【土曜の競馬】今週から3人の新人騎手がデビュー!オーシャンステークスはレーヌミノルが桜の女王のプライドを守れるのか?阪神1Rでいきなり武兄弟のタッグ結成!小倉は藤岡親子の仁義なき戦いが

今週から3人の新人騎手がデビューします。

ここでは、3人の紹介並びに目標とする騎手等をまとめました。

 

山田 敬士(やまだ けいし)騎手 美浦・小桧山厩舎所属 1997年9月18日生まれ 東京都出身

 

美浦トレセン、つまり、関東からデビューするのは山田敬士騎手のみです。

山田敬士騎手は、ディープインパクトの引退レースとなった2006年の有馬記念が初めて見た競馬との事。

その時の印象が強く残り、騎手を目指したいと思ったとの事です。

 

目標とする騎手は武豊騎手です。

武豊騎手の様に競馬を知らない人にも知られている騎手、同じ騎手からも目標とされる騎手になりたいと抱負を述べています。

まずは初勝利を目指すとの事で、その為に毎回全力で乗る事を考えているとの事。

 

初騎乗は中山1Rのバロンボーテです。

今週は、土曜日は中山1R、3R、5Rに騎乗、日曜日は中山12Rの合計4鞍に騎乗します。

 

関西馬が所属する栗東トレセンからは2人がデビューします。

 

西村 淳也(にしむら あつや)騎手 栗東・田所秀厩舎所属 1999年7月30日生まれ 兵庫県出身

 

騎手を目指したきっかけは、お兄さんが騎手を目指していた姿を見て憧れたとの事です。

そのお兄さんは今年の7月に競馬学校厩務員課程として入学する予定との事です。

 

目標とする騎手は松山弘平騎手です。

松山騎手のように、多くのレースに騎乗できる、人から愛される騎手になりたいと抱負を述べています。

今後は初勝利を目指す事、怪我をしない1年にする事が目標との事です。

 

初騎乗は阪神1Rのマエガミに騎乗します。

今週は、土曜日は阪神1R、6R、8Rに騎乗、日曜日は1R,2R、4R、8R,12Rの合計8鞍に騎乗します。

 

服部 寿希(はっとり としき)騎手 栗東・湯窪厩舎所属 1999年3月9日生まれ 愛知県出身

 

服部騎手が騎手を目指したのは、自分の体を活かせる仕事を考えた際に、騎手という仕事を選んだとの事。

 

目標とする騎手は幸英明騎手です。

厩舎の方をはじめ、多くの方から愛される存在になりたいと抱負を述べています。

今後は乗せていただく方に感謝して、努力して行きたいと思うとの事です。

 

初騎乗は小倉1Rのクリノモリゾです。

土曜日は小倉1R、2R、11Rの早鞆特別に騎乗、日曜日は阪神2R、3R、7Rの合計6鞍に騎乗します。

 

平成生まれのG1ジョッキーは昨年の皐月賞、アルアインに騎乗した松山弘平騎手のみです。

彼等には松山騎手をはじめ、諸先輩方の騎手に負けずに頑張って欲しいものです。

 

 

小倉11R 早鞆(はやとも)特別 4歳以上1000万下ハンデ戦(ダート1700m)16頭立て 発走15:25

 

先程も書きましたが、新人の服部騎手がデビュー当日にメインレースに騎乗します。

 

ただ、ここでの注目馬はゼンノワスレガタミ(牡4 栗東・中内田厩舎 56㎏ 藤岡佑介騎手騎乗)です。

小倉のダート1700m戦で3着以下は無かったのですが、前走の和布刈(めかり)特別で4着に敗退しました。

先週の小倉で3勝を挙げるなど絶好調の藤岡佑介騎手を鞍上に配した辺りは必勝態勢で臨むでしょう。

 

ライバルは藤岡佑介騎手の弟、藤岡康太騎手が騎乗するカフジキング(牡5 栗東・松元厩舎 56㎏)。

500万下を勝ちあがった馬でハンデが56㎏と重いハンデですが、元々は1000万下条件で2着が3回あった馬です。

実績ではゼンノワスレガタミには劣らないでしょう。

 

藤岡兄弟の父、藤岡健一調教師は藤田菜七子騎手騎乗のクルークハイト(牝4 52㎏)で出走します。

こちらは1000万下で走った事がないので、ハンデが52㎏と恵まれています。

藤田騎手とのコンビでは2戦1勝2着1回と実績を残しています。

 

果たして、この親子の戦い、勝つのは誰になるのでしょうか?

