【全頭写真あり】超高額!セレクトセール1億円超のサラブレッドたちってどんな馬?【1歳馬編】

先日、大盛況のうちに閉幕したセレクトセール2017

1歳、当歳をあわせた今年の集計結果は以下のようになっています。

 

上場頭数 462頭
取引頭数 406頭
落札率 87.9%
落札価格 1,732,700万円
最高価格 58,000万円
最低価格 500万円
1頭平均 4,268万円

 

高額取引馬が続出した中、取引価格が1億円を超えた馬たちをピックアップしてみました。

まずは1日目の【1歳馬編】をお送りします。

1歳馬の1億円超えホースはなんと15頭も!

この中に未来のスターがいるかもしれませんよ!

 

 

183 フリーティングスピリットの2016 牡 鹿

父ディープインパクト

販売者:(有)ノーザンレーシング

購買者:1億円

購買者:野田 みづき

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母は愛国産で全欧チャンピオンスプリンター。

イギリスでジュライC(GⅠ)を含む5勝をあげています。

1億円ジャストで「ミッキー」の冠名でお馴染みの野田みづき様にご購買されました。

 

24 ミスセレンディピティの2016      めす 栗

父キングカメハメハ

販売者:(有)ノーザンレーシング

購買価格:1億500万円

購買者:野田 みづき

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こちらも「ミッキー」の野田みづき様がご購買。

母はアルゼンチンのエストレラ スディスタフ大賞典という芝2000mのGⅠを勝利するなど、5勝をあげています。

この馬が初仔となっています。

 

148 レツィーナの2016 牡 黒鹿

父ハーツクライ

販売者:(有)ノーザンレーシング

購買価格:1億1,000万円

購買者:嶋田 賢

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母レツィーナはダート1800mの千葉テレビ杯などを4勝。

全兄には青葉賞(GⅡ)3着、ゆりかもめ賞(芝2400m)を勝ったヴェラヴァルスター

購買者はホエールキャプチャディーマジェスティの馬主である嶋田賢様です。 

 

45 ラストグルーヴの2016 牡 鹿

父キングカメハメハ

販売者:スクーデリア

購買価格:1億2,500万円

購買者:鬼塚 義臣

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祖母はオークス、天皇賞(秋)などを制した名牝・エアグルーヴ

近親に目を向ければルーラーシップアドマイヤグルーヴドゥラメンテなどがいる超良血馬です。

全兄であるリシュブールが今年デビュー予定ですので、そちらにも注目したいですね!

 

118 パレスルーマーの2016 牡 黒鹿

父ハーツクライ

販売者:(有)ノーザンレーシング

購買価格:1億3,500万円

購買者:(株)ダノックス

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近親にはアメリカのベルモントS(GⅠ)を制したパレスマリスの名が。

購買者は「ダノン」の冠名でお馴染みの(株)ダノックスです。

 

61 バランセラの2016 牡 鹿

父ハーツクライ

販売者:(有)ノーザンレーシング

購買価格:1億3,500万円

購買者:小笹 芳央

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オークス3着馬のビッシュ(父ディープインパクト)の半妹にあたります。

「ホウオウ」の小笹芳央様がご購買です。

 

117 メイキアシーの2016 牡 鹿

父ディープインパクト

販売者:社台ファーム

購買価格:1億4,500万円

購買者:廣崎利洋HD(株)

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母はアイルランド産馬で不出走。

兄弟にはこれまで5勝のブラヴィッシモ(父Fastnet Rock)、2勝のスワーヴアーサー(父ヴィクトワールピサ)がいる血統です。

近親には英ダービー馬であるプールモアの名も。

ストレイトガールレッツゴードンキの馬主である廣崎利洋HD(株)がご購買です。

 

151 ヘアキティーの2016 めす 黒鹿

父ディープインパクト

販売者:(有)ノーザンレーシング

購買価格:1億5,500 万円

購買者:里見 治

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母はアメリカでGⅠ勝ちをしているヘアキティーで、この馬が初仔。

四代母リーヴイットビーは北米で24勝(!)をあげています。

購買者は「サトノ」でお馴染み、里見治様です。 

 

78 ラヴズオンリーミーの2016 めす 鹿

父ディープインパクト

販売者:ノーザンファーム

購買価格:1億6,000万円

購買者:(株)DMM.com

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共同通信杯を勝利し、2016年にはドバイターフを制したリアルスティールの全妹です。 

ラングレープロディガルサンも全兄弟にあたります。

購買者のDMM.comは、新設クラブの「DMMドリームクラブ」を立ち上げ一口馬主を募集。

通常40~500口で分割するところ、なんと1万口に分割するとのことなので、より低価格で一口馬主を楽しめることになりそうです。

 

75 ガールオンファイアの2016 牡 栗

父キングカメハメハ

販売者:(有)ノーザンレーシング

購買価格:1億8,000万円

購買者:小笹 芳央

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曾祖母に牝系として今をときめくウインドインハーヘアがいる血統です。

近親にはゴルトブリッツレイデオロが。

もちろんあのディープインパクトも名を連ねています!

