道悪競馬の適性が高いと思います。

 

血統面ではここでも母方の血にパワー型のアンブライドルドが入っています(母の父がアンブライドルドの息子のアンブライドルズソング)。

トップハンデのトーセンビクトリーキンショーユキヒメと5kgのハンデ差を活かして波乱を起こす可能性がありそうです。

 

 

キンショーユキヒメ(牝5 栗東・中村厩舎 55㎏ 秋山騎手騎乗)

 

重馬場の経験はありませんが、トップハンデのキンショーユキヒメも血統面、コース適正から見ると有力視されてもおかしくない馬です。

 

昨年のこのレースで僅差の4着に入るなど、阪神2000mは3戦1勝2着1回と良績を残しています。

 

父がパワー型のメイショウサムソンで時計の掛かる馬場に強い種牡馬です。

また、母方の祖母アドマイスの一族には昨年のこのレースを勝ったマキシマムドパリがいます。

 

55㎏のハンデが気になりますが、メンバーが手薄なこのメンバーでは重賞連勝もあるかもしれません。

 

 

その他には実績上位のトーセンビクトリー(牝6 栗東・角居厩舎 55㎏ 浜中騎手騎乗)、

牝馬限定重賞で安定した実績を残しているレイホーロマンス(牝5 栗東・橋田厩舎 52㎏ 岩崎騎手騎乗)、

アンブライドルド系種牡馬のエンパイアメーカーを父に持つエテルナミノル(牝5 栗東・本田厩舎 55㎏ 和田騎手騎乗)などが出走します。

 

今週は道悪競馬の適性が問われるレースになりそうです。

 

 

(おかのひろのぶ)

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