【地方重賞回顧】第32回東京プリンセス賞(大井・SⅠ)

牝馬クラシック第2戦、東京プリンセス賞 〜2冠馬誕生か、2歳女王の雪辱か〜

 

1987年に大井競馬場でダート1800m戦の南関東所属馬限定牝馬4歳(現3歳)の重賞競走として創設。

2013年にGRANDAM-JAPAN3歳シーズンに指定されました。

 

 

レース回顧

 

注目は2冠馬への挑戦権を唯一持っている、浦和桜花賞を強い勝ち方で勝利した7番プロミストリープ。8番グラヴィオーラは雪辱戦に燃えます。3番ストロングハート、11番ゴールドパテック、15番シングンレガシイも浦和桜花賞からの巻き返しを図ります。別路線組の3番パパドプロス、9番ミスサハラなどにも注目が集まっています。

 

レースの方はというと10番カズミドリームが1度ゲートを出て、他馬はゲートで待つ中、再ゲート入り。

スタートは15番シングンレガシイが好スタートを切りますが、5番ストロングハート、7番プロミストリープがハナを伺いに行きます。8番グラヴィオーラ、15番シングンレガシイ、2番アティテュード、3番ベニアカリ、11番ゴールドパテックが続く形に。

ほぼ出入りもなく淡々と流れていきます。

勝負所は最終コーナーからといった様相。

3コーナー過ぎたころから5番ストロングハート、7番プロミストリープ、8番グラヴィオーラが後続を突き放しに掛かり、3頭で追い比べになるか!といった流れに。

後続をどんどん突き放し7番プロミストリープ、外から8番グラヴィオーラがどんどん前に取り付きます。

大井の長い直線内から5番ストロングハートが逃げ込みを狙い、真ん中7番プロミストリープが抜け出しに掛かり、外から8番グラヴィオーラはあっさり取り付いて、追い比べへ!

5番ストロングハートは置かれていく中、7番プロミストリープ、8番グラヴィオーラの2頭の叩き合いになるかという中、8番グラヴィオーラが気合をつけられ追い出されると、瞬く間に7番プロミストリープをグングンと突き放して、大差をつけてゴールドイン!

2着は離されましたが7番プロミストリープ

3着は中団から足を伸ばした11番ゴールドパテック。で決着。

 

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全着順

第32回 東京プリンセス賞(SⅠ)3歳牝馬・オープン重賞(大井・ダート1800m)

着順
馬名
性別・馬齢
騎手
着差・タイム
1
グラヴィオーラ
牝3
今野忠成
 1:53.1
2
プロミストリープ
牝3
御神本訓史
7
3
ゴールドパテック
牝3
山崎誠士
7
4
ストロングハート
牝3
森泰斗
1.3/4
5
シングンレガシイ
牝3
赤岡修次
1/2
6
ミスサハラ
牝3
的場文男
2
7
レッドウルル
牝3
達城龍次
クビ
8
パパドプロス
牝3
矢野貴之
1.1/4
9
ミスマンマミーア
牝3
本橋孝太
クビ
10
アティテュード
牝3
真島大輔
3.1/2
11
カズミドリーム
牝3
柏木健宏
クビ
12
ビクトリアペガサス
牝3
吉原寛人
1
13
オールパスレル
牝3
本田正重
4
14
ゴールデンダイヤ
牝3
酒井忍
クビ
15
ジョワアンジュ
牝3
田中力
クビ
16
ベニアカリ
牝3
楢崎功祐
2

 

 

1~3着馬コメント

1着 8番グラヴィオーラ 2番人気

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父サウスヴィグラス 母カクテルラウンジ(母父タニノギムレット)

圧巻のパフォーマンスで2歳女王が浦和桜花賞のリベンジ達成。 昨年のJBCレディスクラシックのタイムより1秒以上速いタイムという破格の時計を叩き出しての勝利。先行しながら上がりも2位に1秒以上差をつけてます。プロミストリープを7馬身もちぎってこんなレースをされたら後続は太刀打ちできないですね。

ついに名牝系の血が覚醒したのでしょうか。

東京ダービーに出てもこのパフォーマンスなら勝負になりそうです。次走が楽しみです。

 

2着 7番プロミストリープ 1番人気

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父ヘニーヒューズ 母プロミストスパーク(母父フジキセキ)

出遅れもなく先行して前走とは違う競馬。グラヴィオーラの圧巻のパフォーマンスの前に負けはしましたが3着を7馬身ちぎっているので十分強さを見せたと思います。タイム的に見てもJBCレディスクラシックの4着相当です。

距離不安もあった中距離の目処も立ちましたし、次走をどこで使うのか楽しみです。

 

3着 11番ゴールドパテック 7番人気

父ゴールドアリュール 母ウィルシャー(母父ブライアンズタイム)

前走は馬場に泣きましたが、今回は中団から脚を伸ばして逃げたストロングハートを捕らえての3着。 距離が延びれば延びるほど良さそうな血統なので、関東オークスに出てくることになれば刺客になりそうな気がします。

 

4着ストロングハートは良く逃げ粘りました。普通なら勝ち負けしててもおかしくはないと思います。

 

 

レース短評

 

グラヴィオーラが2歳女王の意地を見せて、俗に言う隠していたもう一段のギアを出したかの様な圧巻のパフォーマンスでした。3歳牝馬で常時このパフォーマンスなら今後勝てる馬は出てこないのではと思います。負けたプロミストリープも負けて強しの競馬。今後南関3歳牝馬路線はこの2強にどの馬が迫ってくるかという流れになるでしょう。

 

グラヴィオーラ、関係者の皆様、おめでとうございます!

 

 

(ysk.h08)

(写真・S.taka)

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