【日曜の競馬】小倉大賞典は地元小倉出身の浜中騎手騎乗ダッシングブレイズが重賞連勝か?ヒットザターゲット最後の重賞挑戦。ヒヤシンスステークスは豪華メンバー

日曜競馬で最大の注目はフェブラリーステークス。

しかし、フェブラリーステークス以外にも注目レースが目白押しです。

ここではフェブラリーステークス以外の注目レースをお届けします。

 

 

京都11R 大和ステークス 4歳以上オープン・ハンデ戦(ダート1200m)15頭立て 発走15:30

 

サイタスリーレッド(牡5 栗東・佐藤正厩舎 57㎏ 松田騎手騎乗)

 

京都のメインレースはダート1200mのオープン戦。

ここはサイタスリーレッドに注目します。

 

2月は競馬界にとって1つの区切りとなります。

調教師は70歳定年制を敷いており、2月でもって10人の調教師が引退されます。

その中の1人がサイタスリーレッド佐藤正雄調教師です。

 

本来はフェブラリーステークスにも登録していましたが、賞金が足りずに除外の憂き目にあいました。その分、陣営は大和ステークスに万全の仕上げで臨むと思います。

来週が調教師生活最後の週となりますが、看板馬のサイタスリーレッドでまずは勝利を挙げたい所です。

 

ライバルとしては、関西のダート短距離オープン競走では常連のコウエイエンブレム(牡5 栗東・山内厩舎 57.5㎏ 松山騎手騎乗)、1000万下と1600万下で連勝したヤマニンアンプリメ(牝4 栗東・中村均厩舎 52㎏ 鮫島良太騎手騎乗)。休養明けになりますが、霜月ステークス5着のドリームドルチェ(牡6 美浦・根本厩舎 54㎏ 丸山騎手騎乗)などが挙げられます。

 

 

小倉5R メイクデビュー小倉 3歳新馬(芝2000m)17頭立て 発走12:05

 

小倉では芝2000mのメイクデビューがあります。注目馬が多数いますので、馬名と簡単な説明に留めさせていただきます。

 

デサフィアンテ(牝3 父キングカメハメハ 母アヴェンチュラ 栗東・角居厩舎 54㎏ 浜中騎手騎乗)

 

母は2011年の秋華賞(G1)優勝馬。初めての子供です。

祖母のアドマイヤサンデートールポピー(オークス優勝)、フサイチホウオー(共同通信杯など重賞3勝)と3頭の重賞ウィナーを輩出しています。

 

サトノエメラルド(牡3 父キングカメハメハ 母トレアンサンブル 栗東・安田厩舎 56㎏ 北村友騎手騎乗)

 

2016年のセレクトセール1歳馬部門にて8640万円で落札されました。

マルカラスカルは中山大障害など障害G1レース2勝。

母方の祖母ダイナアクトレスは1980年代の名牝です。

 

ダンサール(牝3 父ハーツクライ 母バラダセール 栗東・須貝厩舎 53㎏ 木幡巧也騎手騎乗)

 

母はアルゼンチン1000ギニーなどアルゼンチンG1レースを2勝。

バラダガールはJRAで2勝しています。

 

ナハストーン(牡3 父キングカメハメハ 母ザグレース 栗東・小崎厩舎 56㎏ 津村騎手騎乗)

 

母の系統ではステイゴールドサッカーボーイなど活躍馬を多数輩出しています。

 

 

小倉11R 第52回 小倉大賞典 (G3) 4歳以上ハンデ戦 (芝1800m)

 

来週には中山記念(G2)がある関係上、実力馬の出走が少ない事、更にハンデ戦であって、過去10年で1番人気が勝ったのは2014年のラストインパクトのみ。混戦が予想されます。

 

ダッシングブレイズ(牡6 栗東・吉村厩舎 57㎏ 浜中騎手騎乗)

 

昨年6月のエプソムカップを制したダッシングブレイズ。そのエプソムカップ以来8ヶ月ぶりの出走となります。

 

エプソムカップを振り返ると、今まで中団でレースを進めていたダッシングブレイズは終始3番手をキープ。

上がり3ハロン(600m)を1ハロンごとに区切ると10.8秒、11.6秒、12.1秒。

瞬発力勝負よりも長くいい脚が使えるかがポイントとなったレースで勝ち、ベストはそれまでの1600m以下ではなく、1800m~2000mの距離に向く馬である事が証明されました。

父のキトゥンズジョイもアメリカで芝2000m以上のG1レースを勝っています。また、息子達もどちらかと言えば芝2000m前後のG1レースを勝っています。

 

休養明け初戦というハンデがありますが、地元小倉出身の浜中騎手が騎乗。故郷での好走を期待します。

 