 

19 キングスローズの2016   牡 黒鹿

父ロードカナロア

販売者:(有)ノーザンレーシング

購買価格:1億8,000万円

購買者:(株)NICKS

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今年デビューした初年度産駒が絶好調のロードカナロア産駒。

母はニュージーランド3歳牝馬チャンピオン。

半兄には今年の日本ダービーにも出走したサトノアーサーがいる注目の血統です。

 

98 シャンパンドーロの2016 牡     青鹿

父ディープインパクト

販売者:社台ファーム

購買価格:1億9,500万円

購買者:(株)インゼル

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過去には半兄フォギーナイト(父タピット)が2億3000万円、全兄カザン2億3500万円という高額で落札。

このシャンパンドーロの2016も大きな注目を集めました。

セリは1億円からのスタートで、1億9,500万円で(株)インゼルがご購買されました。

 

53 サミターの2016 牡     鹿

父ディープインパクト

販売者:ノーザンファーム

購買価格:2億5,000万円

購買者:(株)ダノックス

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ここからは2億円超えです! 

母は愛1000ギニー(愛GⅠ)など英愛米で重賞3勝。

本馬は第2仔にあたります。

「ダノン」の(株)ダノックスが落札しました。

 

13 シルヴァースカヤの2016 牡     青鹿

父ディープインパクト

販売者:ノーザンファーム

購買価格:2億6,000 万円

購買者:(株)キーファーズ

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全兄シルバーステートはダービー候補と言われていた素質馬です。

クラシック出走は屈腱炎のため叶いませんでしたが、復帰してからは連勝。

そんな兄の活躍もあり、2億6,000万円という高額での落札となりました。

 

107 リッスンの2016 牡   鹿

父ディープインパクト

販売者:ノーザンファーム

購買価格:2億7,000万円

購買者:里見 治

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今年のセレクトセール1歳馬の最高落札額は2億7,000万円でした!

「サトノ」の冠名でお馴染みの里見治様が落札。

全姉にはローズSを制したタッチングスピーチ、全兄は共同通信杯3着のムーヴザワールドがいる血統です。

購買後「どうしてもダービーを勝ちたい」と語った里見オーナー。

この馬がその夢を叶えることになるのでしょうか?

 

 

 

いかがだったでしょうか?

どの馬も高額取引となるのが頷ける血統、申し分ない馬体の馬ばかりでしたね。

デビューが今から待ち遠しいです!

 

明日は【当歳編】 をお送りしますので、そちらもお楽しみに!

 

 

(笠原小百合)(写真:一般社団法人日本競走馬協会様HP内カタログから抜粋

ダービーシリーズの締めくくり!ジャパンダートダービー出走馬紹介

今夜はいよいよジャパンダートダービー

大井競馬場で開催される、ダートの3歳チャンピオンを決める一戦です。

また、南関クラシック三冠、最後の一冠でもあります。

南関東の馬だけでなく、JRA所属馬や全国各地の猛者たちが挑むダービーシリーズ最終戦

今年はどんな馬たちが出走するのか見ていきましょう!

 

 

1 サヴァアルジャン 牡 浦和

サヴァアルジャンは父アメリカンボス、母シャイニングベガ、母父アドマイヤベガの血統。

東京ダービーは残念ながら出走取消で、事実上の前走となる羽田盃は12着でした。

それ以前も果敢に重賞に挑戦するなど、南関競馬で地道に頑張ってきたサヴァアルジャン

大舞台での大逆転はあるのでしょうか!

 

2 ローズプリンスダム 牡 JRA

ロージズインメイ産駒のローズプリンスダム

前走の鳳雛ステークスでは最低人気ながら見事1着に。

しかも、後のユニコーンS(GⅢ)の勝ち馬であるサンライズノヴァを破っての勝利でした。

前走後はジャパンダートダービーに絞って調整をしてきたようで、虎視眈眈と3歳ダート日本一の座を狙います!

 

3 タガノディグオ 牡 JRA

デビュー戦こそ芝で最下位だったものの、ダートに替わった2戦目以降は9戦連続3着以内。

現在は中央500万下、兵庫チャンピオンシップ(GⅡ)を連勝中で勢いがあります。

父はエンパイアメーカー、母タガノティアーズ、母父タニノギムレットという血統。

このまま3歳ダートの頂点へと駆け上ることが出来るでしょうか?

