【土曜の競馬】イスラボニータ始動!エアスピネル、ペルシアンナイトなど豪華メンバーが集う富士ステークス。2歳戦アイビーステークスは少数精鋭。多彩な顔触れの新馬戦。10レースをピックアップ!

関東は、木曜日は残暑が残っていましたが、その後は雨と寒さの日々。

布団も冬物になっています。

今週は菊花賞や衆議院選挙もあり、せめて曇りでもいいから、と願っておりますが……。

 

この時期の開催にしては珍しく雨の中での競馬。

週末、土日ともに重要なレースがあります。

まずは土曜日の注目レースをお届けします。

 

 

東京3R 2歳未勝利(芝1400m)13頭立て

 

ココロザシ(せん2 美浦・田中清隆厩舎 嘉藤騎手騎乗)

 

ミルファームの記事で取り上げたココロザシが出走します。

 

デビュー戦では兄・ストーミーシーとは違い5、6番手からの競馬。

まだフラフラと走っているあたりは幼さを残していますが、ゴーサインを出してからの反応はまずまずでした。

 

今回は相手が強化。

特にデビュー戦でエイトシャイデンの2着でオークス馬シルクプリマドンナの最後の子、ラストプリマドンナ(牝2 美浦・和田正一郎厩舎 ルメール騎手騎乗)が出走。

メンバーが揃いましたが、一度使った後の変わり身に期待したい所です。

 

uma-furi.jimdo.com

 

 

京都3R 2歳未勝利(芝1800m)8頭立て

 

アドマイヤアルバ(牡2 栗東・須貝厩舎 川田騎手騎乗)

 

デビュー戦から4戦連続2着のアドマイヤアルバ

2戦目は中京2歳ステークスに出走もアマルフィコーストとクビ差の2着。

その後のレースもあと一歩及ばず2着が2回。

 

今回強敵なのは2着1回、3着2回のバリエンテ(牡2 栗東・河内厩舎 岩崎騎手騎乗)。

今までの鬱憤を晴らして欲しいのですが、どうなるでしょうか。

 

 

東京4R メイクデビュー東京 2歳新馬(芝1600m)18頭立て

 

ここはかなりメンバーが揃ったので、何頭かをピックアップ。

 

マルケッサ(牝2 父オルフェーヴル 母マルペンサ 栗東・池江厩舎 ルメール騎手騎乗)

 

先日の凱旋門賞に出走したサトノダイヤモンドの半妹マルケッサが出走。

サトノダイヤモンドの父がディープインパクトであったのに対して、マルケッサの父はオルフェーヴル

オルフェーヴルのポテンシャルを受け継いで、兄以上の存在となるのでしょうか。

 

ローザフェリーチェ(牝2 父エンパイアメーカー 母ローズバド 美浦・木村厩舎 デムーロ騎手騎乗)

 

サンデーレーシングが総額3200万円(一口80万円)で募集していた馬です。

母は強烈な末脚でフィリーズレビューなどの重賞を制覇したローズバド

G1でもオークスなどで2着3回と好走。

息子のローズキングダムはジャパンカップなどG1レース2勝。

 

エンパイアメーカーはダートで活躍馬を出していますが、フェデラリストなど芝で重賞制覇をした馬も出しています。

ローズキングダム以来の大物である事に期待したいです。

 

その他にはクロフネやアルビアーノが落札された「ファシグティプトン・ガルフストリームパークセール」にて20万ドルで落札されたデルタバローズ(牡2 父:イントゥミスチーフ 母:Sweet Seventeen 美浦・堀厩舎 福永騎手騎乗)。

セレクトセールにて5400万で落札されたロジスカーレット(牝2 父ダイワメジャー 母メジロジェニファー 美浦・国枝厩舎 北村宏騎手騎乗)。

同じくセレクトセールにて4320万で落札されたオーフルテソーロ(牡2 父キングカメハメハ 母ソニックグルーヴ 祖母エアグルーヴ 美浦・斎藤誠厩舎 田辺騎手騎乗)

と将来性が期待される馬達が揃っています。

 

 

京都4R メイクデビュー京都 2歳新馬・牝馬(芝1400m)18頭立て

 

サトノコメット(牝2 父ダイワメジャー 母リリサイド 栗東・平田厩舎 川田騎手騎乗)

 

先週の秋華賞2着馬リスグラシューの半妹がサトノコメットです。

 

リスグラシューは父がハーツクライで切れ味が鋭い馬でしたが、サトノコメットは父がダイワメジャーに変わり、スピード色が強い配合です。

オークスや秋華賞よりも阪神ジュベナイルフィリーズや桜花賞に合いそうな血統ですね。

リスグラシューが果たせなかったクラシック制覇。

妹は姉の無念を晴らす事が出来るのでしょうか。

 