ダノンメジャー(牡6 栗東・橋口厩舎 56.5㎏ 北村友騎手騎乗)

 

京都金杯4着のダノンメジャー。重賞競走では善戦はするものの、未だタイトルは獲得していません。

 

ダノンメジャーにとって、今回追い風になるのは1800mの距離。昨年は同じ小倉の芝1800mで行われた小倉日経オープンを制覇。昨年5月の都大路ステークス(芝1800m)も勝っています。

 

昨年の小倉大賞典は11着と敗退。これは勝ったマルターズアポジーが前半1000mを57.6秒とハイペースで逃げたためで、先行していたダノンメジャーにとっては苦しい展開となりました。2番手追走のロードヴァンドールは4着でしたが、ほぼ同じ位置につけたマイネルハニーが最後方に沈む流れで、11着もやむを得ないでしょう。

 

一時はクラシック候補といわれていたダノンメジャー。初の重賞制覇に向けて万全の態勢で臨みます。

 

トリオンフ(セン4 栗東・須貝厩舎 54㎏ 川田騎手騎乗)

 

現在2連勝中のトリオンフ。特に前走の寿ステークス(京都芝2000m 1600万下)は強い競馬を見せました。

離れた2番手に付けて終始レースを進む展開。2着のエアウィンザーに4馬身差を付ける圧勝でした。

小倉芝1800mは昨年の夏に500万下で2戦1勝2着1回といった成績を収めています。

 

父のタートルボウルはフランスG1レースのジャンプラ賞を勝っています。フランスで種牡馬時代を送っていた間は2頭のG1レース勝ち馬の父親となりました。

しかし、日本では苦戦気味です。代表馬としては藤田菜七子騎手で2勝を挙げているビックリシタナモーなどオープンレース勝ち馬がいないのが現状です。その為、種付け頭数も2016年は100頭でしたが、昨年は僅か33頭と激減しています。

 

この時期に重賞勝ち馬を出せば、種付けシーズンが始まっている馬産地にアピールが出来る機会です。果たして、トリオンフはその期待に応えられるでしょうか。

 

ヒットザターゲット(牡10 栗東・加藤敬厩舎 56㎏ 小牧騎手騎乗)

 

重賞4勝馬のヒットザターゲット。このレースでもって引退となります。自らが更新中のJRA重賞連続出走記録も40で止まります。また、2月でもって定年で調教師を引退する加藤敬二調教師にとって最後の重賞競走出走となります。

 

小倉競馬場のイベント紹介で取り上げたLOVE FMの番組では、小倉大賞典の注目馬としてヒットザターゲットを最初に挙げ、『「大賞典」と付くレースに出走する馬』として取り上げていました。

新潟、小倉、京都と阪神大賞典以外のレースは勝っています(阪神大賞典は2014年に出走し5着)。

 

10歳という高齢ですが、小倉大賞典は2008年に10歳のアサカディフィートが勝っています。(この勝利がJRAの平地競走及び平地重賞競走の最高齢勝利記録)

ともかく、無事に走り切って欲しいものです。

 

他にも2月でもって定年による調教師を引退する厩舎所属の馬が出走します。

和田正道厩舎からはクインズミラーグロ(牝6 53㎏ 丸田騎手騎乗)、小島太厩舎からは中山金杯3着のストレンジクォーク(牡6 54㎏ 柴山騎手騎乗)。

ちなみに、先程のLOVE FMの番組でクインズミラーグロのたてがみについても注目点として挙げていました。

 

その他の出走馬では前走の白富士ステークスで2着のスズカデヴィアス(牡7 栗東・橋田厩舎 56.5㎏ 吉田隼騎手騎乗)、菊花賞16着もラジオNIKKEI賞2着、新潟記念4着のウインガナドル(牡4 美浦・上原厩舎 54㎏ 津村騎手騎乗)、唯一のG1ホースクラリティスカイ(牡6 美浦・斎藤誠厩舎 57㎏ 木幡巧也騎手騎乗)が出走します。

 

混戦が予想される今年の小倉大賞典。果たして勝つのはどの馬でしょうか?

