【土曜の注目】絶好調ロードカナロア産駒・初重賞制覇なるか?ホッカイドウ競馬から切れ者ダブルシャープも参戦 サウジアラビアRC

今週は土・日・月の3日開催。そして、舞台が東京競馬場と京都競馬場に移ります。

土曜は東京でサウジアラビアロイヤルカップ(2歳G3)、日曜は東京で毎日王冠(G2)、月曜は京都で京都大賞典(G2)。

さらに、盛岡競馬場では統一G1の南部杯が行われます。

 

競馬とは離れた話になりますが、今週はF1日本グランプリが開催。コースは鈴鹿サーキット。

この鈴鹿サーキット、2005年に国際自動車連盟 (FIA) がF1ファンを対象に行った「好きなレースサーキット場」のアンケートで、欧州以外では最上位の5位に入りました。

 

競馬ファンの中にも好きな競馬場のコースがあるのではないでしょうか。

一度アンケートしてみたいものです。

 

それでは、土曜の競馬から見ていきましょう。

 

 

京都2R  2歳未勝利(芝1600m 牝馬限定・9頭立て)

 

スターリーステージ(父ディープインパクト 母スターアイル 栗東・音無厩舎 デムーロ騎手騎乗)

シャンデリアスピン(父ノヴェリスト 母ダンスインザムード 栗東・松永幹夫厩舎 武豊騎手騎乗)

 

以前、デビュー戦の時に紹介した2頭が出走。

スターリーステージはNHKマイルCなどG1レース2勝馬ミッキーアイルの全妹。

シャンデリアスピンは桜花賞馬ダンスインザムードの娘でノヴェリスト産駒では評判の高い馬です。

 

それぞれのデビュー戦では、スターリーステージは直線追い込むも3着、シャンデリアスピンは4コーナーまで楽な手応えで進むも8着でした。

期待度ではスターリーステージなのですが、シャンデリアスピンもレースセンスは高い馬です。

 

この2頭に、デビュー戦でタイム差なしの2着に入ったウスベニノキミ(父エイシンフラッシュ 母ソリッドプラチナム 栗東・鈴木厩舎 和田騎手騎乗)が割って入るのではないかと予想します。

 

 

東京3R 2歳未勝利(芝2000m 13頭立て)

 

ハヤブサカノン(牝2 父バゴ 母ゴートゥザノース 美浦・尾形和厩舎 吉田隼騎手騎乗)

 

北海道立静内農業高等学校生産の馬で、以前取り上げたデビュー2戦目の中山芝2000mでは6着。

今回はデビューした東京競馬場で走ります。

デビュー戦はアパパネの次男、ジナンボーに1.7秒差を付けられる大敗でしたが、前走は0.7秒差。

4着馬とは0.1秒差の僅差でした。

 

デビュー戦でタイム差なしの2着に入ったマイネルファンロン(牡2 父ステイゴールド 母マイネテレジア 美浦・手塚厩舎 柴田大騎手騎乗)が強敵ですが、掲示板には入れるチャンスがあると思います。

 

 

東京5R  メイクデビュー東京(芝1400m)

 

キャンディケイン(牝2 父ハーツクライ 母スナッチド 美浦・鹿戸厩舎 ルメール騎手騎乗)

セレブレーション(牝2 父ハーツクライ 母フェアレストケープ 美浦・尾形和厩舎 津村騎手騎乗)

 

東京の新馬戦ではハーツクライ産駒2頭を。

キャンディケインはシルク・ホースクラブにて2000万で募集された馬です。

半姉のスナッチマインドは京都牝馬ステークス3着馬。叔父のCuveeは米国G1ベルモントフューチュリティステークスを制しました。

 

セレブレーションで注目したいところは、母方の祖母にいるMythです。

Mythの子供には種牡馬として活躍しているヨハネスブルグがいます。

 

 

京都5R メイクデビュー京都(芝1400m)

 

プリンセステソーロ(牝2 父Declaration of War 母Princess Desire 栗東・吉村厩舎 武豊騎手騎乗)

 

アイルランドの1歳馬セリ市で20万ユーロ(約2200万円)にて了徳寺健二オーナーが落札した馬です。

テソーロの冠号でお馴染みの了徳寺オーナーの外国産馬と言えば、今年のNHKマイルカップ2着のリエノテソーロがいます。

 

父のDeclaration of Warは今年が産駒デビューする、ダンジグを祖とする種牡馬。日本に輸入された産駒はこの馬のみです。

戦績はイギリスG1インターナショナルステークスなどG1レース2勝。ダートのブリーダーズカップクラシックにも出走し3着と健闘しました。

 

母は日本で走り1勝。引退後は繁殖牝馬としてアイルランドに渡りました。そのプリンセスデザイアの父がデインヒル

プリンセステソーロはダンジグの3×3のインブリード(近親配合)が含まれています。

 