 

 

中山4R  3歳500万下(ダート1800m)13頭立て 発走11:40

 

メジャーラプソディ(牝3 美浦・田村厩舎 54㎏ 三浦騎手騎乗)

 

姉にメジャーエンブレム(NHKマイルカップなどG1レース2勝)がいるメジャーラプソディ

姉は父がダイワメジャーであったのに対し、この馬は父がダートを得意としているゴールドアリュールであるため、デビュー戦はダート戦でした。

 

デビュー戦は姉譲りの快速ぶりをみせ、逃げ切りました。ここを勝てば、ハイレベルな3歳ダート戦線に新星が登場するかも知れません。

 

その他ではダートに替って2戦目で勝ち上がったテトラルキア(牡3 美浦・大和田厩舎 56㎏ 田辺騎手騎乗)とミッキーポジション(牡3 美浦・菊沢厩舎 56㎏ 横山典騎手騎乗)。

ダート500万下では安定した戦績を残しているマイネルユキツバキ(牡3 美浦・高木厩舎 56㎏ 柴田大騎手騎乗)が有力です。

 

 

中山11R 第13回 夕刊フジ賞オーシャンステークス(G3)4歳以上別定戦(芝1200m) 16頭立て 発走15:45

 

2005年までオープン特別として行われていましたが、2006年の短距離重賞路線の整備に伴い、重賞競走として格上げされました。

2014年から優勝馬に高松宮記念への優先出走権が付与されます。

 

先週の阪急杯とは違い、混戦が予想されます。

 

レーヌミノル(牝4 栗東・本田厩舎 55㎏ 和田騎手騎乗)

 

昨年の桜花賞馬、レーヌミノルが出走します。

桜花賞優勝後は距離との戦いに苦戦しましたが、前々走のマイルチャンピオンシップ(G1)では0.2秒差の4着と健闘。

その後の阪神カップ(G2)では7着と敗れましたが、徐々に調子を戻しつつあるようです。

 

今回は久々の1200m戦がポイントになります。

ただ、小倉2歳ステークス(G3)を制した時のタイムが1分8秒0と2歳の1200mのレースではかなり速い部類に該当します。

血統面でも父がダイワメジャー、母の父がタイキシャトル、母の系統を見るとスピード色の濃い血統構成になっております。

 

桜花賞で負かしたメンバーが今年の重賞競走でも活躍している中、負けられないレースになるでしょう。

 

ナックビーナス(牝5 美浦・杉浦厩舎 54㎏ 横山典騎手騎乗)

 

中山芝1200mという独特のコースに強いナックビーナスも侮れません。

5戦2勝2着3回、昨年のこのレースの2着馬でもあります。

中山芝1200mのベストタイムは時計が比較的かかりやすい昨年冬でマークした1分8秒0。

常に中山芝1200mでは1分8秒台を出している馬なので、ここで悲願の重賞初制覇も見えてきます。

 

スノードラゴン(牡10 美浦・高木厩舎 57㎏ 大野騎手騎乗)

 

10歳馬ながらもスノードラゴンの存在も不気味です。

前走のカペラステークス(G3)はダートでしたが、58㎏のハンデもものともせずに2着と健闘しました。

昨年のスプリンターズステークス(G1)では勝ったレッドファルクスから0.1秒差の4着。タイムも1分7秒7と衰え知らずな馬です。

勝てば、アサカディフィートが持っている平地重賞最高齢重賞競走制覇を更新するスノードラゴン。この馬も注目です。

 

ネロ(牡7 栗東・森厩舎 56㎏ ミナリク騎手騎乗)

 

京阪杯(G3)を連覇したネロがレースのカギを握りそうです。

ネロにとって、勝利の方程式は「前半600mを34秒台で走れるか?」です。

最近のネロが走ったレースの前半600mのタイムを見ると、昨年の京阪杯が34.3秒、

4着と健闘したJBCスプリント(ダート1200m)では34.6秒と34秒台で通過すれば好走します。

 

逆に惨敗したレースのタイムを見ると1番人気で10着と敗れた昨年のシルクロードステークスは33.9秒、

キーンランドカップ(8着)は33.5秒と、スタートから激しいレースになると粘り切れない傾向があります。

 

スタート後、いかにしてネロを気持ちよく走らせるか?

