【土曜の競馬】冬のマラソンレース・ダイヤモンドステークスでフェイムゲームが同レース3勝目を挙げるのか?京都牝馬ステークス、フリージア賞、つばき賞と春競馬を見る上で注目レース目白押し

 

東京2R メイクデビュー東京 3歳新馬(ダート1400m)16頭立て 発走10:40

 

シリウスインパクト(牡3 父ディープインパクト 母スズカエルマンボ 美浦・相沢厩舎 56㎏ 柴田大騎手騎乗)

 

昨年の交流重賞・レディースプレリュード(G2 大井ダート1800m)を制したクイーンマンボの妹です。母方の祖母スプリングマンボは天皇賞・春を制したスズカマンボ、CBC賞(G3)2着のスプリングサンダーの母です。

 

先々週の日曜日、先週の日曜日に行われたダートのメイクデビューに出馬投票しましたが、抽選で落ちました。

ディープインパクト産駒ですが、ダート戦のメイクデビューに出馬投票する辺り、ダート向きの馬だと思います。

 

 

東京6R 3歳500万下(芝1600m)15頭立て 発走13:00

 

フラットレー(牡3 美浦・藤澤和厩舎 56㎏ ムーア騎手騎乗)

 

デビュー前から期待の高かったフラットレー。デビュー戦は外から豪快に追い込んで勝ちました。しかし、2戦目のアイビーステークスは7頭立ての5着。3戦目のホープフルステークスは3番人気に支持されながらも13着と大敗。

 

当初予定していたフリージア賞を回避して初めての1600m戦に出走。

ムーア騎手が騎乗する辺り、フラットレーの今後が問われるレースになりそうです。

 

 

東京9R フリージア賞 3歳500万下(芝2000m)11頭立て 発走14:35

 

有力視されていたフラットレーが東京6Rに回りましたが、好メンバーが揃いました。

 

エリスライト(牝3 美浦・久保田厩舎 54㎏ 蛯名騎手騎乗)

 

2016年の宝塚記念を制したマリアライトの妹です。デビュー戦では後方からの競馬でしたが、4コーナーでは先頭に。最後は蛯名騎手が後ろを振り返る程の快勝でした。上がり3ハロンのタイムも34.3秒。2番手に速かったアカリダイヤモンドが35.2秒ですので格の違いを見せました。

 

デビュー戦の時にも書きましたが、姉のマリアライトを始め、兄妹はゆっくりと成長する馬を出す傾向があります。今回は強豪メンバーが揃いましたが、強い内容で勝てば、オークス戦線の主役に名乗り出てもおかしくない馬です。

 

ギベオン(牡3 栗東・藤原英厩舎 56㎏ ルメール騎手騎乗)

 

コンテスティッドは2012年の米国G1エイコーンステークス(ダート約1600m)など米国G1レース2勝した馬です。エイコーンステークスは日本のクラシックレースに例えるならば、桜花賞に該当する位、価値のあるレースです。

 

デビュー戦は好スタートからスッと2番手をキープしたギベオン。4コーナーで先頭に立つと、追って来たミアグアとのマッチレースに。最後はミアグアに4分の3馬身の差を付けてゴール。上がり3ハロンのタイムは33.7秒の好タイム。ミアグアも先月の未勝利戦を快勝する等レベルの高いレースだったと思います。

 

阪神1800mで強い競馬を披露したので、東京コースに替わってマイナスな面はないはずです。どちらかと言えば日本ダービーで雄姿が見たい馬の一頭です。

 

ブレステイキング(牡3 美浦・堀厩舎 56㎏ ムーア騎手騎乗)

 

デビュー戦はリビーリングの6着に敗れましたが、2戦目の中山芝1800m戦で勝ちました。先に抜け出したホリデーモードの抵抗にあいましたが、最後は力で差し切る競馬。まだ若さを見せるものの、素質がありそうなレース振りでした。

 

母のシューマは英国競馬で秋のマイル女王を決めるサンチャリオットステークス(芝約1600m)等G1レースを2勝挙げました。兄には同じディープインパクト産駒で4戦3勝のヘリファルテがいます。

