【月曜の競馬】桜花賞・姉妹制覇には賞金が欲しいマウレアをはじめ才女が揃ったクイーンカップ。他2レース

本日予定されていました小倉競馬は積雪の影響により中止となりました。

代替競馬は明日火曜日に出馬表の内容を変更せず開催されます。

本日は東京のみの開催になりますのでご注意ください。

 

 

東京5R メイクデビュー東京 3歳新馬(芝1600m)15頭立て 発走12:30

 

このレースには29頭が出馬投票し、13頭が除外。

除外された馬の中には注目されていた馬もいましたが、除外の憂き目にあいました。

さらに枠順発表前に1頭が取消。小倉開催がありましても、半分の馬は除外されています。

 

そんな抽選を潜り抜けた馬から3頭をピックアップします。

 

グロンディオーズ(牡3 父ルーラーシップ 母シェリール 栗東・田村厩舎 55㎏ ムーア騎手騎乗)

 

兄に目黒記念(G2)を制したムスカテールがいる血統。

先週の芝1800m戦を抽選で落選。その分乗り込まれて、ムーア騎手が騎乗する辺りは期待が高い馬です。

 

レジェンドソウル(牡3 父ロードカナロア 母ベストクルーズ 美浦・矢野厩舎 55㎏ 内田騎手騎乗)

 

母は阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)3着。

母親の系統を辿ると、1908年に小岩井農場が輸入したビューチフルドリーマーがいます。

110年以上日本の競走馬生産に影響を及ぼす牝馬の系統です。

 

アマイロ(牝3 父オルフェーヴル 母キストゥヘヴン 美浦・戸田厩舎 54㎏ 福永騎手騎乗)

 

母は2006年桜花賞(G1)を制覇。サンデーサイレンス系種牡馬との配合は初めてです。

また、ノーザンテーストとの近親配合もあるので、今までとは違った馬が輩出される可能性があります。

 

 

東京9R テレビ山梨杯 4歳以上1000万下 牝馬限定定量戦(芝1800m)13頭立て 発走14:35

 

レッドオルガ(牝4 栗東・藤原英厩舎 54㎏ 戸崎騎手騎乗)

 

エリモピクシーの姉にはエリザベス女王杯(G1)を制したエリモシックがいます。

エリモシックはG1などの重賞制覇はありませんが、福島牝馬ステークス(G3)などの重賞で3着3回、43戦7勝の戦績を挙げました。

しかし、母馬になってからは妹のエリモピクシーが数多くの重賞馬を出しました。

長男のリディルではスワンステークス(G2)など重賞2勝。次男のクラレントはデイリー杯2歳ステークス(G2))など重賞6勝。三男のレッドアリオンはマイラーズカップ(G2)など重賞2勝。四男のサトノルパンは京阪杯(G3)を制覇。牝馬からは重賞勝ち馬はいませんが、レッドアヴァンセがオープンのエルフィンステークスを制しています。

 

初勝利が3歳の3月と遅かったのですが、その後休養。前走の豊川特別(中京1600m)では馬体重が14㎏増と成長。1分33秒9の好タイムで優勝しました。

 

母と姉と同様に4歳から実力が付いて、秋には母が勝てなかった重賞制覇となることを願いたいです。

 

 

東京11R 第53回 デイリー杯クイーンカップ (G3) 3歳牝馬限定別定戦(芝1600m)16頭立て 発走15:45

 

この時期、桜花賞や皐月賞に期待の馬を管理している陣営が思っている事があります。それは、

 

「今年のクラシックレースに出走できるボーダーラインはどの辺か?」

 

桜花賞や皐月賞に出走するにはトライアルレースで優先出走権を獲得する事になります。

桜花賞の場合、チューリップ賞、フィリーズレビューで3着以内、アネモネステークスで2着以内に入れば、桜花賞の優先出走権が獲得できます。

 

残った枠は収得賞金順で決まります。収得賞金とは、新馬戦、500万下、特別戦で勝った場合に貰える賞金。重賞レースは2着まで入った馬には獲得した賞金の半分が加わります。

 

例えばクイーンカップの場合、優勝馬は3500万円貰えます。このうち半分の1750万円が収得賞金として加算されます。2着の場合は1400万円貰えます。半分の700万円が収得賞金として加算されます。

 

収得賞金の多い馬がトライアルレースで優先出走権を獲得できればいいのですが、仮に獲得できない場合は収得賞金順に回ります。そうなりますと、ボーダーラインが高くなります。そして、同じ収得賞金の馬が複数いて、出走できる枠が1頭しかない場合、抽選によって出走馬が決まります。