 

4 ヒガシウィルウィン 牡 船橋

東京ダービーはジャパンダートダービーと同じ、大井2000m。

その東京ダービーを6馬身差という圧勝で制し、見事ダービー馬の仲間入りを果たしたヒガシウィルウィン

森泰斗騎手が怪我で休養中のため、鞍上は本田正重騎手となります。

JRA勢によるジャパンダートダービー7連覇を阻止するのはこの馬なのでしょうか……!

 

5 キャッスルクラウン 牡 船橋

バンブーエール、母キャッスルスピカ、母父タイキブリザードといった血統。

南関で頑張りながら、実は中央の芝レースの弥生賞(GⅡ)に参戦したことも。

今回、ダート2000mは初挑戦。

多彩な経験を活かして、なんとか強豪馬たち相手に一矢報いたいところです!

 

6 キャプテンキング 牡 大井

JRAから大井への転入初戦である羽田盃を優勝。

この時の1/2馬身差の2着はヒガシウィルウィンでした。

東京ダービーではヒガシウィルウィンの2着に甘んじましたが、今こそ決着の時。

南関クラシック二冠馬の称号は譲れません!

 

7 シゲルコング 牡 JRA

前走ユニコーンSは出遅れがありながらも逃げ戦法をとり、結果はブービー。

課題のゲートをクリア出来てうまくハマれば、勝機は巡ってくるかもしれません。

父はアメリカで自身初G1を12馬身差以上で勝利したシニスターミニスター

この血統らしく、ダートで条件が揃えば突如激走することもあるかも?

 

8 サンライズソア 牡 JRA

サンライズソアは父シンボリクリスエス、母アメーリア、母父スペシャルウィークといった血統。

前走のユニコーンSは最後追い込んできた馬たちの中、粘っての3着。

持ち前の先行力を武器に大井のコースに挑みます。

川田将雅騎手との新コンビにも注目です。

 

9 サンタンパ 牡  愛知

ドリームジャーニー産駒ドリームズラインの勝った東海ダービー

その時の2着がこのサンタンパでした。

今年1月のJRA→愛知転入初戦からは好調で、特に東海ダービーの前は4連勝をあげていました。

愛知からの1頭目の刺客として、上位進出を狙います。

 

10 リゾネーター 牡 JRA

Blame、母Bluegrass Sara、母父タバスコキャットといった血統のアメリカ産馬

前々走の伏竜ステークスでは後のユニコーンSの勝ち馬サンライズノヴァを下して、勝利を決めています。

まだまだ秘めた能力がありそうなリゾネーター

前走、タガノディグオに敗れた兵庫チャンピオンシップ4着から巻き返しを狙います。

 

11 ブラウンレガート 牡 大井

デビュー以来、着外なしの8戦4勝。

2着3着がそれぞれ2回ずつと堅実さが光る1頭です。

東京ダービーでは鞍上を初のダービー制覇に導くか?!と話題になりました。

結果は惜しくも3着でしたが、今回も的場文男騎手とのコンビでジャパンダートダービーに挑みます。

 

12 サンライズノヴァ 牡 JRA

なんと言っても前走4馬身差で勝利のユニコーンSで炸裂した末脚が印象深い1頭です。

3歳ダートチャンピオン最有力候補と言っても過言ではないでしょう。

しかし、過去にはサンライズソアリゾネーターローズプリンスダムに敗れたことも。

ここを勝って、3歳ダート最強の名を揺るぎないものにしたいですね!

 

13 サザンオールスター 牡 愛知

フリオーソ産駒で、お母さんにはクレバーユーミンを持つ、音楽的な匂いのする名前の持ち主。

サンタンパに続く愛知2頭目の刺客となるのが、サザンオールスターです。

東海ダービー、高知優駿、ジャパンダートダービーと今回が「ダービー3戦目」なのはこの馬だけ。

東海ダービーでは3着。

すでに24戦している豊富な経験を武器にライバルたちに立ち向かいます。

 

14 ノーブルサターン 牡 JRA

カジノドライヴ、母クロスマイハート、母父スペシャルウィークといった血統。

今回で8戦目となる鮫島良太騎手とのコンビで上位を目指します。

過去2回の逃げの際には1着、2着と好成績を残しており、今回も逃げ戦法が怖い1頭。

前走の兵庫チャンピオンシップ2着の悔しさをバネに、JRA所属の意地を見せたいところです。

 

 

いかがだったでしょうか?

どの馬も魅力的で、応援したくなる一面を持っていますよね!

 

ジャパンダートダービーは今夜20:05発走です。

お見逃しなく!