その他では母が函館2歳ステークスを制したファインチョイスの子供、プライムチョイス(牝2 父ロードカナロア 母ファインチョイス 栗東・加用厩舎 藤岡佑騎手騎乗)。

その藤岡佑騎手が初めて重賞制覇を成し遂げたアズマサンダース(2005年京都牝馬ステークス)の子供、グリエルマ(牝2 栗東・矢作厩舎 秋山騎手騎乗)。

 

新種牡馬ヘニーヒューズ産駒で半兄にオープン馬サムソンズプライドがいるイアハート(牝2 父ヘニーヒューズ 母フェザーレイ 栗東・西浦厩舎 国分優作騎手騎乗)。

オルフェーヴル産駒で近親にディープインパクトがいるクロンヌデトワール(牝2 父オルフェーヴル 母スターズインハーアイズ 栗東・今野厩舎 和田騎手騎乗)とサトノコメット以外にも多彩なメンバーが出走します。

 

 

東京5R メイクデビュー東京 2歳新馬(芝2000m)12頭立て

 

オブセッション(牡 父ディープインパクト 母パーシステントリー 美浦・藤澤和雄厩舎 ルメール騎手騎乗)

 

シルクレーシングが総額1億円(一口20万円)で募集していた馬です。

 

パーシステントリーは、アメリカG1のパーソナルエンソンステークス(ダート約2000m)で、アメリカ牝馬三冠の1つプリークネスステークスを制したレイチェルアレクサンドラを破った実績を持っています。

更に祖母のヘヴンリープライズはアメリカのG1レースを8勝した名牝です。

 

パーシステントリー4番目の子供であるオブセッション。かなり期待が持てる馬です。

 

 

京都5R メイクデビュー京都 2歳新馬(芝1600m)15頭立て

 

ブレイニーラン(牡2 父ディープインパクト 母プチノワール 栗東・須貝厩舎 川田騎手騎乗)

 

関西の新馬戦もシルクレーシングのディープインパクト産駒を。

こちらもシルクレーシングで1億円(一口10万円)で募集していた馬です。

 

半姉には阪神ジュベナイルフィリーズを制したローブティサージュ

更に曾祖母のMuch Too Riskyの娘にはホワイトウォーターアフェアがいます。

ホワイトウォーターアフェアは数々の名馬を出した名繁殖牝馬です。

安田記念を制したアサクサデンエン。小倉記念を制し、天皇賞・秋ではダイワメジャーの2着となったスウィフトカレント

そして、ドバイワールドカップ、有馬記念、皐月賞を制したヴィクトワールピサ

 

プチノワールにとって初めてのディープインパクト産駒。期待せずにはいられない馬です。

 

その他にはキーンランド1歳馬セールにて35万ドルで落札されたアメリカンワールド(牡2 父キトゥントゥジョイ 母Limonar 栗東・藤岡厩舎 浜中騎手騎乗)、

同じくキーンランド1歳馬セールにて50万ドルで落札されたレリカリオ(牝2 父マリブムーン 母Unrivaled Belle 栗東・矢作厩舎 四位騎手騎乗)

と外国産馬に注目馬が揃ったレースです。

 

 

東京9R アイビーステークス 2歳オープン(芝1800m)7頭立て

 

昨年はソウルスターリングが制したこのレース。

管理する藤澤和雄厩舎から今年も注目馬が参戦します。

 

フラットレー(牡2 美浦・藤澤和雄厩舎 ルメール騎手騎乗)

 

デビュー前から期待度が高く、ペーパー馬主ゲームでも指名者が多かったこの馬。

半姉にバウンスシャッセ(フラワーカップなど重賞3勝)がいます。

デビュー戦は大物感たっぷりの内容。

ここも勝てれば、一気にクラシック有力候補の1頭になると思います。

 

タニノフランケル(牡2 栗東・角居厩舎 福永騎手騎乗)

 

父がフランケル、母がG1レース7勝馬のウオッカ

デビュー戦こそ2着に敗れましたが、前走の未勝利戦で勝利。

この時2着だったウォーターパルフェが10月8日の未勝利戦を快勝。

タニノフランケルが出走した未勝利戦は重馬場で行われたので、週末の雨は重馬場での競馬経験があるこの馬には有利になるでしょう。

 

