2018年最初の統一G1レース川崎記念。強豪JRA勢に地方馬がどう挑む?全10頭をご紹介

2018年の統一G1レース川崎記念が1月31日(水)に開催されます。

JRA勢はサウンドトゥルーをはじめ、ダートの強豪馬が続々と出走。

一方、地元南関東は重賞2連勝中のディアドムスが大将格。

ドバイワールドカップに向けて重要な一戦の出走馬10頭をご紹介いたします。

 

 

1番 イッシンドウタイ(牡9 川崎・内田勝厩舎 57㎏ 赤岡騎手騎乗)

 

元々はJRAで走っていた馬で、2015年のマーチステークス(G3)では2着に入るなど、オープン戦で活躍した馬です。

 

2016年10月に川崎競馬に移籍。

移籍初戦のレースでは快勝しましたが、ここ3戦は9着、11着、11着と大敗続き。

しかし、父はスズカマンボ。スズカマンボ自身も13番人気で天皇賞・春を制し、産駒のメイショウマンボも9番人気でオークスを制覇。

さらに高知の赤岡修次騎手騎乗。赤岡騎手は2010年の南部杯で高知のグランシュヴァリエで3着に入り、3連単100万馬券を演出。騎手も侮れません。

 

 

2番 コスモカット(牡5 大井・宗形竹厩舎 57㎏ 丹内騎手騎乗)

 

JRAで未勝利の後、佐賀競馬に転厩し6勝を挙げました。その後、大井競馬に移籍しましたが、苦戦気味です。

前走の東京大賞典は勝ったコパノリッキーからは5.6秒差の14着。先週の春隣賞に出走予定でしたが、降雪のためレースが中止。スライドしての出走となりました。

 

今回はJRAの丹内祐次騎手が騎乗しますが、どこまで通用するか?善戦を期待したい所です。

 

 

3番 アウォーディー(牡8 栗東・松永幹厩舎 57㎏ 武豊騎手騎乗)

 

2016年に川崎競馬場にて行われたJBCクラシックの覇者です。

その後もチャンピオンズカップと東京大賞典では2着に入りました。

昨年はドバイワールドカップで5着と善戦。しかし、帰国後は帝王賞3着、JBCクラシック(大井競馬で開催)4着、チャンピオンズカップ5着と2016年の勢いが少し弱まっているように感じられます。

 

しかし、今回は東京大賞典をパスして川崎記念にレースを絞りました。川崎記念を3勝している武豊騎手がどのようにアウォーディーを走らせるのか?

アウォーディーの走りに注目です。

 

 

4番 サウンドトゥルー(セン8 美浦・高木厩舎 57㎏ 大野騎手騎乗)

 

昨年のJBCクラシック覇者。

2015年東京大賞典、2016年チャンピオンズカップに続きG1(統一G1を含め)レース3勝の実績馬です。

昨年の川崎記念ではオールブラッシュの2着に入りました。

 

連覇を狙ったチャンピオンズカップは11着、前走の東京大賞典は2着。

しかし、2レースともスローペースで流れ、追い込み脚質のサウンドトゥルーにとっては不利な展開となりました。それでも、東京大賞典では勝ったコパノリッキーとは0.6秒差と善戦。

 

直線が300mと短い分だけに、3コーナー辺りから大野騎手の手が動き始めるかもしれません。

果たして、4つ目のタイトル獲得となるでしょうか。

 

 

5番 キャッスルクラウン(牡4 船橋・渋谷博厩舎 56㎏ 中野騎手騎乗)

 

2016年の平和賞(2歳限定)で2着に入りました。また、昨年の日本テレビ盃では地方馬では最先着の5着に入りました。

 

しかし、その日本テレビ盃は先頭争いをしていたJRA勢の4頭から3秒近く離された5着。

その後は川崎競馬での富士見オープンの2着が最高。オープンレースでも苦戦しています。ここではどこまで通用するかがポイントとなります。

 

 

6番 ケイティブレイブ(牡5 栗東・目野厩舎 57㎏ 福永騎手騎乗)

 

昨年の帝王賞ではスタートで出遅れ。逃げ馬にとっては苦しい展開でした。

しかし、縦長の展開で馬が落ち着いた事が幸いし、最後の直線では大外から一気に強襲。初のタイトル獲得となりました。

 

