【月曜の注目】サウンズオブアース、ついに「最強の2勝馬」返上なるか?それとも、新コンビでシュヴァルグランが好スタートを切る?京都大賞典。新馬戦はアノ名牝の娘がデビュー。南部杯情報も併せてお伝え

3連休開催の最終日。京都では京都大賞典が行われます。

もちろん、京都大賞典も注目ですが、2レースある新馬戦にも注目。

牝馬限定戦にはあの馬の次女が、1800m戦にはセレクトセールで高値を付けたあの馬が登場します。

 

東京メインはグリーンチャンネルC。

そのグリーンチャンネルCを昨年制覇したカフジテイクは盛岡競馬場で行われる統一G1マイルチャンピオンシップ南部杯に出走。

 

南部杯は連覇を目指すコパノリッキー。昨年3連覇をコパノリッキーに阻まれたベストウォーリア

直線が長い盛岡でカフジテイクが末脚を爆発させるのか。と、見どころがあります。

 

3連休最終日の競馬。まずは2歳戦から見てみましょう。

 

 

東京3R 2歳未勝利戦(芝1800m 14頭立て)

 

ニシノエクレール(父エイシンフラッシュ 母ショウナンアネーロ 美浦・小西厩舎 丸山騎手騎乗)

 

「2017年度新種牡馬、注目の産駒たち」の記事でエイシンフラッシュ産駒の注目馬として取り上げた、ニシノエクレールが出走します。

 

前走のデビュー戦は勝ったスピアーノが前半1000mを62.9秒のペースで逃げる展開。

スタート後のラップが12.9-12.5-12.4秒と、ゆったりとした流れでした。

2コーナーで最後方だったニシノエクレールも3コーナーから一気に上がったのですが、使った脚の反動で最後は伸びきれず12着と敗退。

今回のメンバーには同じレースに出た馬が6頭出走します。

 

 

京都3R メイクデビュー京都(芝1600m 牝馬限定 16頭立て)

 

ターフェルムジーク(父ノヴェリスト 母アルメーリヒ 栗東・渡辺厩舎 池添騎手騎乗)

 

「2017年度新種牡馬、注目の産駒たち」の記事でノヴェリスト産駒の注目馬として取り上げた、ターフェルムジークがデビューします。

 

血統について少し詳しく紹介。

母方の祖母のプアプーはアメリカのG3競走イエルバブナエBCHを勝った馬です。

産駒としては2012年の有馬記念で2着に入ったオーシャンブルーがいます。

いきなりの勝利もあるのではないでしょうか。

 

しかしながら、出走する馬の多くが注目馬揃いでもあります。京都3レースと5レースの新馬戦は要注目です。

 

まずあげたいのはソシアルクラブ(池添学厩舎 岩田騎手騎乗)。父はキングカメハメハ、母はブエナビスタと超良血馬です。

そして、先日の凱旋門賞に参戦したサトノノブレスの全妹、サトノルーリー(父ディープインパクト 母クライウィズジョイ 栗東・須貝厩舎 ルメール騎手騎乗)も参戦。

角居厩舎からはセレクトセールにて6912万円で落札されたモンアムール(父ディープインパクト 母オンヴェラ 和田騎手騎乗)。

デビュー戦から2連勝したサトノキングダムの半妹ゴルトキルシェ(父ステイゴールド 母ダリシア 栗東・平田厩舎 デムーロ騎手騎乗)は今週の調教でカレンミロティックに先着。

武豊騎手騎乗でセレクトセールにて8640万円で落札されたモハンマディ(父ディープインパクト 母フラニーフロイド 栗東・西浦厩舎)が登場。

 

京都開催に狙いを定めた大物たちが一気に集結した感じがします。

 

 

京都5R メイクデビュー京都(芝1800m 10頭立て)

 

こちらは10頭と少頭数。しかし、セレクトセールで高額取引された馬が続々と出走します。

 

まずはカフジフロンティア(牡 父ハービンジャー 母フローラルカーヴ 栗東・中竹厩舎 和田騎手騎乗)。

セレクトセールにて1296万円で取引された馬です。

母のフローラルカーヴは2007年桜花賞に出走(11着)母の半姉に京成杯オータムハンデなどを制したエクセラントカーヴがいます。

 

次はフィリーズレビューなど重賞2勝したダイワパッションの息子、エポカドーロ(父オルフェーヴル 栗東・藤原英厩舎 北村友一騎手騎乗)。

取引額は3672万円。ダイワパッションの子は父がダイワメジャーの子供ばかりでしたが、オルフェーヴルに替わりどう出るのか注目です。

 