 

レース中に見せる若さをムーア騎手がどう捌くか。注目です。

 

他にはブレステイキングが勝った未勝利戦の2着馬で、その後の未勝利戦を快勝したホリデーモード(牡3 美浦・矢野厩舎 56㎏ 田辺騎手騎乗)。

ここ2戦連続3着のプロトスター(牡3 美浦・戸田厩舎 56㎏ 福永騎手騎乗)。

葉牡丹賞でジェネラーレウーノ(後に京成杯を制覇)と0.1秒差の3着だったマイネルファンロン(牡3 美浦・手塚厩舎 56㎏ 柴田大騎手騎乗)等11頭立てですが好メンバーが揃いました。

 

今後のクラシックレースを読み解くうえでも重要なレースになりそうです。

 

 

東京11R 第68回 ダイヤモンドステークス(G3)4歳以上ハンデ戦(芝3400m)14頭立て 発走15:40

 

1951年に第1回が行われましたが、その時は4月に開催。4月の誕生石であるダイヤモンドから付けられたレースです。現在の第1回東京開催に定着したのが1987年です。距離3400mは平地競走ではステイヤーズステークスの3600mに次ぐ長さです。

 

フェイムゲーム(セン8 美浦・宗像厩舎 58.5㎏ ルメール騎手騎乗)

 

2014年、2015年にこのレースを制したフェイムゲーム。2015年の天皇賞・春ではゴールドシップと僅差の2着でした。3連覇を狙った2016年は58.5kgのハンデに加え、土砂降りの中で行われた事もあって2着と惜敗。昨年は6着と敗れました。

 

しかし、その後の目黒記念(G2)で58㎏のハンデを背負いながらも復活の勝利。京都大賞典10着の後に出走したステイヤーズステークスではアルバートの2着と好走しました。

 

気になるのは58.5㎏のハンデ。58.5㎏は2016年のこのレースで経験していますが、僅か0.5㎏重くなった事がポイントとなります。

 

ホウオウドリーム(牡4 栗東・矢作厩舎 52㎏ 松岡騎手騎乗)

 

2600mまでしか走っていませんが、フェイムゲームとは初対決のホウオウドリームを取り上げます。

 

母はエリザベス女王杯連覇をはじめG1レースを5勝した名馬メジロドーベル。これまでサンデーサイレンスやディープインパクトなど幾多の名馬との間に子供が産まれましたが、目立った活躍馬を出せていませんでした。

 

ルーラーシップとの間に産まれたホウオウドリーム。デビューは3歳の5月と未勝利戦からのスタート。それでも、7月の2戦目には勝ち上がりました。2勝目を挙げるのに時間が掛かりましたが、母メジロドーベルがオークスを制した東京2400mのコースで連勝。前走の早春ステークスは4着に敗れましたが、勝った馬とは0..2秒差の僅差でした。

 

まだ1600万下の馬なので、ハンデは52㎏と恵まれました。そして、騎乗するのは松岡正海騎手。長距離戦には強い騎手で、初めて重賞レースを制したのは2005年のダイヤモンドステークス。ハンデ50㎏のウイングランツでした。

 

来週には阪神で1600万下の尼崎ステークス(芝2200m)とベストな条件がある中で敢えての重賞挑戦。矢作厩舎の馬である事も踏まえて要注意です。

 

その他では、ステイヤーズステークス3着のプレストウィック(牡7 美浦・武藤厩舎 55㎏ 戸崎騎手騎乗)、アルゼンチン共和国杯2着のソールインパクト(牡6 美浦・戸田厩舎 54㎏ 福永騎手騎乗)、AJCC7着も芝2600mで勝ち星があるレジェンドセラー(牡4 美浦・木村厩舎 54㎏ 田辺騎手騎乗)等が出走します。

 

果たして、フェイムゲームがダイヤモンドステークス3勝目を挙げるのか?

