【今週の注目】重賞が3つ、2歳戦も充実!しかし、台風が・・・【月曜祝日版】

三連休も最終日!

3日目の競馬を楽しんでいきましょう。

 

9月18日 敬老の日

中山1R 2歳未勝利戦(ダート1800m)

 

ミルファームの記事でご紹介したオルレアンノムスコ(牡2・武市厩舎)が杉原騎手騎乗で出走します。

 

記事にもありますが、ステイゴールドの母系で知られるロイヤルサッシュが血統表の中におり、叔父にはスノードラゴンがいます。

スノードラゴンは今では芝のスプリンターのイメージが強いですが、元々はダートで力を付けてきた馬です。

何頭か強い馬がいますが、叔父譲りの一発を期待したい所です。

 

uma-furi.jimdo.com

 

 

阪神2R 2歳未勝利戦(芝2000m)

 

ウオッカの子供のタニノフランケル(牡・角居厩舎・福永騎手騎乗)が出走します。

デビュー戦はサクステッドの切れ味に負けましたが、それでも上がり3ハロン33.9秒をマークする辺り、今までのウオッカの子供達とは違います。

メンバーは7頭と少頭数。是が非でも勝利を!

 

 

中山3R 2歳未勝利(芝2000m)

 

ここは馬よりも生産者に注目。凱旋門賞馬バゴ産駒のハヤブサカノン(牡・美浦・尾形和厩舎)。

生産者は北海道立静内農業高等学校です。高校生が馬を生産し、今年のJRAブリーズアップセールと呼ばれるセリ市において475万円で落札された馬なのです。

 

静内農業高等学校は日本の高校で唯一、サラブレッド生産を行っている高校です。

生産科学科の生徒と馬術部の生徒によって「授業の一環」として種付け、生産、育成を行っています。

 

代表馬としては2002年に生まれたユメロマンという牡馬。田中勝春騎手の父親で生産者の田中春美氏がセリ市263万円で落札。

息子の田中勝春騎手が主戦騎手となり、JRAで3勝を挙げました。

2007年には桐原書店の英語Ⅱの教科書にも取り上げられました

 

デビュー戦が10着と大敗しましたが、中山のコースに合うバゴの子供、後程セントライト記念の時に書きます「大井の天才」御神本騎手騎乗で善戦を期待したいです。

 

 

中山5R メイクデビュー中山(芝1200m)

 

ミルファームがオーナーのマウントレーニア(牝2・美浦・高橋文厩舎)。こちらは杉原誠人騎手が騎乗します。

母方の曾祖母のWeekend in Seattleは全兄に大種牡馬エーピーインディがいる血統。父のベーカバドは産駒が当初の期待通りに応えていない成績ですが、この馬はダンジグの近親配合があり、スピード色が強い馬だと思います。

 

 

阪神6R メイクデビュー阪神(ダート1800m)

 

阪神の新馬戦は5Rに牝馬限定の1600mの新馬戦がありますが、注目は6Rの武豊騎手騎乗のイグレット(牝・栗東・松永幹夫厩舎)。

母はHeavenly Romanceヘヴンリーロマンス)。

そうです。2005年の天皇賞秋を制し、騎手時代の松永幹夫調教師が来賓の天皇・皇后両陛下の前で馬上から脱帽し深々と一礼をしたシーンを覚えているファンも多いでしょう。

母親になってからの成績は説明不要。アウォーディーアムールブリエ、そしてラニを輩出。

名馬でもあり、名繁殖牝馬でもあります。

 

イグレットの父はDistorted Humorディストーテッドヒューマー)。フォーティーナイナーの子供ですが、自身の競走成績はGⅡ制覇止まり。

最初はオーストラリアで2年間種牡馬生活を送っていたのですが、競走馬になった93頭のうち74頭が勝ち上がる好成績を挙げました。

その後はアメリカで種牡馬生活を送り、ケンタッキーダービー馬ファニーサイド、ブリーダーズカップ・クラシックなどGⅠで2勝をあげたドロッセルマイヤーなど多数の名馬を輩出。

日本で種牡馬を送っているアイルハヴアナザーの父方の祖父です。

 

アメリカの名種牡馬を父に持ったイグレット。まずはここを勝って欲しいですが、その後のローテーションも今から楽しみです。

 

 

阪神11R 仲秋ステークス(3歳以上1600万下 芝1400m・ハンデ戦)

 

今となっては年間50頭程度しか生産されていない九州産のサラブレッド。

その九州産サラブレッドのテイエムゲッタドン(父・テイエムオペラオー・セン6歳・栗東・山内厩舎)が藤懸騎手騎乗で出走します。

 

前走の北九州短距離ステークスは勝ったコウエイタケルから0.1秒差の4着と健闘。

その時より相手は強くなりますが、53kgのハンデを活かして頑張って欲しいです。

 

 

中山11R 第71回セントライト記念(GⅡ 3歳)芝2200m

 

ラジオNIKKEI賞を制したセダブリランテス(美浦・手塚厩舎)が右前脚ザ石のため回避。皐月賞馬アルアイン(栗東・池江厩舎)の1強ムード。

今回と菊花賞は松山騎手からルメール騎手に乗り替わります。

 

ラジオNIKKEI賞はハンデで苦戦したサトノクロニクル(栗東・池江厩舎・デムーロ騎手)。

皐月賞4着のクリンチャー(栗東・宮本厩舎・藤岡佑騎手)。

菊沢一樹騎手から横山典弘騎手に乗り替わったミッキースワロー(美浦・菊沢厩舎)。

東京2400mで連勝中のサンデームーティエ(美浦・谷原厩舎・吉田豊騎手)。

来年で定年を迎える小島太調教師が最後のクラシック出走を懸けて送り出すインペリアルフィズ。先週グランシルクを悲願の重賞制覇に導いた田辺騎手は小島太調教師の願いを託しての騎乗。

 

さらに、公営岩手競馬からはブラックロード(岩手・矢野厩舎)が参戦。芝1700mの岩手の重賞・オパールカップを制し、芝の適性は証明済み。

騎乗するのは一度騎手免許をはく奪され、2年半ぶりに戻って来た大井競馬の天才、御神本訓史(みかもと のりふみ)騎手。

最近は地方馬のクラシック参戦がないので、天才の腕で3着まで取って欲しいものです。

 

以上が今週3日分の注目レースを独断で選びましたが、他にもまだ取り上げたいレースがあります。

 

この時期に行われる3歳未勝利戦は「スーパー未勝利戦」とも呼ばれています。

出走条件が「出走5回以内または前走5着以内」と限られており、なおかつ出走機会は1回のみ。

当然出走を希望する馬が多く、希望のレースに出れず、芝のレースに出たかったのにダート戦に出走する馬もいます。

 

今週のメンバーを見ると、エイシンフラッシュの全弟、ムーンシュトラールが土曜の阪神4Rのダート戦に出走。

他にもマカヒキの半妹ナニアヒアヒステファノスの半妹グラニーズチップスが土曜の阪神3Rのダート戦に出走。

ここで負けたら、格上の500万下に出走、若しくは地方競馬で再起を図ります。

 

菊花賞、秋華賞の3枚の優先出走権を争うレースがある一方で、自分の競走馬生命を賭けたレースもある事をファンの皆様に知って欲しいものです。

 

最後に暗いネタとなりましたが、皆様、台風の進路にも気を付けながら、楽しい競馬ライフをお過ごし下さい。

 

それでは、GOOD LUCK!!!

 

 

(おかのひろのぶ)

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