【先週の競馬】またまた台風が接近する中での競馬開催。天皇賞・秋など18レースを振り返り
10月28日(土)
新潟6R 2歳未勝利(芝1800m)
1.8倍の断然人気となったルーラーシップ産駒ナラトゥリスが勝ちました。
2番人気のディープインパクト産駒インヴィジブルワンに2馬身差をつけての勝利を収めました。
東京4R メイクデビュー東京 2歳新馬(ダート1400m)
2番人気のヘニーヒューズ産駒プロミストリープが勝ち、2着には9馬身差で5番人気のカネヒキリ産駒レーヌダンスが入りました。
東京5R メイクデビュー東京 2歳新馬(芝1600m)
2番人気のルーラーシップ産駒リリーノーブルが、人気薄で12番人気だったタイキシャトル産駒アイアムヒメに3馬身 1/2差をつけての勝利を収めました。
ここで本日ルーラーシップ産駒初勝利となり、メインレースのアルテミスSに出走するウラヌスチャームに良い流れとなりました。
東京6R 3歳以上500万円以下(ダート2100m)
1.5倍の断然人気を集めたディープインパクト産駒ケイブルグラムが、2番人気のディープスカイ産駒オールデンをアタマ差抑えて勝ちました。
勝ったケイブルグラムは半姉にルージュバックがおり、芝でも2着2回。
まだまだ伸びしろがありそうです。
東京9R 国立特別 3歳以上1000万円以下(芝1400m)
ハンデ戦らしく混戦となりましたが、1番人気のダイワメジャー産駒ティソーナが4番人気のステイゴールド産駒ペルソナリテをクビ差抑えて勝ちました。
勝ったティソーナは半弟にレイデオロがいて、自身も3歳時にはNHKマイルカップに出走していただけに1400~マイル位まで楽しみな存在です。
京都2R 2歳未勝利(芝1400m)
2番人気のロードカナロア産駒ロードラナキラが、3番人気のハードスパン産駒メイケイダイハードをクビ差抑えて勝ちました。
京都3R 2歳未勝利(芝2000m)
勝ったのは5番人気のハービンジャー産駒ケイティクレバー。
1番人気のキングカメハメハ産駒リシュブールに4馬身差をつけての圧勝でした。
4馬身差をつけられましたが2着のリシュブールは父キングカメハメハ、母ラストグルーヴで、初戦はルーカスと良い勝負のレースをしただけに次走こそは勝ち上がりを決めたいところです。
京都4R メイクデビュー京都 2歳新馬(ダート1200m)
4番人気のエイシンフォワード産駒ロードエースが1番人気のペルペトゥオに1 馬身1/4差をつけての勝利を収めました。
京都5R メイクデビュー京都 2歳新馬(芝1800m)
1番人気のディープインパクト産駒スーパーフェザーが3番人気のキングカメハメハ産駒レッドヴェイロンにクビ差をつけての勝利。
2番人気に推されたビワハイジの娘プリメラビスタが注目されていましたが、8着に敗れました。
本日は東京ではルメール騎手が7勝を上げて、京都ではデムーロ兄弟がそれぞれ3勝と大暴れでした。
明日の天皇賞・秋もルメール騎手を始め、デムーロ兄弟にシュタルケ騎手・シュミノー騎手と外国人騎手も跨がっているだけに楽しみですね。
10月29日(日)
新潟5R メイクデビュー新潟 2歳新馬(芝1600m)
3番人気のハーツクライ産駒ノーブルアースが、8番人気のオルフェーヴル産駒ホーカスポーカスに5馬身差をつけて勝利を収めました。
東京4R メイクデビュー東京 2歳新馬(芝1400m)
2番人気のブラックタイド産駒ヒシコスマーが4番人気のロジユニヴァース産駒イカヅチをハナ差凌いで勝ちました。
東京5R メイクデビュー東京 2歳新馬(芝1800m)
1番人気のディープインパクト産駒サトノソルタスが、2番人気で同じくディープインパクト産駒ダークナイトムーンをアタマ差抑えて勝ちました。
勝ったサトノソルタスは着差はアタマ差ではありましたが、新馬戦としては仕上がっていたので今後楽しみな1頭です。
東京9R 精進湖特別 3歳以上1000万円以下(芝2000m)
4番人気のステイゴールド産駒カラビナが、6番人気のハービンジャー産駒トレジャートローヴに4馬身差の圧勝でした。
父キングカメハメハ、母シーザリオの良血馬グローブシアターは馬場に泣き4着となりましたが、能力の高さは示しました。
京都4R メイクデビュー京都 2歳新馬(ダート1800m)
8番人気のエスポワールシチー産駒マリオが7番人気のカジノドライヴ産駒マンナムに1 馬身1/2差をつけての勝利を収めました。
ここではやはり力のいる馬場となっているため、ダート巧者の父を持つ2頭で決まりました。
京都5R メイクデビュー京都 2歳新馬(芝1600m)
1番人気のディープインパクト産駒レッドサクヤが、10番人気の伏兵フサイチセブン産駒ナイスドゥに2 馬身1/2差をつけての勝利を収めました。
勝ったレッドサクヤは全姉にエイジアンウインズがいるだけに、マイル適性はありそうです。
京都6R 2歳500万円以下(芝1200m)
勝ったのは父ロードカナロア、母アルーリングボイスと短距離でも活躍した親を持つ1番人気のアンヴァル。
3番人気のベーカバド産駒タイセイアベニールに3馬身差をつけての勝利となりました。
京都11R カシオペアS 3歳以上オープン(芝1800m)
大外枠だった5番人気のマンハッタンカフェ産駒アメリカズカップが、2番人気のスクリーヒーロー産駒グァンチャーレに3 馬身1/2差をつけての勝利を収めました。
京都1800mでは2月にきさらぎ賞を勝ち、その時以来の1800mとなりましたが見事勝利を決め、これで1800mは3戦負けなしとなりました。
東京11R 第156回天皇賞(秋)(G1)3歳以上オープン(芝2000m)
府中の杜は台風の影響で朝から強い雨となった中、天皇賞(秋)を迎えました。
馬場状態は、1991年プレクラスニーの勝ったレース(メジロマックイーンが1位入線後18着に降着)以来の不良馬場。
2年ぶりにフルゲートの18頭が栄冠を目指してスタートしました。
しかしまさかの、1番人気キタサンブラックが出遅れるという展開に。
2コーナー手前でロードヴァンドールがハナ奪い、サクラアンプルール、シャケトラと流れ、最後方はサトノアラジンで前半1000メートルは64.2秒で通過。
そして先頭が3コーナーに入り、グレーターロンドンが追い上げ先頭に立ちサトノクラウン、キタサンブラックも進出。
直線に入りキタサンブラックが追い上げ内に入れて、2番手にはサトノクラウンが押し上げてさらに内を通る展開になりました。
残り150mを過ぎてもキタサンブラックの脚は衰えず、後ろから完歩ごとに差をつめたのはサトノクラウン。
サトノクラウンが差し切ってくるかと思いましたが、キタサンブラックも残り100mでさらに加速。
クビ差ギリギリ抑えてキタサンブラックが勝利を収めました。
2着にはサトノクラウンが入りました。
(中山祐介)