ミナリク騎手の手綱捌きに注目です。

 

その他では、同距離のラピスラズリステークスでナックビーナスを負かしたアルティマブラッド(牝6 栗東・音無厩舎 54㎏ 津村騎手騎乗)、

京阪杯で2着、阪神カップ5着のビップライブリー(牡5 栗東・清水久厩舎 56㎏ 戸崎騎手騎乗)、

淀短距離ステークスを制したラインスピリット(牡7 栗東・松永昌厩舎 56㎏ 森一馬騎手騎乗)が主な有力馬となっています。

 

 

さらに、今週から7人の調教師が新規開業します。

その中でも注目は武幸四郎調教師です。その武幸四郎厩舎の初陣を飾るのは……。

 

阪神1R  3歳未勝利 牝馬限定(ダート1800m) 12頭立て 発走10:00

 

グアン(牝3 栗東・武幸四郎厩舎 54㎏ 武豊騎手騎乗)

 

武幸四郎調教師が調教師試験に合格した際、兄の武豊騎手が「いつの日か、弟が管理する馬に乗りたい」と仰っていました。

それが、いきなり、弟の厩舎デビュー戦で実現する事になりました(笑)。

 

グアン自身にとっては今回初めてのダート戦になります。

前走2着のクーファエラン(牝3 栗東・浅見厩舎 田中健騎手騎乗)が最大のライバルとなります。

 

騎手時代、初勝利が重賞のマイラーズカップ(G2)だった武幸四郎調教師。

調教師でいきなり兄が騎乗する馬で勝てば、天国にいるお父様の武邦彦さんも喜ぶはずです。

 

 

阪神6R  3歳未勝利(芝1800m)11頭立て 発走12:50

 

メイクデビューは3月18日の開催までであって、芝のメイクデビューは先週でもって終わりました。

今週から芝のレースに出たい未出走馬は未勝利戦に出走せざるを得なくなります。

今後は未勝利戦ですが、デビュー戦を迎える注目馬を中心に取り上げたいと思います。

 

バイマイサイド(牡3 父ステイゴールド 母マンティスハント 栗東・池江厩舎 56㎏ 川田騎手騎乗)

 

兄にスワンステークス(G2)を制したサングレーザーがいます。

母方の兄妹にはロフティーエイム(福島牝馬ステークス)やメーディア(JBCレディスクラシック)がいます。

父がステイゴールドに変わり、ディープインパクト産駒の兄サングレーザーと比べると、長い距離が合いそうな馬のような気がします。

 

レッドヴェイロン(牡3 父キングカメハメハ 母エリモピクシー 栗東・石坂厩舎 56㎏ ルメール騎手騎乗)

 

既に走っている馬の中では強敵となるのはレッドヴェイロンです。

ここ2戦は2着続きの馬です。

 

母のエリモピクシーレッドアリオン(マイラーズカップ)など数多くの重賞競走馬の母として知られています。

 

 

阪神7R 3歳500万下(芝1400m)13頭立て 発走13:20

 

阪神7Rは芝1400mの500万下のレースです。

今年からレース開催時期が替わり、2月に行われたアーリントンカップが4月に移行し、NHKマイルカップのトライアルレースになりました。

ここで勝てば、NHKマイルカップなどに繋がるレースだと思います。

 

アーデルワイゼ(牝3 栗東・池添学厩舎 53㎏ 荻野極騎手騎乗)

 

アーデルワイゼは、もみじステークスでダノンスマッシュの2着に入った馬です。

ダノンスマッシュは朝日杯フューチュリティステークスで5着になった馬で、NHKマイルカップを目指す馬です。

ここで勝って、アーリントンカップに進みたい所でしょう。

 

ピースユニヴァース(牡3 美浦・尾形厩舎 56㎏ 武豊騎手騎乗)

 

京王杯2歳ステークス(G2)で4着のピースユニヴァース

前走は500万下で2着と惜敗しました。

ロジユニヴァースのためにも、G1レース出走に向け、ここは負けられない戦いでしょう。

 

アトレヴィード(牡3 栗東・森田厩舎 56㎏ 川田騎手騎乗)

 

500万下特別で2着が連続しているアトレヴィードは川田騎手が騎乗します。

5戦1勝2着3回と善戦していますが、勝ちきれない面を克服するには、もう負けられない所でしょう。

 

なお、チューリップ賞の展望につきましては、こちらをご参照ください。

 

uma-free.hatenablog.com

 

 

(おかのひろのぶ)

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