【高松宮記念展望】高松宮記念の歴史を振り返りながら、出走馬18頭を本馬場入場風の実況で全馬紹介。連覇を目指すセイウンコウセイか?スプリントG1完全制覇を狙うレッドファルクスか?発走は15時40分

高松宮記念の歴史


読者の皆様の中には、「高松宮記念の高松宮って何?」と思われる方もいるかと思います。
ここでは、高松宮記念の歴史についてまとめてみました。


高松宮とはかつての皇族です。昭和天皇の弟にあたり、戦後のスポーツ、国際親善、厚生、美術工芸の振興に尽力を尽くされた方です。正式なお名前は高松宮宣仁(のぶひと)親王殿下です。

1967年に中京競馬場で中京大賞典という芝2000mの重賞レースが始まりました。

この中京大賞典に高松宮殿下が優勝杯を下賜されたのを機に1971年から「高松宮杯」として行われる事となりました。

高松宮杯が開催されるたびに、高松宮殿下が中京競馬場に来場され、自ら優勝杯の授与も行っていました。


1987年2月3日に薨去されましたが、その後も高松宮杯は行われ、夏の中京競馬における名物レースとなりました。


現在の芝1200mになったのは1996年です。短距離路線の充実化を図るために、G2レースだった高松宮杯が芝1200mのG1レースに昇格し、開催時期を5月中旬に変更となりました。
1998年より、レース名が「高松宮記念」と変わりました。2000年の3月からは現在の開催時期に変更となりました。

2000mの高松宮杯トウショウボーイ(1977年)やハイセイコー(1974年)などの名馬が勝った一方で、片目しか見えないキョウエイレアが逃げ切る(1984年)など夏競馬の風物詩ともいえるレースでした。

 

今年の高松宮記念の出走馬紹介


今年の高松宮記念に出走する18頭を本馬場入場時のアナウンサー風にコメントを付けてご紹介いたします。


昨年のこのレースの覇者。その後のスランプを脱したかに見えた、前走シルクロードステークス2着。大作よ、昨年乗れなかった悔しさをここで晴らせ! 1枠1番 連覇を狙うセイウンコウセイ 57kg 松田大作


昨年のNHKマイルカップまで見せた天才少女ぶりはどこへ行ったか?初めて着用するブリンカーが吉と出るか凶と出るか? 1枠2番 リエノテソーロ 55kg 吉田隼人


スプリント大国・香港からただ1頭の参戦。スプリンターズステークス5着で日本の馬場適性も証明済み。季節外れのブリザードが桶狭間に吹き付けるのか? 2枠3番 ブリザード 57kg パトリック・ティーラン


すっかり白くなった馬体。10歳でも昨年のスプリンターズステークスでは、あわやの4着。最高齢G1レース制覇を目指し白き龍が蘇る 2枠4番 スノードラゴン 57kg 大野拓弥


2年目の若武者・武藤雅が初のG1レース騎乗。バカラはイタリア語で「ゼロ」。初めての芝でも勝利の可能性は「ゼロ」ではない 3枠5番 ノボバカラ 57kg 武藤雅


昨年はぶっつけ本番で3着。今年はステップレースを踏んでの万全の仕上げ。スプリントG1レース完全制覇に向けて、白き弾丸が炸裂する 3枠6番 レッドファルクス 57kg ミルコ・デムーロ


昨年は8着に終わったこの舞台。大怪我からの復帰を果たした三浦皇成を背に人馬共に初G1レース制覇に進め!4枠7番 ナックビーナス 55kg 三浦皇成


ミッキークイーンら同期が母になる中、2015年桜花賞馬は未だに健在。その桜花賞以来3年振りのG1タイトル獲得に向かって、さあ行こう! 4枠8番 レッツゴードンキ 55kg 岩田康成


初のG1挑戦となった昨年のスプリンターズステークスは12着。18kg体重が増えたシルクロードステークスで重賞2勝目を獲得。ゴドルフィンの刺客 5枠9番 ファインニードル 57kg 川田将雅


育ての親、福島晴信元調教師に最後の重賞タイトルをプレゼントした孝行娘。父キングヘイローが待望のG1タイトルを獲得したこの舞台で、今度は娘の番だ 5枠10番 ダイアナヘイロー 55kg 松山弘平


2年連続で直前のケガで出れなかったこの舞台。8歳になった振付師を天才はどう勝利へのマジックで導いてくれるのか? 6枠11番 ダンスディレクター 57kg 武豊


昨年のジャパンカップで来日し、その後の病でこの世を去った戦友ダニエレ・ボルク。彼の鞭で「坂路の暴君」のこの馬をどう乗りこなすか? 6枠12番 ネロ 57kg フィリップ・ミナリク


昨年の桜の女王に輝いたものの、その後は勝ち星なし。それでも前走は6着ながらも勝ち馬から僅か0.1秒差。2度目の満開宣言はこの男の捌き次第 7枠13番 レーヌミノル 55kg 和田竜二


「直千の西田」、「直千のラインミーティア」しかし、セントウルステークスではあわやの2着。レッテルを剥がす時は今だ! 7枠14番 ラインミーティア 57kg 西田雄一郎


函館スプリントステークスではセイウンコウセイを下し1分6秒8の驚異的なタイムを見せた快速娘。高松宮記念2勝ジョッキーの鞍上を背に逆襲の戦略を見せるのか? 7枠15番 ジューヌエコール 55kg 福永祐一


短距離路線転向後3戦2勝。同距離のCBC賞では土砂降りの中で見せた驚異の追込み。クラシック候補生と呼ばれた逸材の輝きはここで取り戻す 8枠16番 シャイニングレイ 57kg 北村友一


父オレハマッテルゼは2006年の覇者。オーシャンステークス勝利の勢いをそのままに、亡き父に向けて王者の魂を轟かせろ! 8枠17番 キングハート 57kg 北村宏司


平地G1レース2度目の騎乗となる鞍上を背に波乱を起こすのか?スウェプトオーヴァーボード産駒はレッドファルクスだけではない 8枠18番 ラインスピリット 57kg 森一馬


連覇か、スプリントG1完全制覇か、待望のG1タイトル獲得か。
1分7秒の電撃戦、中京11レース 第48回 高松宮記念。
スタートは15時40分です。

 

 

(おかのひろのぶ)

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