【日曜の競馬】大混戦の菊花賞。2冠馬誕生か?念願のタイトル獲得か?それとも波乱も?ウマフリで取り上げた馬も続々と出走!7レースをピックアップ!

 

新潟1R 2歳未勝利(芝1600m)14頭立て

 

ロードイヒラニ(牡2 父ロードカナロア 母レディカーニバル 栗東・千田厩舎 川須騎手騎乗)

 

新種牡馬の記事で取り上げたロードイヒラニが出走します。

 

デビュー戦で3着の後、変わり身が期待されていた前走は7着と大敗。

ただ、そのレースを制したアサクサゲンキは小倉2歳ステークスを優勝。

直線の短い小倉のスプリント戦もロードイヒラニには合わなかったと思います。

 

今度は直線の長い新潟競馬場。

馬場が悪くなりそうなので、母の父ジャイアンツコーズウェイの粘り強さを活かせれば、チャンスは十分あります。

 

uma-furi.jimdo.com

 

 

東京4R メイクデビュー東京 2歳新馬(芝1400m)16頭立て

 

サラドリーム(牝2 父ロードカナロア 母サイレントソニック 美浦・手塚厩舎 武藤雅騎手騎乗)

 

新種牡馬の記事で取り上げたサラドリームがデビュー戦を迎えます。

 

サイレントソニックディープインパクト産駒で芝の短距離で5勝を挙げた馬です。

そして、ロードカナロアの母方にはストームキャットの名が。

ディープインパクトとの相性は良く、父キングカメハメハ系種牡馬と母父サンデーサイレンス系種牡馬との相性も良いものです。

 

ただ、ライバルも強豪です。

同じロードカナロア産駒のオメガラヴィサン(牡2 母オメガグレイス 栗東・安田隆厩舎 蛯名騎手騎乗)。

ダービー馬ロジユニヴァースの半妹ルソンデュレーヴ(牝2 父キングカメハメハ 母アコースティクス 美浦・萩原厩舎 内田騎手騎乗)。

オークス馬レディパステル産駒のロードハナブサ(牡2 父キングカメハメハ 美浦・高柳厩舎 三浦騎手騎乗)。

特にオメガラヴィサンは敢えて関東に遠征するあたり、注意しなければなりません。

 

サラドリームは新人の武藤騎手の騎乗により51kgでの出走。

3㎏差のハンデを活かして欲しいものです。

 

 

東京5R メイクデビュー東京 2歳新馬(ダート1600m)16頭立て

 

パワフルノンコ(牝2 父ワークフォース 母ノンコ 美浦・小島太厩舎 蛯名騎手騎乗)

 

ダートで活躍中のノンコノユメの半妹パワフルノンコがデビューします。

 

父がトワイニングからワークフォースに替わりました。

ワークフォース自身も馬場の悪い凱旋門賞を制したあたり、ダート適性は高いと思います。

 

兄に続いてダート戦線を賑わせて欲しい馬です。

 

 

東京11R ブラジルカップ 3歳以上オープン・ハンデ(ダート2100m)16頭立て

 

ラニ(牡4 栗東・松永幹夫厩舎 55㎏ 三浦騎手騎乗)

 

昨年のアメリカ三冠レースの1つ、ベルモントステークスで見せた最後の伸び。

3着に負けはしましたが、過酷なアメリカ三冠ロードを皆勤したラニ

その反動でしょうか、帰国してからの戦績は惨敗続き。

 

ラニの不振の原因は正直言って分かりません。

ただ、気性が悪い馬ですので少しでも歯車が狂えば走る気は無くす馬でしょう。

そのあたりを初騎乗の三浦騎手がどう操って気分良く走らせるか。

 

ライバルはサンライズソア(牡3 栗東・河内厩舎 54㎏ 北村宏騎手騎乗)。

前走東京ダート2100mで2分8秒5と驚異的なタイムで勝ったモンドアルジェンテ(牡5 美浦・萩原厩舎 松山騎手騎乗)。

 

メンバーに恵まれた今回こそ、ラニの復活を見たいものです。

 

 

京都5R メイクデビュー京都 2歳新馬(芝2000m)13頭立て

 

グレイル(牡2 父ハーツクライ 母プラチナチャリス 栗東・野中厩舎 武豊騎手騎乗)

 

この時期のメイクデビューは色々と有望な馬が多く、どれを挙げようかと迷いました。

ここでは迷いに迷ってセレクトセールにて6048万円で落札されたグレイルにスポットを置きます。

 

グレイルの半兄はダービー卿チャレンジトロフィー馬ロジチャリス、半姉に新潟ジャンプステークス馬グッドスカイがいます。

母のプラチナチャリスにとっては5番目の子供になります。

 

注目したのは曾祖母のシルバーレーン

シルバーレーンの半弟には1989年のジャパンカップで「芝2400m世界レコードホース」として注目を浴びたホークスターがいます。

その記録は、ホーリックスとオグリキャップの壮絶な叩きあいで更新されましたが……。

 

シルバーレーンは繁殖牝馬としても2頭のG1ホースを送り出しました。

2001年の安田記念などを制したブラックホークと2007年のNHKマイルカップを制したピンクカメオ

どちらも東京マイルのG1ホースです。

 

もう1つグレイルの特徴としては、母父にロックオブジブラルタルがいる事。

ハーツクライ産駒でクラシックに出走できる馬は母父に早くから走れるタイプの種牡馬がいるかどうかもポイントとして挙げられます。

 

例えばヌーヴォレコルトの母父にスピニングワールド

ワンアンドオンリーの母父にタイキシャトル

母父にこのようなタイプの種牡馬がいる事でハーツクライのポテンシャルを早く引き出す効果があります。

 