全姉にホウオウパフュームがいるハーツフェルト(牝 父ハーツクライ 母マチカネタマカズラ 栗東・角居厩舎 デムーロ騎手騎乗)は4320万円で落札。

全姉はデビュー後2連勝を挙げ、一躍オークス馬候補になった馬。

敢えて牡馬混合のレースに出走するあたり、勝機があると見たのでしょうか。

 

6048万円で落札されたタングルウッド(父Siyouni 母アピール2 栗東・中内田厩舎 藤岡佑騎手騎乗)。

父Siyouniはフランスの1600m2歳G1レースジャン・リュック・ラガルデール賞(以前はグランクリテリウムと呼ばれたレース)を制覇。

名マイラー・ヌレイエフを祖に持つ種牡馬です。

また、母の父セルカークはイギリスマイルG1クイーンエリザベス2世ステークスの覇者。

血統的にも珍しいシャーペンアップ系の種牡馬です。

 

そして、今回のメンバーで最も落札額が高かったのは、ディープインパクト産駒のサトノエターナル(母ソーメニーウェイズ 栗東・池江厩舎 ルメール騎手騎乗)。

 

お値段は1億2420万円!

 

母のソーメニーウェイズは2歳の 8月に実施されるアメリカ G1スピナウェイステークスの覇者。

ソーメニーウェイズの父はSightseeing。名種牡馬プルピットの息子です。

 

サトノエターナルはPOGでも高い人気を誇っている馬。

果たして、その期待に応える事ができるのか? 注目です。

 

 

東京5R 2歳新馬(芝1600m)

 

東京新馬戦は簡単にご紹介。

注目馬はトランスパレント(牡 父シンボリクリスエス 母ダノンベルベール 美浦・上原厩舎 柴山騎手騎乗)。

ダノンベルベールは阪神ジュベナイルフィリーズ2着。調教過程も上手く進んでいます。

 

 

京都 11R 第52回 京都大賞典(3歳以上 芝2400m G2 別定戦 15頭立て)

 

今年はG1ホースの出走はありませんが、G1連対実績馬が多く出走。

15頭立てと京都大賞典では珍しくメンバーが揃い、難解なレースになりそうです。

 

シュヴァルグラン(牡5 栗東・友道厩舎 57㎏ デムーロ騎手騎乗)

 

天皇賞・春2着馬のシュヴァルグランがデムーロ騎手とのコンビで秋初戦を迎えます。

京都の重賞競走は未だ勝っていませんが、天皇賞・春でキタサンブラックを最後追い詰めたレース内容から、ここは必勝態勢で臨むでしょう。

 

サウンズオブアース(牡6 栗東・藤岡厩舎 56㎏ 横山典騎手騎乗)

 

未だに2勝しか挙げていないというのが信じられない、サウンズオブアース

なかなか勝ちきれず、前走の札幌記念も4着。昨年のこのレースも4着でした。

 

ただ、不気味なのは横山典騎手が続投。メンバー中で逃げたいのはカレンミロティックのみ。

カレンミロティックのハナを叩いて逃げる戦法が横山典騎手の中にあるのではないでしょうか。

京都開幕週なので、先行馬が有利。

1998年のセイウンスカイの様に大逃げを打ち逃げ切る競馬も、もしかしたらあるかも知れません。

 

スマートレイアー(牝7 栗東・大久保龍厩舎 54㎏ 武豊騎手騎乗)

 

7歳牝馬は既に繁殖牝馬として子供を授かっている馬も多い中、勢いが衰えないのがスマートレイアー

今年は京都記念と鳴尾記念2着、ヴィクトリアマイル4着と好走しています。

 

2400mも昨年の香港ヴァ―ズで5着に入り、距離克服は可能。加えて54㎏とハンデも恵まれています。

京都大賞典8勝の武豊騎手のエスコートで、牡馬を従えて先頭でゴール。そして、悲願のG1取りへ。

白くなったスマートレイアーのレースにも注目したいです。

 

その他では目黒記念で復活したフェイムゲーム(セン7 美浦・宗像厩舎 57㎏ ルメール騎手騎乗)、

同距離の日経新春杯を制したミッキーロケット(牡4 栗東・音無厩舎 57㎏ 和田騎手騎乗)。

新潟記念組からは素質はG1レベルのトーセンバジル(牡5 栗東・藤原英厩舎 56㎏ 岩田騎手騎乗)とハッピーモーメント(牡7 栗東・角居厩舎 56㎏ 藤岡康騎手騎乗)も一発を狙います。

