ダービー出走馬、全馬紹介【全頭写真つき】

 ダービーの季節がきた。

世代の頂点に立つ馬を決める、この季節が。

 

勝つのはどの馬か?

王道・皐月賞からきた馬か、別路線から這い上がってきた馬か。

期待を背負ってきたエリートか、泥くさく上り詰めてきた雑草魂を持つ馬か。

国産馬か、輸入馬か。はたまた地方出身の馬か。

人気も実力も運も、色々な要素が混ざり合う。

それでも勝つのはただ一頭。

その一頭は、これからずっと一つの称号を背負う。どの馬も、そこ称号を目指して一直線に走ってきたのだ。

 

さあ、今年のダービー馬誕生を見届けよう。

ダービー出走馬、全馬紹介。

 

□1-1

 ダンビュライト 武豊騎手

 

f:id:umauma-free:20170526100615j:plain

 

父は日本屈指の良血馬で海外G1馬のルーラーシップ。

彼が父親となって送り出した最初の世代の子供たちから、唯一の出走となる。

前走は、皐月賞で3着と善戦。

引き続き天才・武豊騎手とのコンビで、次こそは1着を狙う。

 

□1-2

 アメリカズカップ 松若騎手

 

f:id:umauma-free:20170526100649j:plain

 

1851年から続く、アメリカの国際ヨットレース『アメリカズカップ』が名前の由来。

血統的なルーツは名前の通りアメリカ。

おじにはアメリカのG1馬もいる、いわゆるエリートだ。

だが、皐月賞では屈辱の最下位を経験。

やられっぱなしではいられない。1つでも上位進出を目指す。

 

■2-3

 マイスタイル 横山典騎手

 

f:id:umauma-free:20170526100846j:plain

 

前走の皐月賞では、デビュー以来はじめて5着以内を逃してしまった。

前々走で2着になった時のようなポジショニングを取れなかった事も影響したのかもしれない。

ダービー2勝の名手を背に、自らの真価を発揮できるスタイルを見つけられるか。

 

■2-4

 スワーヴリチャード 四位騎手

 

f:id:umauma-free:20170526100925j:plain

 

母はアメリカの活躍馬。

それに応えるように、皐月賞までは出走したレース全てで2着以内をキープしてきた。

しかし皐月賞では2番人気で6着。期待を裏切る形となった。

今回は、今回こそは。一番大きなタイトルは譲れない。

デビューからコンビを続けてきた、ダービー2勝の四位騎手との絆にも注目。

 

■3-5

 クリンチャー 藤岡佑騎手

 

f:id:umauma-free:20170526100955j:plain

 

決して、注目を集めていた馬ではなかった。

デビュー戦では11番人気で12着。その後に連勝を重ねても、皐月賞では13番人気だった。

しかし、そこでも4着と好走。

あの走りは偶然か。必然か。

スタートから先頭集団について粘るという戦法は今回も変わらないはず。その根性溢れる泥くさい走りを見届けたい。

 

■3-6

 サトノアーサー 川田騎手

 f:id:umauma-free:20170526125924j:image

 

 

母はニュージーランドで活躍していた名馬。

彼自身も、セリでは約2億で取引されている。ここまで4戦して、全てで2着以内をキープしてきた。しかし、それだけでは足りない。

眩いほどの栄冠を、このレースで手に入れたい。

 

■4-7

 アルアイン 松山騎手

 

f:id:umauma-free:20170526101040j:plain

 

今年の皐月賞馬――つまりは『三冠馬』になれる、この世代唯一の馬である。

母はアメリカの短距離女王で父は三冠馬ディープインパクト。

生まれた瞬間から期待を背負って成長してきた。

皐月賞で花開いた才能を、ダービーでも見せつける。

 

■4-8

 トラスト 丹内騎手

 

f:id:umauma-free:20170526101107j:plain

 

地方出身馬が、つにダービーへの出走を叶えた。

JRAデビューのエリートたちが集うダービーで、地方競馬出身という近年では異色の存在。

ここ数戦は不調が続いているが、夢を諦める理由にはならない。

出走したレースはこれまでで10戦と、メンバー最多。

懸命に、そして真剣に。ビッグタイトルが取れると信じて。

 

■5-9

 マイネルスフェーン 柴田大騎手

 

f:id:umauma-free:20170526101232j:plain

 

デビューした頃は『なかなか勝てない馬』だった。惨敗もないが、勝ちきれない。

初勝利は6戦目のことだった。

少しずつ、しかし着実に成長してきた。

いよいよ手にしたダービーへの出走権。待望の2勝目を、最高の大舞台で。

 