キタサンブラックが引退した後の長距離路線を見る上で注目のレースです。

 

 

京都4R メイクデビュー京都(ダート1800m)16頭立て 発走11:30

 

ヴォーティブ(牡3 父トーセンホマレボシ 母グレイスファミリー 栗東・中尾秀厩舎 54㎏ 幸騎手騎乗)

 

京都のメイクデビューはハマの大魔神・佐々木主浩氏が馬主のこの馬を取り上げます。母のグレイスファミリーも佐々木氏が所有していた馬です。母方の祖母ラトラヴィアータの孫には朝日杯フューチュリティステークスを制したアルフレードがいます。

 

血統的な面から見ると芝に向きそうですが、まずはダートで何処まで走ってくれるのか。見てみたい所です。

 

 

京都9R つばき賞 3歳500万下(芝1800m)12頭立て 発走14:25

 

これまでに勝った馬はファンディーナ(2017年)、ナムラシングン(2016年)、ステファノス(2014年)と皐月賞に進んだ馬がいます。

また、春のクラシックに出走できなかった馬でも、サトノノブレス(2013年)、ダノンシャーク(2011年)など後の重賞レースを制覇した馬がこのレースを勝っています。

 

今年は関西期待の良血馬2頭が出走します。

 

リシュブール(牡3 栗東・藤原英厩舎 56㎏ 川田騎手騎乗)

 

3戦目の未勝利戦で勝ち上がったリシュブール。ただ、デビュー戦はルーカスの2着、2戦目はケイティクレバーの2着と、勝った馬は後に重賞等で善戦した馬。3戦目で初勝利を挙げました。

 

母のラストグルーヴは天皇賞・秋などを制したエアグルーヴの娘。2011年のセレクトセールにて3億7800万円で落札された馬でした。ただ、体質的に弱い面があった為、競走成績は1戦1勝でした。そのラストグルーヴの初めての子がリシュブールです。

 

母が出走できなかったクラシック出走へ向け、ここは取りこぼせない所です。

 

シルヴァンシャー(牡3 栗東・池江厩舎 56㎏ デムーロ騎手騎乗)

 

母のアゼリは米国G1レースを11勝挙げた名馬。2010年にはアメリカ競馬名誉の殿堂博物館に殿堂入りした馬です。

 

シルヴァンシャーはデビュー戦を快勝しましたが、2戦目の百日草特別では4着と敗退。ただ、スローペースで流れた中で最後方からの競馬。上がり3ハロンを33.8秒で走り切った辺り、悲観する内容ではないと思います。

 

スタートが上手に出れない面がありますが、ここを克服すれば、リシュブールを差しきれる能力はあると思います。

 

その他では、関東から参戦のダークナイトムーン(牡3 美浦・尾関厩舎 56㎏ 岩田騎手騎乗)、母が2001年の桜花賞2着馬のユーキャンスマイル(牡3 栗東・友道厩舎 56㎏ 武豊騎手騎乗)が人気の一角になると思います。

 

そして、ウマフリの新種牡馬紹介で注目馬として挙げたシースプラッシュ(牡3 栗東・本田厩舎 56㎏ 横山典騎手騎乗)。前走の梅花賞では最下位でしたが、その前の500万下で3着と好走した横山典弘騎手とのコンビ。先行して結果が出なかったシースプラッシュを逃げさせて、0.1秒差の3着と結果を残しているので、再び逃げてあっと言わせる可能性もあります。

 

 

京都11R 第53回 京都牝馬ステークス(G3)4歳以上牝馬限定・別定戦(芝1400m)12頭立て 発走15:35

 

1966年に京都牝馬特別の名前で創設。当初は10月に3歳以上・芝2000mの条件で行われました。1968年に芝1600m(外回り)に変更。1983年には開催時期が冬に変更され、4歳以上に条件が変更。昨年から距離が1400m(外回り)に変更となりました。

 

昨年の勝ち馬のレッツゴードンキはヴィクトリアマイルで2着。ヴィクトリアマイルに向けて重要なレースです。

 

ワンスインナムーン(牝5 美浦・斎藤誠厩舎 55㎏ 石橋騎手騎乗)

