【先週の競馬】ファンタジーS、京王杯2歳S、みやこS、アルゼンチン共和国杯など16レース振り返り
11月3日(金)
京都5R メイクデビュー京都 2歳新馬・牝馬(芝1400m)
ロードカナロア産駒の4番人気カーティバルが、直線で先に抜け出していたハーツクライ産駒の8番人気キャッチミーアップを交わし、半馬身差をつけての勝利を収めました。
京都6R メイクデビュー京都 2歳新馬(ダート1400m)
ヘニーヒューズ産駒の1番人気タマモカトレアが勝ちました。
シニスターミニスター産駒の5番人気ナリタミニスターにクビ差をつけての勝利でした。
京都7R メイクデビュー京都 2歳新馬(芝1600m)
ドリームジャーニー産駒の3番人気トゥラヴェスーラが、ハーツクライ産駒の2番人気メラナイトに3馬身差をつけての勝利を収めました。
京都11R ファンタジーS(G3)2歳オープン・牝馬(芝1400m)
勝ったのは、キンサシャノキセキ産駒の5番人気ベルーガでした。
ダイワメジャー産駒の3番人気コーディエライトに半馬身差をつけての勝利となりました。
新馬戦では出遅れましたが、今回はまずまずのスタートとなったベルーガ。
1200m戦から200m伸び、キンサシャノキセキ産駒としては適性距離内であるとは思いましたが、終いの直線では想像以上の反応の良さで、着差以上に強さを見せてくれました。
クリスチャン・デムーロ騎手は先週から短期免許での騎乗となっていますが、スワンSをサングレーサーで重賞勝ちしてから、この日もメインを含めて2勝と存在感は年々増していると思います。
そして、キンサシャノキセキ産駒は2歳の重賞に強いですね!
通算5つの重賞勝ちがある中で、4つが2歳戦です。
今年の函館2歳Sもカシアスで制しているだけに、覚えておかないといけない存在です。
11月4日(土)
東京3R 2歳未勝利(芝2000m)
キングカメハメハ産駒の1番人気コズミックフォースが、トーセンロレンス産駒の5番人気トーセンクリーガーに1馬身 1/4差をつけての勝利を収めました。
東京5R メイクデビュー東京 2歳新馬(ダート1300m)
スキャットダディ産駒の1番人気ミスターメロディが、ジャスティンフィリップ産駒で5番人気のリョーノテソーロに8馬身差の圧勝で初戦を飾りました。
東京9R 南部特別 3歳以上1000万円以下(芝2400m)
ルーラーシップ産駒の1番人気ホウオウドリームが、キングカメハメハ産駒の5番人気フェイズベロシティをクビ差抑えての勝利となりました。
勝ったホウオウドリームは父ルーラーシップ、母メジロドーベルといった血統。
2走前に神戸新聞杯に挑戦しましたが12着で、クラシック最後の菊花賞出走は叶いませんでした。
前走で500万下を勝ち、人気を集めた中での今回の勝利となり、今後注目したい1頭です。
東京11R 京王杯2歳S(G2)2歳オープン(芝1400m)
レイヴンズパス産駒で1番人気タワーオブロンドンが勝ちました!
キンサシャノキセキ産駒の5番人気カシアスに、2馬身差をつけての勝利でした。
断然人気で前走を楽勝で勝ち上がっていただけあり、他の10頭とレベルの違いを見せつける内容となりました。
今後も大きく伸びる可能性が十二分にあります。
この世代の短距離界のトップとして活躍していって欲しいですね!
11月5日(日)
京都3R 2歳未勝利(ダート1800m)
キングカメハメハ産駒の1番人気グレートタイムが、マルカシェンク産駒の8番人気サンライズコロンに5馬身差をつけての勝利を収めました。
グレートタイムは父キングカメハメハ、母は現役ダートを得意とし12勝をしたミラクルレジェンドで、今後もダートで特に注目したい1頭です。
京都7R 3歳上500万下(ダート1900m)
ルーラーシップ産駒の2番人気ラボーナが、マンハッタンカフェ産駒の1番人気カフジキングに1 馬身1/4差をつけての勝利を収めました。
ラボーナは父ルーラーシップで、母はハッピーパス。半兄にチェッキーノがいます。
5月の初勝利はダートで、その後2走は芝で2、3着に。
そして前走からはまたダートに戻して、今回は勝っています。
次はどこで走るのかも楽しみになりますね!
京都10R 長岡京S 3歳以上1600万円以下(芝1600m)
アドマイヤムーン産駒で1番人気のムーンクエイクが勝利。
ダイワメジャー産駒の5番人気ボールライトニングに、半馬身差をつけての勝利を収めました。
ムーンクエイクは半兄にバウンスシャッセがいて、ここでも藤沢和調教師-ルメール騎手のコンビでした。
京都11R みやこS(G3)3歳以上オープン(ダート1800m)
クロフネ産駒の2番人気テイエムジンソクが、フレンチデピュティ産駒の9番人気ルールソヴァールに2 馬身1/2差をつけての勝利を収めました。
勝ったテイエムジンソクは3コーナーを過ぎると3番手から上がっていきました。
4コーナーでは早々と先頭に立ち、後続馬の追い上げをかわして粘り勝ちとなりました。
2着にはルールソヴァールが入りました。
関東からの遠征に休み明けと人気は落ちてましたが、半兄にJBCでも活躍したサウンドトゥルーがいるだけに力はありますね。
東京4R メイクデビュー東京 2歳新馬(ダート1600m)
クロフネ産駒の1番人気エピックアンが、シニスターミニスター産駒の2番人気ワークアンドラブをクビ差抑えて勝ちました。
直線の残り200mあたりから完全に2頭が抜け出し、叩き合いの末、クビ差の決着でした。
ワークアンドラブも負けはしましたが次走は勝ち上がりたいですね。
東京5R メイクデビュー東京 2歳新馬・牝馬(芝1400m)
モンテロッソ産駒の8番人気の伏兵ハトホルが初陣を飾りました。
ステイゴールド産駒で3番人気アイワナシーユーにクビ差の僅差での勝利でした。
DMMドリームクラブの馬で話題を集めたアイワナシーユーにとっては、ゴール前の競り負けだっただけに惜しいレースとなりました。
ステイゴールド産駒なら1400mは短い印象もありますので、今後の出走レースの距離にも注目したいです。
東京6R メイクデビュー東京 2歳新馬(芝1800m)
ディープブリランテ産駒の2番人気シナモンフレイバーが、ハーツクライ産駒で5番人気ドゥマンに2馬身差をつけての勝利を収めました。
東京9R 百日草特別 2歳500万円以下(芝2000m)
ハーツクライ産駒で4番人気ゴーフォザサミットが、同じくハーツクライ産駒の3番人気ナスノシンフォニーに半馬身差をつけての勝利を収めました。
東京11R アルゼンチン共和国杯(G2)3歳以上オープン(芝2500m)
ハーツクライ産駒で1番人気のスワーヴリチャードが、ディープインパクト産駒で7番人気のソールインパクトに2 馬身1/2差をつけての勝利を収めました。
勝ったスワーヴリチャードは前走ダービー2着からここへ直行ではありましたが、デムーロ騎手は栗東での中間でも稽古をしていました。
結果的にはなりますが道悪の菊花賞よりも良い選択だったと思いますし、全てがプラスに働いた感がありました。
そして2着ソールインパクトは53キロのハンデに恵まれ、七夕賞でも53キロで3着に入ったりと、ハンデに恵まれた時には狙いたい1頭です。
(中山祐介)