この2頭以外にも小倉の未勝利戦でウォーターパルフェを破り、芝1800mを1分48秒9の好タイムで勝ったシャルルマーニュ(牡2 栗東・清水久厩舎 武豊騎手騎乗)。

サウジアラビアRC5着馬のシュバルツボンバー(牡2 栗東・須貝厩舎 デムーロ騎手騎乗)と、7頭立てですが豪華メンバーが揃いました。

 

 

新潟11R 飛翼特別 3歳以上1000万下(芝1000m)18頭立て

 

ミルファームがオーナーブリーダーのダイイチターミナルが杉原騎手とのコンビで出走。直線競馬は1600万下の稲妻ステークスで0.3秒差の5着に入った実績がありますので、チャンスは十分あります。

 

ちなみに「直線の女王」こと藤田菜七子騎手はベルモントラハイナに騎乗。

今週の藤田騎手は新潟にて、土曜は4レース、日曜は5レースに騎乗します。

 

 

京都11R 室町ステークス 3歳以上オープン・ハンデ(ダート1200m)16頭立て

 

ウインオスカー(牡4 栗東・飯田雄厩舎 54㎏菱田騎手騎乗)

 

京都メインはダートオープンクラスのハンデ戦。

人気は交流重賞テレ玉杯オーバルスプリントを制したサイタスリーレッド(牡4 栗東・佐藤正厩舎 57㎏高倉騎手騎乗)に集まりそうですが、ここではウインオスカーを取り上げます。

 

2015年の関西の最初のメイクデビューを制したウインオスカー

芝の短距離戦を使っていましたが、結果が出ませんでした。

しかし、昨年9月にダート戦を試してみると、いきなり2着に好走。

その後はダート短距離戦に転向。

特に菱田騎手とのコンビでは5戦3勝2着2回と抜群の成績。

相手は揃いましたが、一気にオープン戦を突破して欲しいものです。

 

 

東京11R  第20回 富士ステークス(G3)3歳以上(芝1600m)

 

マイルチャンピオンシップの前哨戦に相応しく、豪華なメンバーが揃いました。

  

イスラボニータ(牡6 美浦・栗田博憲厩舎 ルメール騎手騎乗)

 

2014年皐月賞馬イスラボニータが今年も秋は富士ステークスから始動します。

昨年は富士ステークス、マイルチャンピオンシップ、阪神カップと連続して2着。

今年の春、マイラーズカップは制覇しましたが、安田記念は8着。

2度目のG1タイトルを獲るにはここは負けられない所でしょう。

 

エアスピネル(牡4 栗東・笹田厩舎 武豊騎手騎乗)

 

札幌記念ではルメール騎手とのコンビで挑んだエアスピネルは、武豊騎手とのコンビが復帰しました。

マイル路線に切り替えて、年始の京都金杯は勝ったものの、その後は3着、2着、5着が2回と今一歩の戦績。

戦績を見ると、最後の直線に坂のあるコースで勝ったのはデビュー戦のみ。

残りの2勝は最後に坂の無い京都1600mで挙げたレース。

この最後の坂を克服すれば、久々の勝利も見えてくるはずです。

 

ペルシアンナイト(牡3 栗東・池江厩舎 デムーロ騎手騎乗)

 

今年の皐月賞2着馬のペルシアンナイト

菊花賞には行かずにマイル路線に参戦しました。

アーリントンカップ優勝、シンザン記念3着と1600mは3戦2勝と実績はあります。

皐月賞2着馬の参戦で、3歳世代と4歳以上世代の力関係が見えてくるものと思われます。

 

サトノアレス(牡3 美浦・藤澤和雄厩舎 大野騎手騎乗)

 

昨年の2歳王者で朝日杯フューチュリティステークスを制したサトノアレス

春はスプリングステークス、皐月賞は大敗。

函館開催の巴賞は制したものの、函館記念は馬場も影響してか6着。

ただ、コース幅が広い東京や阪神で結果を残しているので、巻き返しは十分あります。

東京コースもベコニア賞で経験済み。

そして、G1ホースでありながら、ペルシアンナイトよりも1㎏軽い54㎏で挑めるのも大きな利点です。

 

その他3歳勢はニュージーランドトロフィーを制したジョーストリクトリ(荻野極騎手騎乗)、NHKマイルカップ4着のレッドアンシェル(福永騎手騎乗)が出走。

 

一方、古馬陣は京成杯オータムハンデを制したグランシルク(田辺騎手騎乗)、昨年のNHKマイルカップ2着のロードクエスト(池添騎手騎乗)、マイル戦7戦5勝と相性のいいブラックムーン(戸崎騎手騎乗)、休養明けでも素質十分のクルーガー(内田騎手騎乗)が不気味な存在です。

 

 

(おかのひろのぶ)

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