マイルCS南部杯(Jpn1)出走全馬紹介【全16頭】

ユッコ

昨年夏に岩手へ移籍後、18戦全てで高松騎手とコンビを組んできた。昨年のJBCレディスクラシックではアムールブリエらに先着を果たしているように元々期待されていた素質馬であったが、今年の春に3連勝するなど、岩手競馬を代表する牝馬へと成長を遂げている。
中央や他地区の強豪馬を相手にどこまでやれるのか。今回ももちろん高松騎手との名コンビ。1つでも上の着順を目指す。

ベストウォーリア

南部杯3連覇を狙った昨年は、コパノリッキーに阻まれての2着。そのコパノリッキーを退けて、一昨年の南部杯以来遠ざかっている白星をあげられるか。
気がつけばもう7歳、ベテランと呼ばれて久しい存在に。しかし同期のクリソライトやケイアイレオーネ、サウンドトゥルー、さらにはコパノリッキーもまだまだ頑張っている。自身もまだやれることを、ここで改めて証明したい。

ノボバカラ

期待の素質馬が、昨年は重賞3勝といよいよブレイク。今年に入ってからは芝レースを試していた事もあり、未勝利ではあるが、侮りがたい存在である事には違いない。初めてのG1挑戦で勝利の味を思い出せるか。
早逝した父、アドマイヤオーラ。そして同父であり、既にこの世を去った同期・クロスクリーガー。
惜しくもポテンシャルを発揮しきれなかった、血が繋がる2頭の為にも、ここでビッグタイトルを勝ち取りたい。

アドマイヤイバマ

今は岩手競馬所属であるが、中央でもダートで3勝をあげていた。中央時代には昇竜SやレパードSに出走していた事もあるが、同期のコパノリッキー・ベストウォーリアとは意外にも今回が初対決。
中央での2勝目はブービー人気を跳ね返しての勝利だったが、今回も意外性を発揮できるか。

サルバドールハクイ


笠松からの参戦。
交流G1だけでなく、交流重賞自体が初挑戦となる。ただし中央で4勝をあげているあたり、侮りがたい。いとこにホウライアキコがいるように、豊富なスピード感がある。
相手は強いが、見せ場のあるレースを披露したい。

メイショウオセアン

中央時代にはオープンクラスまで上り詰めている実力派。中央最後のレースは、先日急逝したエイシンバッケンのラストランとなった、欅S。
今回は昨年の黒船賞以来、2度目の地方交流戦となる。しかし、前回とは違い、地方馬としての出走だ。悔しいシンガリ負けとなった黒船賞の借りを返して、エイシンバッケンへの手向けとしたい。

ウインフルブルーム

朝日杯FS・皐月賞で3着と、世代戦を盛り上げてきた1頭がダート初参戦。鞍上に迎えるのは岩手の名手・村上忍騎手。他の中央馬の回避により、出走が叶った。
古馬になってから国内外で絶好調の6歳世代であるが、ダートでの活躍馬はまだ少ない。ここでもうひと花咲かせられるか。
半兄のドリームガイアは岩手で11勝をあげている。相性の悪い土地ではないはず。

チェリーピッカー

現在の岩手競馬を代表する1頭が参戦。
中央では未勝利だったが、移籍後は16戦15勝2着1回という類稀なる安定感。岩手競馬の主役たちが顔を揃えた前走・青藍賞では1馬身差をつけての快勝をして、その存在をアピールしている。
一流のJRA所属馬たちを相手にどこまでやれるか、楽しみな1頭。
父は交流G1ジャパンダートダービーを制覇したカフェオリンポス。毎年の種付け数が1桁である父の名をあげられるか。

キングズガード

デビューから5歳の末まで、22戦して掲示板を外したのはデビュー戦のみ、という安定感を誇っていた。それが6歳で挑んだ初G1・フェブラリーSでは屈辱の11着。その敗北をバネに、プロキオンS制覇など力をしっかりとつけてきた。
もちろんリベンジしたいのはフェブラリーS勝ち馬・ゴールドドリーム。
照準を合わせてきた「王の盾」が力強く動き出す。

ケイリンボス

今回唯一の、高知からの参戦。
岩手への遠征は2度目で、慣れたもの。そのクラスターCでは、9着と良いところを見せられなかった。それでもあえてこのレースを選択したあたり、面白い走りを期待したい。母の父はサクラバクシンオーで、母の母の父はミホシンザン。
国産の血を、ここで輝かせられるのか。

コパノリッキー

昨年の南部杯覇者であり、G1を9勝している現在の日本ダート界を代表する名馬。今回で節目の10勝目をあげられるか。
春は交流G1かしわ記念を2馬身差快勝で気持ち良く休養に入っている。秋初戦、どのような走りを見せてくれるだろうか。
コンビを組むのは昨年の南部杯同様、田辺騎手。

イーグルカザン

今年の南部杯、最年長の9歳馬。8歳馬の出走がないため、さらに年齢が目を引く。今年の春までは中央で走っていたが、移籍後にも8戦こなしているタフガイ。
函館2歳Sで一緒に走ったルリニガナたちは、すでにその子供がデビューを迎えている。馬には馬の数だけ馬生があるのを、改めて実感する。
移籍後全てのレースを任されてきた大坪騎手が、大ベテランをエスコート。

ゴールドドリーム

今年フェブラリーSを勝利している、日本ダート界のホープといえる4歳馬。
しかしドバイワールドカップでは、同い年の世界的名馬アロゲートに抵抗すら出来ずに敗北。帰国後第1戦目の帝王賞でも、同期のケイティブレイブの前に敗れている。
ここまでの白星は全て中央の競馬場で、実は地方交流戦では未勝利。
夏が明けて、復調した姿を見せられるか。若きダート馬のレースぶりを注視したい。

カフジテイク

昨年末、初めて挑戦したG1・チャンピオンズCでは11番人気ながら4着と好走。年が明けて、フェブラリーSでは1番人気に。結果は3着だったが、現在ダート界を牽引する1頭である事には変わりない。
今回、初めての地方遠征でG1タイトルの獲得を狙う。
出遅れ癖もあるので、スタートの瞬間は目が離せない。

トキノベラトリクス

デビューからこれまで、生っ粋の地方所属馬。前々走の笠松・コスモス特別を勝利して、前走は初めて地方交流重賞(日本テレビ盃)に挑戦。アポロケンタッキー・サウンドトゥルーといった中央の強豪馬へ、果敢に勝負を仕掛けた。
結果は競り負けての失速で9着に沈んだが、ナイストライだった事に変わりはない。今回も真っ向から仕掛けるのか、着を拾いにいくのか。
レース展開を握る1頭になるかもしれない。

コスモジョイジョイ

一昨年の年末に岩手に移籍してから、これまで13勝。今年に入ってからも岩手競馬を盛り上げる1頭として8戦4勝、2着2回、3着2回という安定した戦績をあげてきた。
南部杯という岩手の大一番で、地元勢の意地を見せつけたい。
菊花賞馬オウケンブルースリの全弟という血が、大舞台での激走を後押ししてくれるか。


(オガタKSN)

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