 

 

(笠原小百合)

未来の名馬を探せ!セレクトセールを楽しむための5記事

日本最大の競走馬のセリとして国内外から注目を集めるセレクトセール

今年は7/10(月)に1歳、7/11(火)に当歳のセレクトセールが、北海道苫小牧市のノーザンホースパークにて開催されます。

 

昨日、7/10(月)に行われた1歳馬部門では15頭が1億円超えとなるなど、高額取引馬が続出。

落札総額は86億3450万円(税抜)。

1頭平均価格は3997万円

これはいずれも過去最高で、2016年セレクトセール1歳馬部門の落札総額、平均価格を更新する結果となりました。

 

最高価格となったのはリッスンの2016(牡、父ディープインパクト)。

その価格はなんと2億7000万円

「サトノ」のオーナーである里見治氏に落札されました。

 

そして本日、当歳馬部門が開催されます。

今年の当歳では新種牡馬のキズナゴールドシップフェノーメノリアルインパクトエピファネイアスピルバーグの仔が上場予定となっています。

初年度産駒の評価はファンも気になるところですよね!

 

競馬関係者のみならず競馬ファンも胸高鳴る夏の一大イベント。

そんなセレクトセールにまつわる記事をまとめてみました!

 

 

記事1「セレクトセールの歴史と変遷」

 

セレクトセールについて知りたい人はまずこの記事をご覧ください!

過去のセレクトセールを振り返りつつ、現在に至るまでの変遷を辿っています。

記事内には、セレクトセールと日本の競馬界の関係を掴むヒントも。

セレクトセールを知るのにも、日本競馬界の将来を思案するのにもオススメの記事です。

 

セレクトセールの歴史と変遷 - ウマフリ.com

 

 

記事2「セレクトセール出身G1馬たちの、上場時写真を見てみよう!」

 

セレクトセール出身でG1を勝利した馬たちの上場時の写真を掲載しています。

2007年1歳のナカヤマフェスタからはじまり、トーセンジョーダンディープブリランテジャスタウェイサトノダイヤモンドなど。

まだ若かりし頃の名馬たちの写真が見られますよ!

落札価格も表記してあるので、そこから色々考えを巡らせるのも面白そうですね。

 

セレクトセール出身G1馬たちの、上場時写真を見てみよう! - ウマフリ.com

 

 

記事3「セレクトセール、各年度の最高額・最低額落札馬の成績は?」

 

タイトルの通り、2007年度から2011年度までの最高額・最低額落札馬の成績を上場時の写真つきで振り返っています。

最高額・最低額落札馬、それぞれの馬体を比べてみたり、価格差に思いを馳せたり。

価格に見合う成績だったかなどを思案するのも含め、楽しみ方は色々。

アズユーライクでお楽しみいただける記事となっています!

 

セレクトセール、各年度の最高額・最低額落札馬の成績は? - ウマフリ.com

 

 

記事4「クイズ・この写真の一歳馬は!?〜G1馬編〜」

 

ウマフリだよりで過去に出題したクイズ記事です!

内容は実にシンプル。

1歳上場時の写真を見て、後にG1を勝ったどの馬かを当てるというクイズです。

記事2で予習をしておくと簡単にクリア出来る、はず!?

ぜひ挑戦してみてください!

 

uma-free.hatenablog.com

 

 

記事5「クイズ・写真で予想、高額落札馬はどちら!?」

 

こちらもウマフリだよりのクイズ記事。

AとB、2枚の写真を見比べて、どちらが高額落札馬かを当てるといったクイズです。

なかなかパッと見ただけでは見分けが難しい競走馬の馬体。

このクイズがわかったら、目利きのプロ、かもしれません……!

今日行われるセレクトセールでも、その目利きで良い馬を探し出してみてください!

 

uma-free.hatenablog.com

 

 

 

いかがだったでしょうか?

取り上げた5つの記事はどれもセレクトセールがもっと楽しくなりそうな記事ばかり。

ぜひ目を通していただき、今年も、来年以降のセレクトセールも存分に楽しみましょう!

 

最後になりましたが、今年のセレクトセールも盛況のまま無事閉幕することを祈っています!

 

 

(笠原小百合)

【先週の競馬】プロキオンSは夏男・キングズガードが勝利!秋へ弾みをつけたゼーヴィント七夕賞など

笹の葉さらさら……♪

先週の金曜日は七夕でしたが、みなさんは何か願い事をされましたか?

川崎競馬場では先週、騎手・競馬関係者のみなさまの願い事が書かれた短冊が飾られていました。

川崎所属の騎手だけでなく、JRAの騎手、名前に7月7日の「7」がつく藤田菜七子騎手の短冊もあり、行き交う人々の注目を集めていたようです。

 

『競馬の楽しさを少しでも多くの人に伝えられますように』

ウマフリはそんな願い事をしてみました。

七夕だけでなくいつも願っていることですが、これを叶えられるように、これからも頑張っていこうと思います!