1週前に坂路53秒7-12秒8と時計を出しているので、初戦から走れるものと期待します。

 

 

東京9R 西湖特別(3歳以上1000万下 ダート1600m)

 

バンパークロップ(牝3 父クロフネ 母グレートハーベスト 美浦・藤原辰厩舎 村田騎手騎乗)

 

2戦2勝のバンパークロップ

全兄にマーチステークスなど重賞2勝を挙げているマイネルクロップがいます。

 

父クロフネ、母の父がサンデーサイレンスの馬と言えば、ホエールキャプチャフサイチリシャールなどがいますが、ダート適性も高い馬を多く出しています。

マイネルクロップ以外にもショコラブランマルカバッケン、そして白毛馬のユキチャンも父クロフネ 母の父がサンデーサイレンスです。

 

メンバーが揃いましたが、ここで強い競馬を見せるようであれば、今後のダート戦線でも期待が持てる馬だと思います。

 

 

東京11R 第3回 サウジアラビアロイヤルカップ(2歳オープン・G3 芝1600m)

 

ステルヴィオ(牡2 父ロードカナロア 母ラルケット 美浦・木村厩舎 ルメール騎手騎乗)

 

新種牡馬のロードカナロアは産駒が既に15勝を挙げ、2歳馬リーディングでは第3位です(1位はダイワメジャー、2位はディープインパクト)。

 

そのロードカナロア産駒のステルヴィオ

新馬戦を勝利で飾った後、札幌のオープンレース、コスモス賞に出走。

ホッカイドウ競馬のミスマンマミーアに詰め寄られましたが、ステルヴィオはステッキを入れずのクビ差の勝利でした。

1600m、1800mと距離を伸ばしても楽勝するあたりは、底知れぬポテンシャルが内に秘められています。

ロードカナロア産駒は距離を不安視する方もいるかと思いますが、 母の4代母スイートコンコルドの全弟は3冠馬シンボリルドルフということもあり、問題なさそうです。

 

ここでのレース次第で朝日杯FSに行くのか、ホープフルステークスに行くのか、1つのポイントとなるレースになります。

 

ダノンプレミアム(牡2 父ディープインパクト 母インディアナギャル 栗東・中内田厩舎 川田騎手騎乗)

 

もちろん、ディープインパクト産駒も出走します。その中からはダノンプレミアムを。

宝塚記念当日の芝1800mの新馬戦を制し、そこからの休養明け初戦です。

この新馬戦は毎年レベルが高く、今年は5着のシュバルツボンバーと6着のシエラネバダが次のレースで勝利を挙げました。

タイムも稍重で1分48秒7と優秀。久々のレースを克服すれば、有力の1頭です。

 

ダブルシャープ(牡2 父ベーカバド 母メジロルーシュバー ホッカイドウ競馬・米川厩舎 石川倭騎手騎乗)

 

クローバー賞を勝ち、そして札幌2歳ステークスでタイム差なしの3着に入った馬です。

クローバー賞で負かしたタワーオブロンドンがききょうステークスで圧勝。

輸送と初めて経験する左回りを克服すれば、久々の地方競馬所属馬によるJRA重賞制覇の可能性もあります。

 

血統面の話をすると、父はベーカバド

2010年のパリ大賞典を勝った馬です。その父ケープクロスシーザスターズゴールデンホーンの2頭の凱旋門賞馬を輩出。

また、母の半兄にはメジロブライト(天皇賞春制覇)がいます。距離が伸びていいタイプでしょう。

 

他にも新種牡馬エイシンフラッシュ産駒のスワーヴエドワード(牡2 母スルージエアー 美浦・国枝厩舎 四位騎手騎乗)、

新潟2歳ステークス3着のテンクウ(牡2 父ヨハネスブルク 母ピサノドヌーヴ 美浦・奥村厩舎 田辺騎手騎乗)、

4着のエングローサー(牡2 父トランセンド 母エンブレイス 栗東・清水久厩舎 三浦騎手騎乗)、

ダノンプレミアムの紹介時に取り上げ、未勝利戦で中京芝1600mのレコードをマークしたシュバルツボンバー(牡2 父ディープブリランテ 母ショア― 栗東・須貝厩舎 福永騎手騎乗)、

札幌2歳ステークス5着のコスモインザハート(牡2 父ハーツクライ 母マーゼリン 栗東・西園厩舎 柴田大騎手騎乗)などメンバーが揃いました。

 

前身のいちょうステークスからはヤマニンパラダイスエアグルーヴメジロドーベルイスラボニータクラリティスカイとG1ホースが多く輩出されました。

 

果たして、今年はどうなるのでしょうか?

ロードカナロア産駒ステルヴィオが父に初の重賞タイトルをもたらすのか?

それとも、ダノンプレミアムがディープインパクト産駒特有の切れ味を見せるのか?

スタートの瞬間を待ちたいと思います。

 

 

(おかのひろのぶ)

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