グレイルの母父ロックオブジブラルタルは3歳時にヨーロッパのG1を7連勝する早くから活躍したマイラーでした。

 

ハーツクライの特徴を早期に引き出す効果があると思う母の父ロックオブジブラルタル。

これによって、グレイルも早い時期からの活躍が期待されると思って取り上げました。

 

他にも京都大賞典2着トーセンバジルの全弟トーセンアルタイル(牡2 父ハービンジャー 母ケアレスウィスパー 栗東・佐々木厩舎 和田騎手騎乗)、

「バローズ」の冠号でお馴染みの猪熊広次氏が馬主のストーミーバローズ(牡2 父オルフェーヴル 母ムーンライトダンス 栗東・石坂厩舎 ルメール騎手騎乗)と

ロイヤルバローズ(牡2 父オルフェーヴル 母ゴッドフェニックス 栗東・角居厩舎 戸崎騎手騎乗)などがライバルとして挙げられます。

 

 

京都8R なでしこ賞 2歳500万下・牝馬(ダート1400m)13頭立て

 

ハヤブサマカオー(牝2 父シニスターミニスター 母ハヤブサエミネンス 美浦・伊藤圭厩舎 ルメール騎手騎乗)

 

7月30日の札幌競馬場で行われたメイクデビュー札幌ダート1700m。

ハヤブサマカオーは好スタートから先頭に立つと、最後の直線でもルメール騎手の手は動かず。

馬なりで2着コパノステラートに1.7秒差をつける大楽勝。

 

それもそのはず。

彼女の祖母プリエミネンスは国内ダート重賞を8勝。

ラストランをアメリカで迎えた後は、そのままアメリカで繁殖牝馬生活を過ごしてきたのです。

そして、アメリカのトップ種牡馬メダグリアドーロとの間に生まれたのが、ハヤブサマカオーの母であるハヤブサエミネンスです。

更に、父はアメリカダートG1ブルーグラスステークスを制したシニスターミニスター

ダートの適性能力は相当高いものがあるはずです。

 

今回は初の関西遠征、距離が1700mから1400mへと短くなります。

ライバルもヤマボウシ賞2着のオーロスターキス(牝2 栗東・南井厩舎・田辺騎手騎乗)などがいます。

この点を克服すれば、2歳ダート戦線の主役に躍り出る可能性もあります。

 

 

京都11R 第78回菊花賞(G1)3歳オープン(芝3000m)

 

何を書けばいいのか分からない位、今年の菊花賞は難しいです。

そこで、本馬場入場風に18頭を紹介したいと思います。

 

・「菊の季節に桜が満開!!!」からちょうど30年。サクラスターオーを超えて長期休養明けクラシック制覇を狙う 1番ブレスジャーニー 柴田善臣

 

・「奇跡は前から生まれる」逃げて逃げて逃げて大波乱を起こすか 2番ウインガナトル 津村明秀

 

・「抽選で僅か1頭のみ出走可能」強運を活かし、波乱の立役者となるのか 3番スティッフェリオ 松若風馬

 

・「騎手・陣営に悲願のタイトルを」皐月賞4着は伊達ではない 4番クリンチャー 藤岡佑介

 

・「北の大地で素質開花」蒼き炎が淀の曇天を突き破るのか 5番トリコロールブルー 戸崎圭太

 

・「九十九里浜特別1着」名ステイヤーデルタブルースと同じローテで一発を 6番マイネルヴンシュ 柴田大知

 

・「人気がない時こそ俺の出番」最低人気で若駒ステークス制覇。騎手が何とも不気味 7番アダムバローズ 池添謙一

 

・「未完の大器の覚醒がこの舞台」君主になる時、それが今、ここの舞台 8番サトノアーサー 川田将雅

 

・「大和の国を平定するにはこの戦い」2連勝で勢いにのり、クラシックの地を平定するのか 9番クリノヤマトオー 幸英昭

 

・「雨が降れば降る程大歓迎。持久力戦なら俺様の出番だ」雨で欧州の血が湧きたてる 10番ベストアプローチ 岩田康成

 

・「府中の悔しさを淀で晴らす」ダービー除外の無念をこの舞台で晴らせるか 11番サトノクロニカル 福永祐一

 

・「リベンジの舞台は整った」先週、同じ淀で涙を飲んだ菊沢隆徳と横山典弘。今週はこの馬でリベンジだ! 12番 ミッキースワロー

 

・「ネオユニヴァースの悔しさをここで晴らす」未だ菊の大輪を獲っていない蒼い目の侍に奇跡を 13番キセキ ミルコ・デムーロ

 

・「阿賀野川特別1着」2008年の覇者、オウケンブルースリを彷彿させる不気味な存在 14番ポポカテペトル 和田竜二

 

・「これが俺様の本当の実力だ」天才を引き連れて、本当の力を発揮する時が来た 15番ダンビュライト 武豊

 

・「皐月賞はフロックでない事をみせる」昨年優勝騎手に導かれていざ2冠へ 16番アルアイン クリストフ・ルメール

 

・「天国の爺ちゃん、俺の走りを見てくれ」母の父が2001年の覇者マンハッタンカフェ 17番プラチナヴォイス 田辺裕信

 

・「不利な大外枠?そんなの関係ない。我が道を行くだけ」ダービーの様な展開で17頭を困惑させるか 18番マイスタイル 四位洋文

 

 

今年の菊花賞はダービーの1着から3着までが不在。

皐月賞2着馬もいないという異常状態。

加えて、台風21号接近で秋雨前線が活発になり、先週以上の道悪馬場が想定されます。

 

ここ30年でやや重馬場以上に悪化したのは3回(1990年、1994年、2013年)。

不良馬場での菊花賞となれば、2013年エピファネイアが勝った時以来です。

 

 

(おかのひろのぶ)

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