 

 

東京11R グリーンチャンネルカップ(3歳以上オープン ダート1400m)

 

ウインムート(牡4 栗東・加用厩舎 57㎏ 松山騎手騎乗)

 

東京メインはダートのオープンレース。

グリーンチャンネルCMキャラクターでタレントの筧美和子さんが来場します。

 

ここでの注目はウインムート。夏に力を付けた馬です。

佐賀競馬場で行われたサマーチャンピオンの3着は地方競馬独特の小回りで馬が戸惑っていた事ではないでしょうか。

まだ、底を見せていない馬ですので、これからの飛躍に期待したい所です。

 

他ではそのサマーチャンピオンを制したラインシュナイダー(牡5 栗東・沖厩舎 57㎏ 石橋騎手騎乗)、

ユニコーンステークスの勝ち馬サンライズノヴァ(牡3 栗東・音無厩舎 54㎏ 内田騎手騎乗)、

東京コースとの相性の良さでアキトクレッセント(牡5 栗東・清水久厩舎 荻野極騎手騎乗)が注目です。

 

 

盛岡 10R 第30回 マイルチャンピオンシップ南部杯(3歳以上 ダート1600m Jpn1 16頭立て)

 

盛岡競馬場では統一G1レースの南部杯が行われます。

 

まず、地元岩手勢から。南部杯トライアルの青藍賞を制したチェリーピッカー(牡4 岩手・畠山厩舎)。

地元岩手では17戦16勝、2着1回と連対率100%な事は強調材料でしょう。しかし、JRAからの転入組でJRA時代では0勝。

JRA勢にどこまで喰らい付けるか、楽しみな1頭です。

 

メイショウオセアン(牡6 岩手・村上厩舎)は元JRAのオープン馬で夏に岩手に転厩。

JRAのオープン時代の戦績は今年のオープンレースの5着が最高。

さらに強化された相手が出走となると、どうでしょうか。

 

他にもコスモジョイジョイ(牡5 岩手・吉田厩舎)、イーグルカザン(牡9 岩手・橘厩舎)、ユッコ(牝5 岩手・佐藤厩舎)も地元の意地を見せたいところです。

 

他地区からはケイリンボス(牡6 高知・別府厩舎)、サルバドールハクイ(牡7 笠松・伊藤厩舎)、トキノベラトリクス(牝5 笠松・湯前厩舎)が出走。

 

JRA勢ではまずはコパノリッキー(牡7 栗東・村山厩舎 田辺騎手騎乗)。

昨年は南部杯を制した後、JBCクラシック5着、チャンピオンズカップ13着、東京大賞典5着、フェブラリーステークス14着と限界説が囁かれました。

しかし、かしわ記念で中団から差す競馬を見せて復活。

今回は田辺騎手とのコンビですが、田辺騎手とは相性がいいので、連覇も十分考えられるでしょう。

 

昨年、そのコパノリッキーに敗れ、南部杯3連覇を逃したベストウォーリア(牡7 栗東・石坂厩舎 戸崎騎手騎乗)。

前走のさきたま杯(浦和)で勝ったホワイトフーガとは1.2秒差つけられての敗北が不安材料です。

しかし、コパノリッキーが11番枠に入ったのに対して、絶好の2番枠。リベンジの可能性が高いかもしれません。

 

今年のフェブラリーステークスを制したゴールドドリーム(牡4 栗東・平田厩舎 川田騎手騎乗)。

気になるのはドバイワールドカップで大敗後の帝王賞の8着。

泥んこ馬場に弱いのか、それとも他世代と比べて実力が劣るのか。レースぶりに注目です。

 

直線一気の末脚が魅力のカフジテイク(牡5 栗東・湯窪厩舎 福永騎手騎乗)。

問題点が14番枠に入り、どれだけ脚を溜める事が出来るかがポイントです。

 

カフジテイクをプロキオンステークスで破ったキングズガード(牡6 栗東・寺島厩舎 中野省吾騎手騎乗)は1400mがベストで、あと200mをどう克服するのか。

 

上位馬の回避で出走する事ができたのがノボバカラ(牡5 美浦・天間厩舎 吉原寛人騎手騎乗)とウインフルブルーム(牡6 栗東・宮本厩舎 村上忍騎手騎乗)。

ノボバカラはカペラステークス優勝後不振が続いている点、ウインフルブルームは初めてのダートが統一G1である事が気になります。

 

JRA勢が勝利するのか、地方の意地を見せるのか。

今日は盛岡の熱い戦いも見逃せません。

 

 

(おかのひろのぶ)

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