 

そして、そんなわたしたち競馬ファンの願いを乗せて、先週も競走馬たちが駆け抜けました。

気になる結果を一緒に見ていきましょう!

 

 

7/8(土)

函館1R 2歳未勝利(芝1200m)

 

圧倒的1番人気だったダンツクレイオーが勝利を決めました!

 

先週の競馬のはじまりを告げる函館第1R。

この時期の2歳未勝利の牝馬限定戦ということもあり、6頭立てで行われました。

 

ダンツクレイオーワークフォース産駒。

母はステラプラド、母父ハーツクライといった血統です。

スタートから先手を取り、道中は何度か並びかけられる場面も。

しかしその度に後続を振り切って、最後まで先頭を譲ることなく逃げ切り勝ちとなりました。

 

ミルファームの2歳馬情報~チャンスを狙う野望とともに~ - ウマフリ.com」でご紹介したチクタクボンボンも出走し、5着でした。

 

函館3R 3歳未勝利(芝1200m)

 

1番人気のタカミツサクラが人気に応え勝利を収めました。

この勝利で高橋裕調教師は現役48人目のJRA通算400勝を達成となりました!

 

タカミツサクラヨハネスブルグ産駒。

昨年8月のデビュー戦で2着となった後、怪我で戦線離脱を余儀なくされました。

先月の函館競馬での復帰戦も2着と惜しい競馬。

「思ったとおりに勝つことができた」という今回の勝利は、高橋調教師にとって自身の400勝達成と相まって、喜びもひとしおだったことでしょう。

 

区切りの勝利を抜きにしても、今回2番手から抜け出してその強さをみせつける競馬をしたタカミツサクラ

ぜひ覚えておきたい1頭ですね!

 

7/9(日)

函館5R メイクデビュー函館 2歳新馬(芝1800m)

 

オルフェーヴル産駒のクリノクーニングがレコードVでデビュー勝ちとなりました!

 

父となったオルフェーヴルJRA初勝利をもたらしたクリノクーニング

昨年のタガノアシュラの2歳コースレコードを0秒2更新してのレコード勝ちでした。

 

1.5倍の圧倒的1番人気は今年のヴィクトリアマイルの優勝馬であるアドマイヤリードの半妹カレンシリエージョ

スタート後、そのカレンシリエージョを見るような形でクリノクーニングは3番手の位置に。

向こう正面では前を行く2頭と5馬身ほど離れますが、4コーナーを過ぎる頃には差はなくなります。

そこから抜群の反応を見せぐいぐい伸びると、カレンシリエージョを1馬身半交わしたところでゴールとなりました。

 

また、クリノクーニングの母系を遡るとこんな一面も。

 

 

オルフェーヴル産駒JRA勝利一番乗りのクリノクーニング

「父オルフェーヴル」だけでなく、その母系にも注目したいですね。

これからの活躍が楽しみです!

 

中京8R 3歳上500万円以下(ダート1800m)

 

2番人気だったダンサクドゥーロが1着となり、その父・クロフネは、産駒のJRA通算勝利数が1200に。

JRA史上11頭目の記録となりました!

 

ダンサクドゥーロクロフネ産駒の3歳牡馬。

母はファーレサルティ、母父ダンスインザダークといった血統です。

1000m手前で早くも先頭に躍り出ると、後続に差を縮めさせることなくそのまま押し切っての勝利。

今後の活躍もさることながら、父と同じ芦毛の馬体がこれからどんどん白くなっていくのも個人的には楽しみにしています!

 

中京9R 清洲特別 3歳以上500万円以下(芝1400m)

 

1番人気のバリスが勝利し、騎乗していた和田竜二騎手は史上28人目、現役12人目のJRA通算1,100勝を達成しました!

 

勝ったバリスステイゴールド産駒の6歳牡馬。

中団前めの位置で脚をため、鞍上の和田騎手のゴーサインに抜群の手応え。

直線に入ると1頭抜け出し、2着サンライズマジックに2馬身半差をつけて勝利しました。

 

和田竜二騎手はインタビューで「1000勝達成時から勝利数を重ねるごとに競馬に対する姿勢が変わり、また少しずつ自信もついてきて、全くの別人になっていると思います。次の1200勝に向けて、どんな自分でいられるのかをまた楽しみにしています」と語りました。

ファンからの温かな拍手と歓声の中で凛々しくインタビューに答えていた和田騎手

今後もその活躍で競馬界を盛り上げてくれることでしょう!