その後も日本テレビ盃3着、JBCクラシック2着、チャンピオンズカップ4着ながらも差のない競馬で善戦。東京大賞典では1.1秒離されましたが3着と健闘しました。

 

管理する目野哲也調教師は2月でもって定年。

フェブラリーステークスがありますが、陣営は目野先生に最後の恩返しと言わんばかりに仕上げてくると思います。その期待に福永騎手が応えられるかが注目です。

 

 

7番 アポロケンタッキー(牡6 栗東・山内厩舎 57㎏ 内田博騎手騎乗)

 

2016年の東京大賞典を制したアポロケンタッキー

しかし、昨年は日本テレビ盃を制したものの、帝王賞では離れた5着、JBCクラシックは8着。チャンピオンズカップは出走取消。連覇を狙った東京大賞典では4着と波に乗れていません。

 

ただ、先週の東海ステークスに登録。直前まで出走するか悩んでいた辺り、馬の調子が東京大賞典を制した時の状態に戻りつつあるかも知れません。

初めての川崎競馬に不安はありますが、地方競馬で乗り慣れている内田博幸騎手がスタートを上手く決めれば、2つ目のタイトルを獲得する可能性があると思います。

 

 

8番 グレンツェント(牡5 美浦・加藤征厩舎 57㎏ 森泰斗騎手騎乗)

 

3歳時にはレパードステークスを制し、昨年の東海ステークスも快勝。ダート界期待の馬でした。

しかし、その後のアンタレスステークス9着、平安ステークス10着と大敗続き。休養を挟んで挑んだJBCクラシック8着、チャンピオンズカップ10着という結果に終わっています。

 

ただ、今回は長期休養明けの3戦目。全ての馬に当てはまる事ではありませんが、長期休養していた馬が一番のピークに持っていけるのは3戦目のレース。

当初は除外対象であり、土曜日のアルデバランステークスや来週の佐賀記念の出走を検討していた中での出走。運も持っています。

 

そして、加藤征弘厩舎は先週の根岸ステークスでノンコノユメが2年11ヶ月ぶりに勝利。先輩に続けと言わんばかりにこの馬も復活して欲しいものです。

 

 

9番 メイショウスミトモ (牡7 栗東・南井厩舎 57㎏ 古川騎手騎乗)

 

オープンクラスで時々健闘をしていたメイショウスミトモ

昨年のシリウスステークスで初重賞を獲得した際も、11番人気の低評価でした。そして、次のチャンピオンズカップでは15番人気の14着と大敗しています。

 

ところが、前走の名古屋グランプリでは昨年の川崎記念覇者オールブラッシュ、実力馬クリノスターオーらを相手に快勝。遅咲きながら本格化した感じがします。

 

騎手時代はナリタブライアンをはじめ多くの名馬でタイトルを獲得した南井克己調教師ウイングアローで制した2000年のジャパンカップダート(現在のチャンピオンズカップ)以来のG1タイトルに挑みます。

 

 

10番 ディアドムス (牡6 大井・森下淳厩舎 57㎏ 岡部誠騎手騎乗)

 

JRAに在籍していた2014年に全日本2歳優駿を制覇。騎乗した三浦皇成騎手に初のビックタイトルをもたらしました。

また、ドバイのUAEダービーにも出走し4着と健闘しました。

 

昨年9月に大井競馬場の森下淳平厩舎に転厩。

転厩初戦の東京記念は6着に敗れたものの、埼玉新聞英冠賞で2着。東京大賞典のトライアルレースである勝島王冠で久々の勝利を挙げました。東京大賞典はパスし、正月の報知オールスターカップで連勝。今回出走する地方馬では打倒JRA勢の筆頭に挙がっています。

 

JRA時代では全日本2歳優駿優勝以降は1600万下のアレキサンドライトステークスを勝ったのみ。今回のメンバーは更に強くなっています。しかし、得意の川崎競馬でどこまで食らいつくのか楽しみな1頭です。

 

 

果たして、JRA勢が上位を独占するのか?

それとも、ディアドムスら地方馬が一矢を報いるのか?

 

果たして、2018年最初の統一G1覇者はどの馬か?

発走は1月31日(水)16:10です。

 

 

(おかのひろのぶ)

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