 

昨年のスプリンターズステークス3着馬のワンスインナムーン。その後は香港スプリント(G1)し12着。今回は香港スプリント以来の出走となります。

 

1400mの距離は昨年のこのレースで2着。昨年8月の朱鷺ステークス(新潟芝1400m)も勝っています。また、3歳時には東京芝1400mの500万下戦で後に高松宮記念を制したセイウンコウセイを破った実績もあります。

 

実績を踏まえると、ヴィクトリアマイルよりも3月の高松宮記念に向かうと思います。賞金面で高松宮記念出走が厳しい可能性もありますので、ここは勝って、高松宮記念に進んで欲しいものです。

 

ミスパンテール(牝4 栗東・昆厩舎 55㎏ 横山典騎手騎乗)

 

1600万下の清水ステークスを制し、前走のターコイズステークスで初の重賞タイトルを獲得したミスパンテール。元々キャリア1戦で出走したチューリップ賞で、ソウルスターリングの2着。東京新聞杯を制したリスグラシューに先着しています。桜花賞でも4番人気になった馬です(結果は16着)。

 

父がダイワメジャーで、叔父には京王杯スプリングカップ(G2)など1600m前後の重賞を3勝したウインラディウスがいるためか、現状では1400~1600mの距離がベストだと思います。

 

今年の4歳馬は東京新聞杯、京都記念で1着から3着まで占めるなどレベルの高い世代。ハンデがワンナイスムーンと同斤量ですが、ここも勝てば、ヴィクトリアマイルの主役の1頭になると思います。

 

■エンジェルフェイス(牝5 栗東・藤原英厩舎 54㎏ 岩田騎手騎乗)

 

2016年のフラワーカップ(G3)を強い競馬で勝ったエンジェルフェイス。桜花賞は出走せず、オークスに照準を合わせました。結果はシンハライトの10着と敗れましたが、0.6秒差の結果であれば悲観する内容ではありませんでした。しかし、秋以降、極度のスランプに陥りました。出走した4戦全て2桁着順でした。

 

約1年の休養したエンジェルフェイス。クラスも1600万下に降級。休養明け初戦の新春ステークス。9頭立ての9番人気と最低人気でした。しかし、スタートを切ると、持ち味のスピードが戻ったのか先頭に立つ競馬。岡田騎手の好判断で前半1000m62秒というスローペースで逃げた事も幸いし、最後はロジクライの追撃をかわしてゴール。1年10か月ぶりの勝利となりました。

 

姉のレディアルバローザキャトルフィーユは1800mがベストの馬でしたので、今回は1400mのスピードに対応するかがポイント。これを克服すれば、レディアルバローザが3着に敗れたヴィクトリアマイル制覇へ大きなチャンスとなります。

 

その他では、復活が待たれるミスエルテ(牝4 栗東・池江厩舎 54㎏ 川田騎手騎乗)、関東から参戦するデアレガーロ(牝4 美浦・大竹厩舎 54㎏ 池添騎手騎乗)、実績上位のソルヴェイグ(牝5 栗東・鮫島厩舎 55㎏ デムーロ騎手騎乗)等が出走します。

 

 

土曜の小倉競馬について

 

小倉競馬は簡単に注目馬を紹介します。

10R かささぎ賞(3歳500万下・芝1200m 18頭立て 発走14:50)は紅梅ステークス2着のラブカンプー(牝3 栗東・森田厩舎 54㎏ 松山騎手騎乗)。

11R 和布刈(めかり)特別(4歳以上1000万下・ダート1700m 14頭立て 発走15:25)は小倉ダート1700mは2戦1勝2着1回のゼンノワスレガタミ(牡4 栗東・中内田厩舎 56㎏ バルジュー騎手騎乗)に注目。

 

藤田菜七子騎手は7鞍騎乗。

1Rのホーカスポーカス、2Rのパワポケロワージは前走3着と好走。

6Rのトリプライトは栗東・音無厩舎所属の馬で前走4着。この3頭が有力候補だと思います。

 

 

(おかのひろのぶ)

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