 

ちなみに藤田菜七子騎手。日曜日は1~4レース、7レース、9レース、最終12Rの紫川特別(芝1200m 4歳以上1000万下 18頭立て 発走16:00)の7レースに騎乗します。

 

そして、小倉競馬場へ行かれる方へ注意点です。

小倉大賞典当日は北九州マラソンが開催されます。競馬場周辺はコースになっておりませんが、都市高速を始め、北九州市内は通行規制が発生します。詳細は北九州マラソンのWebでご確認下さい。また、当日は小倉駅周辺、JR並びにモノレールが混雑しますので、お気を付け下さい。

 

 

東京5R メイクデビュー東京 3歳新馬(芝1800m)

 

東京のメイクデビューも好メンバーが揃いました。こちらも馬名と簡単な説明に留めさせていただきます。

 

アドマイヤヒビキ(牡3 父ロードカナロア 母サザンスピード 美浦・加藤征厩舎 56㎏ ルメール騎手騎乗)

 

サザンスピードはオーストラリアG1レース・コーフィールドカップ(芝2400m)を優勝。

2016年セレクトセール1歳馬部門にて3456万円で落札された馬です。

 

カプア(牝3 父キングカメハメハ 母ピンクカメオ 美浦・萩原厩舎 54㎏ ミナリク騎手騎乗)

 

ピンクカメオはNHKマイルカップ(G1)を優勝。

母の兄はブラックホーク(安田記念などG1レース2勝)です。

 

ダカーポ(牝3 父ディープインパクト 母ダルタヤ 栗東・藤原英厩舎 54㎏ 真島騎手騎乗)

 

母方の曾祖母Daltawaの息子にはブリーダーズカップターフなど欧米G1レース7勝のデイラミ、凱旋門賞など欧州G1レース4勝のダラカニがいる血統です。

 

ダノンキャンディ(牝3 父ステイゴールド 母オールウェイズウィリング 栗東・橋口厩舎 54㎏ 岩田騎手騎乗)

 

ショウナンアデラは阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)を制覇しています。

 

ライラックカラー(牡3 父ルーラーシップ 母ルルパンブルー 美浦・藤澤和厩舎 56㎏ 北村宏騎手騎乗)

 

2016年セレクトセール1歳馬部門にて4320万円で落札されました。

母は1200m時代のフェアリーステークス(G3)を制覇しています。

母親の系統を辿ると、1908年に小岩井農場が輸入したビューチフルドリーマーに辿り着く系統です。

 

ランドネ(牝3 父Blame 母Loure 栗東・角居厩舎 54㎏ 戸崎騎手騎乗)

 

外国産馬で、父ブレイムはブリーダーズカップクラシックなど米国G1レース3勝しています。

カッテンストゥッツは地方名古屋競馬で8戦5勝。

 

ロードザナドゥ(牡3 父ロードカナロア 母シンメイフジ 栗東・橋田厩舎 56㎏ 三浦騎手騎乗)

 

母は新潟2歳ステークスなど重賞2勝をあげました。

母の曾祖母シンコウラブリィはマイルチャンピオンシップ(G1)を優勝しています。

 

 

東京9R ヒヤシンスステークス 3歳オープン・別定戦(ダート1600m)

 

「JAPAN ROAD TO THE KENTUCKY DERBY」。

カトレア賞と12月の全日本2歳優駿、そしてヒヤシンスステークスの3レースの成績を参考にケンタッキーダービーへの出走の参考にするシステムです。

 

カトレア賞と全日本2歳優駿は1着馬に10ポイント、2着馬に4ポイント、3着馬に2ポイント、4着馬に1ポイントが付与されます。

しかし、ヒヤシンスステークスは1着馬に30ポイント、2着馬に12ポイント、3着馬に6ポイント、4着馬に3ポイントが付与。

事実上、ヒヤシンスステークスがケンタッキーダービーの出走に大きく影響されるレースとなっています。

 

一方、3月31日(現地時間)には「ドバイミーティング」が行われます。

この中に含まれているUAEダービーに登録している馬もヒヤシンスステークスに出走します。ここで結果を出してUAEダービーの招待を待つ馬達もいます。

 

そして、ケンタッキーダービーにも、UAEダービーにも登録せず、しばらくの間は日本で走る馬の中にもヒヤシンスステークスの有力馬に含まれています。

 

今年のヒヤシンスステークスは2勝を挙げた馬が複数頭出走します。

こちらも馬名と簡単な説明に留めさせていただきます。

 

アスクハードスパン(牡3 栗東・河内厩舎 56㎏ ルメール騎手騎乗)

 

3戦2勝ですが、ダート戦では未だに無敗。

父のハードスパンはキングスビショップステークス(米国G1 ダート約1400m)を勝った馬です。

今の3歳世代の1年間のみ日本で種牡馬生活を送りました。

 

グレートタイム(牡3 栗東・藤原英厩舎 56㎏ ムーア騎手騎乗)

 

4戦2勝。

母のミラクルレジェンドはダート重賞を4勝挙げた馬です。

2016年のセレクトセール1歳馬部門で1億5120万円で落札されました。

UAEダービーの登録も行っています。

 

スマハマ(牡3 栗東・高橋亮厩舎 56㎏ 藤岡佑騎手騎乗)

 