 

中京11R プロキオンステークス(GⅢ)3歳以上オープン(ダート1400m)

 

きらりと輝きを放つ夏のダート短距離戦・プロキオンステークス。

勝ったのは、5番人気のキングズガードでした!

 

後方インコースを進んだキングズガード

直線に入り進路をうまく見つけると、そこから一気の伸び脚をみせます。

最後は迫る1番人気カフジテイクに2馬身差をつけて、堂々の勝利となりました。

 

キングズガードシニスターミニスター産駒。

母はキングスベリー、母父キングヘイローといった血統です。

キングズガードが過去に中京で出走した3戦はすべて3着以内。

おまけに6~8月の成績も今回を合わせて8戦2勝、2着3回3着3回とすべて馬券圏内で夏は得意。

そんな夏男・キングズガードがうれしい重賞初制覇となりました!

 

福島11R 七夕賞(GⅢ)3歳以上オープン・ハンデ(芝2000m)

 

1番人気のゼーヴィントが人気に応えて勝利を収めました!

 

マルターズアポジーが果敢に逃げ、やや縦長の展開。

ゼーヴィントは中団でレースを進めます。

マイネルフロストが早めに動き3コーナー手前で先頭に。

そのまま押し切るかとも思われましたが、ゼーヴィントがそれを捕らえ、3/4馬身差で勝利しました。

 

2着はマイネルフロスト、3着にソールインパクトが入り、3番人気だったヴォージュは9着、逃げた2番人気マルターズアポジーは11着という結果でした。

またゼーヴィントの鞍上である戸崎圭太騎手は昨年アルバートドックで七夕賞を制覇しており、連覇となりました。

 

ゼーヴィントは父ディープインパクト、母シルキーラグーン、母父ブライアンズタイムといった血統。

重賞はラジオNIKKEI賞に続く2勝目です。

このレースで重賞5連続連対となっているゼーヴィント

秋にはGⅠ戦線での活躍も期待したいですね!

 

 

いかがだったでしょうか?

先週も色々ありましたね!

競馬は予習と同じくらい復習も大切です。

しっかりと先週の競馬を復習してから、今週末も中央競馬に励みましょう!

 

 

(笠原小百合)

【ウマフリ記事紹介】POGファン必見!2017年度新種牡馬に関する2記事

2歳戦がスタートし、夏競馬らしいニュースが届くようになった今日この頃。

新馬戦での新種牡馬の活躍が目覚ましい中、先日、ウマフリにてある記事が公開されました。

 

それが、「2017年度新種牡馬、注目の産駒たち」です。

 

新種牡馬の注目の産駒たちを馬体で診断してピックアップしてみよう、というこの記事。

あくまで個人の感想としての記事ではあるのですが、

「なるほど、たしかに」と頷いたり

「そういう見方もあるのか」と新しい発見をしたり

色々な楽しみ方の出来る記事となっています。

新種牡馬の印象と産駒の馬体診断がわかりやすくシンプルに書かれているので、新種牡馬についてざっと勉強しておきたい人にもオススメです。

 

記事内にて取り上げられているのは、オルフェーヴルロードカナロアエイシンフラッシュをはじめとする8頭の新種牡馬たち。

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名前を挙げた3頭の現役時代の写真も見逃せませんよ!

 

「これだけでは物足りない!」という方のために、新種牡馬に関する記事をもう1つご紹介。

 

輸入新種牡馬、期待と不安

 

海外で活躍し日本に輸入された新種牡馬であるノヴェリストヘニーヒューズハードスパンモンテロッソについて書かれています。

期待できる部分はもちろんのこと、不安な点もビシッと書かれており、総合的な意見で輸入新種牡馬を見つめています。

 

なかなかイメージが掴みにくい輸入新種牡馬。

しかし、今後、日本の競馬を盛り上げていくためにも必要な情報です。

今のうちからしっかりとチェックしておきたいですね!

 

新種牡馬にまつわる考察は、POGを楽しむ上でも、予想を楽しむ上でも欠かせない要素です。

ぜひこの2つの記事を読んで、新種牡馬への期待と楽しみを膨らませて、2歳戦を楽しみましょう!

 

2017年度新種牡馬、注目の産駒たち - ウマフリ.com

輸入新種牡馬、期待と不安 - ウマフリ.com

 

(笠原小百合)(写真・ラクト)

【先週の競馬】無傷の3連勝で重賞初V!セダブリランテス&直線一気で2年7ヶ月ぶりの重賞制覇シャイニングレイなど

先週から福島・中京・函館のローカル開催となった中央競馬。

次々と2歳新馬たちがデビューを果たし、いよいよ「夏」がやって来た感じがします!

