2017年、日本各地のダービーの結果を見てみよう!

2017年5月28日。

東京競馬場にて日本ダービーが行われました。

 

混戦を制し、優勝したのはレイデオロ

レイデオロは父キングカメハメハの血統で、父子2代のダービー制覇となりました。

また、クリストフ・ルメール騎手藤沢和雄調教師はともにはじめての日本ダービー制覇。

同一年の同騎手&同調教師によるオークス&ダービー制覇も話題になりました。

 

そんなドラマを今年も生んだ日本ダービー

しかし、ダービーは中央競馬だけのものではありません。

 

地方競馬にも、ダービーはあります。

日本ダービーと同日にスタートしたダービーシリーズがそれです。

佐賀、門別、名古屋、大井、水沢、園田、高知、金沢。

それぞれの競馬場で行われたダービーの結果をまとめました。

どんな馬がダービー馬の称号を手に入れたのか、一緒に見ていきましょう!

 

 

【佐賀】第59回 九州ダービー栄城賞(ディープブリランテ賞)

 

レイデオロが日本ダービー馬になってから約3時間後。

新たなダービー馬が、佐賀競馬場にて誕生しました。

 

これまでの四国・九州交流から、再び佐賀所属馬限定戦となった九州ダービー栄城賞。

佐賀最強3歳馬の称号を勝ち得たのはスーパーマックスでした。

 

スーパーマックスは父リーチザクラウン、母レヴェトン、母父Malibu Moonの血統。

2歳時には佐賀で5戦5勝。

他馬を圧倒する強さを誇っていました。

3歳になると大井へ転出しましたが、5月には佐賀競馬に復帰。

佐賀皐月賞を古馬B級相手に勝利すると、今回の九州ダービー栄城賞も半馬身差で勝利し、佐賀では7戦7勝と無敗でのダービー制覇となりました。

 

【門別】第45回 北海優駿(ダービー)(エイシンフラッシュ賞)

 

九州ダービー栄城賞から4日後の6/1(木)。

門別で開催されたのが北海優駿(ダービー)でした。

 

勝ったのは、岩手所属ながらも北海道の地での三冠達成を目指すベンテンコゾウ

一冠目の北斗盃に続き、二冠目である北海優駿も見事勝利。

雨の不良馬場で前残りの展開となり、2番手を進んだベンテンコゾウが直線で後続を突き放すという快勝でした。

 

史上5頭目の北海道三冠馬、しかも他地区からの遠征馬が三冠達成なるのでしょうか?

注目の三冠目、王冠賞は7/27(木)に開催されます。

 

【名古屋】第47回 東海ダービー(ジャングルポケット賞)

 

北海優駿から5日後の6/6(火)には、名古屋にて東海ダービーが行われました。

 

優勝は、ドリームジャーニー産駒のドリームズライン

一冠目である駿蹄賞勝利を受けての単勝1.5倍という圧倒的1番人気に見事応えました。

 

スタート直後、つまずいて落馬してしまったカツゲキマドンナがカラ馬となり先頭に立つと、全体が動くに動けずスローペースに。

ドリームズラインは1コーナーあたりから進出を開始し、3コーナー過ぎでは大外を通って先頭を狙います。

2番人気のサンタンパと並ぶ場面もありましたが、最後の直線での脚色が違いました。

結果、サンタンパに2馬身半差をつけての勝利となりました。

 

【大井】第63回 東京ダービー(ハービンジャー賞)

 

東海ダービーの翌日に行われたのは、東京ダービー。

ウマフリだよりでもレースの見どころを紹介しました!

uma-free.hatenablog.com

 

勝ったのは、一冠目の羽田盃を半馬身差の悔しい2着となっていたヒガシウィルウィンでした。

 

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最後の直線、的場文男騎手が騎乗するブラウンレガートがインコースから上がってくるシーンでは「ついに的場騎手のダービー制覇なるか?!」と誰もが思ったことでしょう。

しかし、馬場の真ん中をブラウンレガートに勝る勢いで上がってきたのがヒガシウィルウィンでした。

羽田盃勝ち馬であるキャプテンキングブラウンレガートを交わしての2着。

ヒガシウィルウィンキャプテンキングに6馬身差をつけての圧勝で、雪辱を果たしました。

 

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【水沢】第37回 岩手ダービーダイヤモンドC(ネオユニヴァース賞)

 

ダービーシリーズが始まってから2週間が経った、6/11(日)。

水沢競馬場にて岩手ダービーダイヤモンドCが行われました。

 

前述の通り、北海優駿で岩手所属のベンテンコゾウがすでにダービー馬となっています。

したがって、ここでの優勝馬は岩手が生んだ今年2頭目のダービー馬ということになります。

その馬の名は、キングジャガー

1番人気に応え、鮮やかな逃げ切り勝ちをみせました。

 