3戦2勝。

初勝利は2着に6馬身差(約1秒)の差を付ける圧勝でした。

母のサウンドザビーチは統一重賞のTCK女王盃(G3)を制しています。

 

タイキフェルヴール(牡3 栗東・牧浦厩舎 56㎏ 内田騎手騎乗)

 

ダートで2勝。

初勝利は2着に9馬身(1.4秒)差を付ける圧勝でした。

2勝目は後方から追い込む競馬で勝利しています。

父は地方馬で統一G1レースを5勝挙げたフリオーソです。

UAEダービーの登録も行っています。

 

ダークリパルサー(牡3 美浦・金成厩舎 56㎏ 戸崎騎手騎乗)

 

父はハードスパン

兄はダートG1レースを9勝(統一G1を含む)のエスポワールシチーです。

ダートで2連勝した後、全日本2歳優駿では4着に入った馬です。

 

ダンケシェーン(牡3 栗東・昆厩舎 56㎏ 横山典騎手騎乗)

 

新種牡馬ヘニーヒューズの産駒です。

ダートは3戦して2勝。

特に前走は中団から追い込んで差し切る競馬を披露しました。

 

バーンフライ(牡3 栗東・矢作厩舎 56㎏ 三浦騎手騎乗)

 

ダートに強い父ゴールドアリュールに、母の父もダートに強いアンブライドルズソングという血統です。

前走のはこべら賞では直一気に追い込んで波乱を演出しました。

UAEダービーの登録も行っています。

 

メイショウイサナ(牡3 栗東・南井厩舎 56㎏ 武豊騎手騎乗)

 

ダート1400mで現在2戦2勝と負けていません。

UAEダービーの登録も行っています。

 

ルッジェーロ(牡3 美浦・鹿戸厩舎 56㎏ 福永騎手騎乗)

 

「JAPAN ROAD TO THE KENTUCKY DERBY」の第1戦目カトレア賞を勝ちました。

全日本2歳優駿は出走しませんでした。

UAEダービー、アメリカ三冠レースの登録を行っています。

 

ワークアンドラブ(牡3 栗東・田所厩舎 56㎏ 岩田騎手騎乗)

 

ダート1800mの未勝利戦と樅の木賞を連勝した馬です。

前走は芝のホープフルステークスで15着に終わりました。

アメリカ三冠レースの登録を行っていますが、「JAPAN ROAD TO THE KENTUCKY DERBY」の対象レースには出走していません。

 

ワカミヤオウジ(牡3 美浦・栗田徹厩舎 56㎏ 田辺騎手騎乗)

 

ダート1800m戦で2戦2勝と未だに負けていない馬です。

特に前走は後方から直線一気に追い込んできました。

父はジャパンカップダート(現在のチャンピオンズカップ)を勝ったタイムパラドックスです。

 

ご覧の通り、ダートで2勝を挙げた馬が多数出走します。

果たして、この中からUAEダービーに進む馬が出るのでしょうか?

また、既にカトレア賞を勝っているルッジェーロは、ヒヤシンスステークスを勝ってアメリカに行くのでしょうか?

さらに、6月には同じ距離でユニコーンステークスが行われます。

日本の3歳ダート界、そして、来年のフェブラリーステークスに出走する馬が出てくるのでしょうか?

 

フェブラリーステークスのスタート1時間前には早くも熱い戦いが繰り広げられます。

 

 

東京10R アメジストステークス 4歳以上1600万下 ハンデ戦(芝2000m)12頭立て 発走15:00

 

アドマイヤエイカン(牡5 栗東・須貝厩舎 56㎏ 岩田騎手騎乗)

 

2015年にデビュー戦と札幌2歳ステークス(G3)を連勝した実績馬です。

2016年の丹頂ステークスで12着と大敗した後に休養。

重賞勝ち馬ですが、その間にオープンから1000万下まで2階級降格となりました。

 

しかしこの長期休養が功を奏したのか、今年正月の1000万下では馬体重が20kgも増えた中、7番人気の低評価を覆しての勝利。復活を印象付ける勝利でした。

 

長期休養明け2戦目の場合、初戦で走り過ぎた反動で惨敗するケースもありますが、ここで連勝すれば、今後の4歳以上中距離戦線で注目の馬として再び注目を集める馬だと思います。

 

1600万下ですが、他のメンバーも揃っています。

昨年の東京新聞杯(G3)2着のプロディガルサン(牡5 美浦・国枝厩舎 57.5㎏ ムーア騎手騎乗)、前走ではダンビュライト(その後G2レースAJCCを制覇)と0.2秒差の好勝負を演じたカレンラストショー(牡6 栗東・橋口厩舎 56㎏ 内田騎手騎乗)。他にも強力なメンバーが揃っています。

 

 

(おかのひろのぶ)

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