■5-10

 ベストアプローチ 岩田騎手

 

f:id:umauma-free:20170526101503j:plain

 

本場イギリス産まれの輸入馬が、日本ダービーへ出走。

前走の青葉賞では出遅れながらも2着に食い込んだ。

問題は、その出遅れ。ここまでの6戦で3度、スタートで出遅れている。

ゲートが開くその瞬間を、注目したい。

 

■6-11

 ペルシアンナイト 戸崎圭騎手

 

f:id:umauma-free:20170526102004j:plain

 

皐月賞では惜しくも2着。

あと一歩のところでタイトルを逃した。

だが、ダービーでは負けられない。

皐月賞前に危惧されていた、それまでと比べての距離延長も対応できた。

今回の2400mでもきっと、その鋭い剣先が獲物をとらえる。

 

■6-12

 レイデオロ ルメール騎手

 

f:id:umauma-free:20170526101635j:plain

 

この世代屈指ともいえる、ダービーに向けて調整されてきた馬だろう。

前走・皐月賞はじっくりと休養をとったあとのぶっつけ本番で、それでも5着と健闘。

しかも、ここまでに5戦してきて唯一の敗北という安定感。

余力は十分。実力も十分。あの日の借りは、すぐに返したい。

ディープインパクトを輩出した屈指の良血一族から、新たな英雄が生まれるか。

 

■7-13

 カデナ 福永騎手

 

f:id:umauma-free:20170526101656j:plain

 

重賞2勝という実績を持ち、皐月賞では3番人気に推されていたものの、悔しい9着という結果に。

しかし、大目標はダービーだ。ここを勝てば、世代の頂点なのだから。

弥生賞を勝利後、皐月賞で負けてからのダービー出走は、去年のダービー馬マカヒキと同じ道のり。さらには父が同じディープインパクトであることも、その予感を膨らませてくれる。

勝利を目指して。

名手・福永騎手に初のダービー勝利をプレゼントできるか。

 

■7-14

 ジョーストリクトリ 内田博騎手

 

f:id:umauma-free:20170526101733j:plain

 

父であるジョーカプチーノは、ダービーで最下位を経験した馬。

順位こそ違えど、ファルコンS→ニュージーランドT→NHKマイルCからのダービー出走という流れは、父と完全に一致。

だからこそ、違う結果が欲しい。

父よりも、少しでも上の着順を。

 

■7-15

 ダイワキャグニー 北村宏騎手

 

f:id:umauma-free:20170526102255j:plain

 

ここまで4戦して、敗北はたったの1度。

しかもダービーの舞台となる東京競馬場では3戦3勝という圧倒的な好相性を誇る。

王道を歩んできたわけではない。

だが、一番東京競馬場を知っている。

 

■8-16

 キョウヘイ 高倉騎手

 

f:id:umauma-free:20170526101843j:plain

 

父、リーチザクラウンは決して恵まれた状態で種牡馬となった馬ではない。

期待される種牡馬は500万円以上の種付け料、高額馬になると1000万円を超える世界で、彼の種付け料は20万円だった。

しかし、その最初の世代としてデビューした彼は、父の種牡馬としてのポテンシャルを世間に認知させる走りを見せる。

父はダービーで2着。孝行息子として、父の取り損ねたタイトルを目指す。

 

■8-17

 ウインブライト 松岡騎手

 

f:id:umauma-free:20170526101905j:plain

 

実績馬として挑んだ前走・皐月賞では8着と思うような結果にならなかった。

このまま終われない。

父はステイゴールド。あの三冠馬オルフェーヴルと同じである。

成長力豊かな血統の底力をここで発揮したい。

 

■8-18

 アドミラブル デムーロ騎手

 

 f:id:umauma-free:20170526125946j:image

 

ここまでの道のり、決して平坦なものではなかった。

喉なりという競走馬にとって非常に厄介な病にかかり、デビュー戦では9着。手術を経験した。

復帰後は3戦全勝で、以前とはくらべものにならないパフォーマンスを見せている。

前走は青葉賞。

不屈の精神で「青葉賞馬はダービーを勝てない」というジンクスを、破りにいく。

 

 (オガタKSN)(写真:ラクト、ゆーすけ)

競馬の楽しさを、すべての人へ。
ウマフリとは?
ウマフリ本誌はこちら。
ウマフリブログ
コラボ企画・ご寄稿も大歓迎!
お問い合わせ