 

クイーンカップはトライアルレースではないので、是が非でも2着以内、特に1勝馬は1着に入らないと、桜花賞に向けてのローテーションを考え直さないといけません。

 

例えば、2015年のオークス馬ミッキークイーン。1勝馬でクイーンカップに出走し2着となりました。しかし、この年の桜花賞のボーダーラインが高く、ミッキークイーンは抽選で落ちてしまいました。仮にミッキークイーンが桜花賞に出走し勝てば、牝馬三冠馬になっていたかも知れません。

 

この事を踏まえながら、有力馬の紹介に行きたいと思います。

 

ツヅミモン(牝3 栗東・藤岡健厩舎 54㎏ デムーロ騎手騎乗 収得賞金1150万円)

 

シンザン記念2着馬のツヅミモン

シンザン記念は2番手からの競馬で進め、直線では一旦先頭に立ちましたが、大外からアーモンドアイが伸びてきて2着となりました。

しかし、キャリア1戦の馬でカシアスファストアプローチなどの牡馬を相手に先着したのは大きなポイントとなるでしょう。

 

父のストロングリターンは同じ東京1600mで行われた安田記念(G1)をレコードタイムで快勝する等東京コースが得意な馬でした。

母のカタマチボタンは2007年の桜花賞でダイワスカーレットウオッカといった名牝に次いで3着。母のリベンジをするには、ここは2着以内に入って欲しい馬です。

 

マウレア(牝3 美浦・手塚厩舎 54kg 戸崎騎手騎乗 収得賞金900万円)

 

阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)3着のマウレア

2着のリリーノーブルとは0.1秒差(2分の1馬身差)でした。もし、2着に入っていれば、収得賞金が2200万円となり、桜花賞、オークスの出走は確定していました。

 

姉のアユサンは2013年の桜花賞を優勝。アユサンはチューリップ賞で3着に入り優先出走権を獲得。見事桜の女王に輝きました。姉妹で桜花賞制覇という偉業を達するには、まず、このレースで2着以内を確保しなければなりません。

 

オハナ(牝3 美浦・堀厩舎 54㎏ 石橋騎手騎乗 収得賞金900万)

 

菜の花賞(500万下)を勝ち、一気に桜花賞戦線に名乗りを挙げたオハナ

菜の花賞では離れた4番手を追走。4コーナーでは楽な手応えで先行勢につくと、直線の坂を上り切った時から見せた切れ味はトップレベルの物でした。

 

日曜日の初音ステークスで取り上げたハナレイムーンの妹。母方の祖母には先日亡くなったノースフライト(安田記念などG1レース2勝)がいます。祖母が安田記念を制した舞台で桜花賞の出走を確実にしたいものです。

 

一方で収得賞金が400万円の馬にも期待の馬が多く出走します。

 

ソシアルクラブ(牝3 栗東・池添学厩舎 54㎏ 岩田騎手騎乗)

 

祖母ビワハイジ、母ブエナビスタに続く、親子3代同一G1レースという大記録に挑んだ阪神ジュベナイルフィリーズは8着。キャリア1戦でG1レースを制するほど甘くはなかったメンバー達でした。

 

普通であれば、500万下を勝って桜花賞トライアルに挑むのですが、再び重賞に挑戦。ここは勝って賞金を稼がないと、母が勝った桜花賞への出走が厳しくなります。

 

レッドベルローズ(牝3 美浦・鹿戸厩舎 54㎏ 蛯名騎手騎乗)

 

フェアリーステークスで3着。しかし、直線で見せた瞬発力は勝ったプリモシーンと並ぶ破壊力を見せました。今度は直線が長い東京コース。スタートで上手く決めれれば、再びその瞬発力が生きる馬です。

 

他にも1戦1勝ながらも、兄にステファノス(天皇賞・秋2着)がいるフィニフティ(牝3 栗東・藤原英厩舎 54㎏ 川田騎手騎乗)、フェアリーステークスで1番人気だった(6着)テトラドラクマ(牝3 美浦・小西厩舎 田辺騎手騎乗)など、多くの1勝馬が出走します。

 

収得賞金が上位の馬でトライアルレースに出走せず直接桜花賞に向かう馬、または3月17日に行われるフラワーカップ(G3 中山1800m)から桜花賞に進む馬も何頭かいます。

その前に「桜花賞出走 当確」の吉報が届く馬はどの馬になるのでしょうか?

 

 

(おかのひろのぶ)

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