また日曜には福島・ラジオNIKKEI賞と中京・CBC賞の2つの重賞が組まれ、盛り上がりをみせました。

そんな先週の競馬を振り返ってみたいと思います。

 

 

7/1(土)

中京3R 3歳未勝利(ダート1200m)

 

13番人気パルトネールが勝利し、単勝万馬券を演出、波乱の結果となりました!

 

スタート後、位置を下げると後方待機の形となったパルトネール

インコースを確保し、コーナーを回りながら先頭集団との距離をぐっと縮めます。

最後の直線では鋭く伸びて、1着でゴールを駆け抜けました。

 

パルトネールはカジノドライヴ産駒。

デビュー3戦目での未勝利勝ち上がりとなりました。

 

ウマフリで注目しているマイティドリームは7着でした。

次こそは、勝ち上がりを決めて欲しいですね……!

 

福島1R 2歳未勝利(芝1800m)

 

勝ったのは、1番人気の3番コスモイグナーツ

3コーナー手前から先頭に立ち、迫りくる後続を見事しのぎ切りました。

 

この勝利で、鞍上の柴田大知騎手JRA通算400勝を達成。

これは現役39人目の記録となります。

柴田騎手は「本当は先週達成したかったのですが」とした上で、「福島初日の1レースで達成できて良かったです」と語りました。

通算100勝、200勝、300勝、400勝とそれぞれ違う競馬場で記録を達成している柴田騎手

次の区切りの勝利を目指し、また勝ち星を重ねていってくれることでしょう!

 

函館10R 恵山特別 3歳以上500万円以下(芝1800m)

 

1番人気のナイトオブナイツが勝利を決めました!

 

ナイトオブナイツハービンジャー産駒の4歳牡馬。

今回17戦目で、池添謙一騎手との初コンビを組みました。

1番人気に支持をされたように、ここでは力が上で約1年2ヶ月ぶりの勝利となりました。

 

【今週の注目】で取り上げたホワイトドラゴンは14着でした。

 

7/2(日)

中京11R CBC賞(GⅢ)3歳以上オープン(芝1200m)

 

サマースプリントシリーズ第2戦CBC賞を制したのはシャイニングレイでした!

 

清々しいほどに豪快な大外一気で勝利を掴んだシャイニングレイ

2014年のホープフルステークス優勝馬ですが、弥生賞の後に屈腱炎を発症し2年の休養を余儀なくされました。

今年3月に戦線復帰を果たすと、今回、怪我を乗り越えての重賞2勝目。

クラシック候補と言われていた実力馬が、スプリンターとしての才能を開花させました。

 

惜しいハナ差の2着にはセカンドテーブル

最後の100mで先頭に立つとそのまま逃げ切るかと思いきや、シャイニングレイの勢いには一歩及びませんでした。

 

福島7R 3歳未勝利(芝2000m)

 

未勝利戦、見事勝ち上がったのはハウエバーでした!

 

勝ったハウエバーローエングリン産駒。

アイーンベル、母父サンデーサイレンスといった血統です。

デビュー戦11着からレース毎に徐々に着順をあげて、今回6戦目で初勝利となりました。

 

ウマフリ注目のモクレレは3着。

16番と外枠だったこともあり道中はずっと外めを通る競馬でした。

最後はじわじわと伸び脚を使っていましたし、次こそは勝利を掴んで欲しいですね!

 

福島11R ラジオNIKKEI賞(GⅢ)3歳オープン・ハンデ(芝1800m)

 

3歳夏のハンデ重賞ラジオNIKKEI賞はセダブリランテスが優勝しました!

スタート後、ウインガナドルがハナに立ち、その後ろにニシノアップルパイセダブリランテスが続きます。

淡々とレースは進み、最終コーナーで馬群が凝縮すると一団のまま最後の直線へ。

逃げるウインガナドルセダブリランテスが襲いかかり、2頭が馬体を併せる形となりましたが、最後はセダブリランテスがクビ差抜け出し、勝利しました。

 

セダブリランテスディープブリランテ産駒。

母はシルクユニバーサル、母父ブライアンズタイムで兄にモンドインテロを持つ血統です。

デビューから3連勝で重賞初制覇を果たしました。

鞍上の石川裕紀人騎手もこれが嬉しい重賞初制覇でした。

 

 

先週の競馬の振り返り、いかがだったでしょうか?

終わったレースのおさらいをしっかりとしてから、今週末も競馬を楽しみたいですね!