キングジャガーは父キングヘイロー、母ケージーササニシキ、母父ファスリエフといった血統。

前哨戦のやまびこ賞からの連勝で、ダービー馬の仲間入りを果たしました。

 

【園田】第18回 兵庫ダービー(ゼンノロブロイ賞)

 

一冠目の菊水賞を勝った7戦無敗のマジックカーペットが出走回避し、混戦模様となった兵庫ダービー。

勝ったのは2番人気のブレイヴコールでした。

 

ブレイヴコールカルストンライトオ産駒。

2歳時には中央の500万以下にも挑戦し7着だったことも。

2016年大晦日のレース以降はすべて3着以内で、負けたレースの勝ち馬はすべてマジックカーペットでした。

 

兵庫ダービーではスタート後ハナに立つと一度も先頭を譲らず。

直線で猛追してきたスリーピーアイをアタマ差しのいでの逃げ切り勝ちとなりました。

 

【高知】第45回 高知優駿(ダノンシャンティ賞)

 

6月18日(日)に行われた高知優駿、またの名を黒潮ダービー。

今年からダービーシリーズに加わり、地方全国交流競走になりました。

賞金も高いことから、九州ダービーを勝ったスーパーマックスが参戦するなど他地区からの出走馬も話題になりました。

 

そんな高知優駿の優勝馬は、フリオーソ産駒のフリビオンでした。

 

スタート後、中団少し後方に位置を取ったフリビオン

向こう正面の中間あたりから仕掛けると、最後の直線、勢いを保ったままゴールまで駆け抜けます。

結果、2着に5馬身差をつけての圧勝。

2着には高知の牝馬バーントシェンナが入り、高知所属馬のワンツーとなりました。

 

【金沢】第1回 石川ダービー(スピルバーグ賞)

 

ダービーシリーズの最後を飾るのは、今年が第1回の開催となる石川ダービー。

ウマフリでも石川ダービーについての記事を公開しています。

ダービー新設の良い面だけでなく、不安面についても書かれているこの記事。

石川ダービーや金沢競馬について、もっと知りたい方はぜひ一読してみてください!

2017年新設!石川ダービーについて - ウマフリ.com

 

そんな記念すべき第1回石川ダービーの勝ち馬は、ヴィーナスアローでした!

 

断然の1番人気に支持されたのはヤマミダンス

3コーナーを過ぎた頃には単独先頭でこのまま勝利するかと思いきや。

最後の直線半ばで、ヤマミダンスの脚が止まってしまいます。

代わりに後ろからやってきたヴィーナスアローが一気に突き抜け、そのままゴールを駆け抜けました。

 

1着ヴィーナスアロー、2馬身半差の2着にゴールドハリアー、3着にサッキーヘラクレス

実はこの3頭とも、ウマフリの記事で過去に紹介していたのです!

金沢競馬 2歳展望 - ウマフリ.com

注目馬たちの活躍が嬉しい、石川ダービーの結果となりました。

 

【大井】第19回ジャパンダートダービー 

 

ダービーシリーズは石川ダービーまでとなりますが、ダービーの名がつくこのレースを忘れてはなりません。

3歳ダートクラシック路線の頂点であるジャパンダートダービー

南関東クラシック三冠の最終戦として、中央・他地区からも参戦があり毎年熱いレースが繰り広げられています。

 

今年もそうそうたるメンバーが集結した中、見事勝利を掴んだのはヒガシウィルウィンでした!

 

上位人気は中央勢が占める中、5番人気に支持されたヒガシウィルウィン

レースはスタート後ノーブルサターンがハナを切り、ローズプリンスダムシゲルコングサンライズソアら先行する中央勢の後ろにヒガシウィルウィンという位置取りに。

最後の直線に入ると先頭集団がほぼ横並びとなり、そこにはヒガシウィルウィンの姿もあります。

残り200m地点で先に抜け出していたのは、サンライズソア

そこへヒガシウィルウィンがじわじわと襲いかかり、ゴール前にはクビ差交わしての勝利となりました。

 

今年の東京ダービーを制していたヒガシウィルウィンは二冠達成。

中央勢の7連覇を阻止する形となり、2010年マグニフィカ以来の地方馬の優勝に大井競馬場は沸き立ち、感動的なジャパンダートダービーとなりました。

 

 

以上、2017年ダービーシリーズ&ジャパンダートダービーの結果まとめ、いかがだったでしょうか?

 

8頭のダービー馬が誕生し、ダービーシリーズも幕を閉じました。

しかしダービーが終わっても、地方競馬の熱い戦いはまだまだ続いていきます。

それぞれの道を歩むダービー馬たちのこれからにも注目していきたいですね!

 

 

(笠原小百合)(写真:がんぐろちゃん)

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