 

最後になりましたが、土曜福島11Rではマルヨバクシンが落馬、予後不良となり、田辺裕信騎手も負傷してしまうといった出来事がありました。

それを受けての心配な気持ち、悲しい気持ちは忘れることは出来ません。

しかしそれでも競馬ファンは、その気持ちを抱きとめつつ、前を向いて競馬を心から楽しみます。

そういう姿勢を垣間見ると、競馬ファンはなんて頼もしく美しいのだろうと思います。

 

来週は七夕賞も開催されますが、もうすぐ7月7日、七夕の日がやって来ます。

今年の短冊には、わたしはこう書こうと考えています。

「毎レース、全人馬無事にゴール板を駆け抜けますように」

来週の開催は、ひとつでも悲しい出来事がなくなるように祈りたいです。

 

 

 (笠原小百合)

【今週の注目】夏の重賞を制するのはどの馬?ラジオNIKKEI賞&CBC賞など

今週から福島、中京、函館と、いよいよローカル開催本番になります。

夏競馬を盛り上げてくれるであろう馬たちをピックアップしました。

今週の競馬情報を一緒にチェックしてみましょう!

 

 

7/1(土)

中京3R 3歳未勝利(ダート1200m)

 

前シーズンのウマフリPOG部指名馬でしたマイティドリームが出走します!

 

今回でデビュー11走目となるマイティドリーム

ダートに転向してからは3着3着7着と2度も馬券圏内に来ています。

豊富な経験を武器に今回こそ勝ち上がって欲しいですね!

 

[牧場インタビュー]マイティドリームについて - ウマフリ.com

 

函館10R 恵山特別 3歳以上500万円以下(芝1800m)

 

北の大地でのこの一戦の注目は、6枠11番ホワイトドラゴンです。

 

前走を函館ダート1700mで勝利し、未勝利を脱したホワイトドラゴン

白毛馬が夏の日差しを浴びて走る姿は本当に美しいです。

今回は久しぶりの芝コース。

どのような走りをみせてくれるのか、非常に楽しみです。

 

↓白毛馬の写真たっぷりの記事はこちら!

馬って何色? - ウマフリ.com

 

7/2(日)

中京11R CBC賞(GⅢ)3歳以上オープン(芝1200m)

 

サマースプリントシリーズの第2戦はCBC賞。

スピード自慢のスプリンターたちが集います。

ただ、スピードだけでは勝てないのが中京1200m。

最後の急坂を上り切るパワーも要求されます。

 

注目は前走で2年5ヶ月ぶりの復活勝利を遂げたシャイニングレイ

前走の勝利は距離短縮が功を奏したものと思えば、スプリント戦は大歓迎。

2000mもこなせるスタミナがあるので、中京1200mのタフなコースも対応出来るのではないでしょうか。

2014年ホープフルステークス以来の重賞制覇を目指し、輝かしい走りを見せてくれることを期待したいです。

 

福島7R 3歳未勝利(芝2000m)

 

前シーズンのウマフリPOG部指名馬であるモクレレが出走します!

 

モクレレは父ディープインパクト、母アパパネという両親合わせて12冠ベビーの良血馬です。

先日は弟であるジナンボーが鮮やかな新馬勝ちを見せました。

今回は初めてブリンカーをつけてレースに挑むモクレレ

ぜひジナンボーに続いて、勝ち上がりを決めて欲しいですね!

 

福島11R ラジオNIKKEI賞(GⅢ)3歳オープン・ハンデ(芝1800m)

 

夏の福島のハンデ戦に、将来有望な3歳馬たちが集結します。

 

ホープフルSでのちのダービー馬レイデオロの2着だったマイネルスフェーン

桜花賞8着からの参戦、夏に強い牝馬の勝利なるか ライジングリーズン

京都新聞杯2着と好走、重賞初制覇を目指すサトノクロニクル

父ステイゴールド母父メジロマックイーンの黄金配合で大仕事を成すか ウインガナドル

小柄な牝馬でも軽ハンデでチャンスを狙う バルベーラ

夏は勢い!「小回りの競馬は合いそう」クリアザトラック

 

など、夏競馬を盛り上げてくれそうな頼もしいメンバーが揃っています。

どの馬もここで重賞勝ちを収め、次のステップへ進みたいところ。

個性豊かなメンバー、あなたの注目はどの馬ですか?

 

福島12R 3歳未勝利(芝2000m)

 

福島の最終レースで注目したいのはラッキーポイントです。

 

先日、門別にて行われた日本一早い2歳重賞である栄冠賞。

それをデビュー2連勝で勝利したのはサザンヴィグラスでした。

今回注目のラッキーポイントは、そのサザンヴィグラスの半兄にあたります。

サザンヴィグラスの父はサウスヴィグラスですが、ラッキーポイントは父タニノギムレット

父こそ違いますが、弟のように力強い走りを期待したいです。

 

 

(笠原小百合)

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