【地方重賞回顧】第1回プラチナカップ(浦和・SⅢ)

プラチナカップ  〜第1回、記念すべき覇者は?!〜

本年より準重賞から格上げで重賞となった、記念すべき第1回の競走。1400mでの電撃戦です。

 

第1回の記念すべきレースにスプリント、マイル戦線から好メンバーが揃いました。

 

ダートスプリントの主役の1頭キタサンミカヅキ。昨年の東京盃以来の勝利が、是が非でも欲しいところ。

川崎マイラーズまで連勝していたウェイトアンドシー。古豪のリアライズリンクスインフォーマーニシノラピートノブワイルドアンサンブルライフなど、オープン競走以上で見るメンバーも出走。中々骨太のメンバーが集まりました。第1回の記念すべき勝利を飾るのはどの馬なのでしょうか?

 

ゲートが開き、まずハナを伺うのは内から1番ウェイトアンドシー、6番ノブワイルドの争いに。その後ろに4番ニシノラピート、外から7番キタサンミカヅキがいつもよりポジションを前にしてこの位置。

向こう正面で先頭は1番ウェイトアンドシー、半馬身ほど後ろに6番ノブワイルド

2番手集団は4番ニシノラピート、7番キタサンミカヅキ、5番リアライズリンクスが形成。そのすぐ後ろに2番インフォーマー、3番アンサンブルライフ

最後方9番トキノエクセレント、8番ジョーオリオン、10番テムジンと続きます。

 

先頭は3コーナーに入り、1番ウェイトアンドシーに6番ノブワイルドが並びかけていきます。

7番キタサンミカヅキも単独3番手で2頭を追いかけいき、4番ニシノラピートはやや後退。

7番キタサンミカヅキが4コーナー付近ではどんどん前2頭に迫っていき、直線入る頃にはほぼ並びます。

直線に入ると7番キタサンミカヅキが、粘る1番ウェイトアンドシー、6番ノブワイルドに襲い掛かり、並ぶ間も無く一気に切り捨てて先頭へ。

2番手争いは1番ウェイトアンドシーが6番ノブワイルドを退けて逃げ粘ります。

3着争いは6番ノブワイルドが何とか残ろうと粘りますが、後ろからは4番ニシノラピートが迫ろうと追い、大外から2番インフォーマー、5番リアライズリンクスが6番ノブワイルドを一気に強襲!

2番インフォーマーが6番ノブワイルドを捕らえたところでゴールイン。軍配は2番インフォーマーが差し切って3着。

7番キタサンミカヅキが第1回プラチナカップの優勝馬にその名を刻みました。

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全着順

第1回プラチナカップ(SⅢ)3歳以上オープン(浦和・ダート1400m)

着順
馬名
性別・馬齢
騎手
着差・タイム
1
キタサンミカヅキ
牡8
森泰斗
 1:26.1
2
ウェイトアンドシー
セ7
今野忠成
4
3
インフォーマー
牡7
張田昴
2
4
ノブワイルド
牡6
橋本直哉
ハナ
5
リアライズリンクス
牡8
左海誠二
3/4
6
トキノエクセレント
牡10
高松亮
3/4
7
ニシノラピート
牝7
吉原寛人
クビ
8
ジョーオリオン
牡9
藤本現暉
3
9
アンサンブルライフ
牡5
的場文男
5
10
テムジン
牡9
笹川翼
1

 

 

1~3着馬コメント

1着 キタサンミカヅキ (牡8)

父キングヘイロー 母キタサンジュエリー(母父サクラバクシンオー)

 

ここでは力が1枚上でした。今回は前目にポジションを取り、直線入るところで先頭を捕まえる横綱競馬。母父のサクラバクシンオーのような競馬。新たな境地を開拓した印象です。

陣営にとっては嬉しい勝利で、近走は善戦続きの惜しい競馬でしたが、この勝利がキッカケで変化が生まれるかもしれませんね。

 

キングヘイローは若い時は父ダンシングブレーヴのような末脚を武器に追込み馬として活躍していましたが前目にポジションを取れるようになってもう一花咲かせました。本馬もここからもう1成長するかもしれませんね。

中央馬に対抗できる最有力馬なのは間違いないです。

 

2着 ウェイトアンドシー (牡7)

父オレハマッテルゼ 母レディージーニアス(母父エブロス)

 

連勝で挑んだ前走でしたが、敗退し、仕切り直しの1戦。さすがにキタサンミカヅキには及びませんでしたが、終始競りかけられる中で最後は逃げ残り、後続馬には完勝。地方馬では力があるのは疑いの余地がなく、地方重賞の顔の1頭ですね。

 

オレハマッテルゼダイナカールに連なる血統。短距離、マイル戦線で息の長い活躍をしました。また母父のエブロスの産駒もビーマイナカヤマヤングエブロスポレールと息の長い活躍をした産駒がいますし、2着とはいえ十分な結果、見限るには早計ですね。

 

3着 インフォーマー (牡7)

父タイムパラドックス 母カネショウベガ(母父ナグルスキー)

 

前走、前々走の結果から人気薄でしたが、今レースでは良い末脚を披露。後方待機ながら直線の短い浦和でノブワイルドを差し切って3着確保。

今日のような脚が毎回使えれば、展開のアヤもありますがまだまだ上位食い込みは可能でしょうね。

 

本馬は母系が日本古来の基礎血統の1つビューチフルドリーマー。この系統は活躍馬を挙げればキリがありませんが遡ればナタの切れ味の三冠馬シンザン。そしてニッポーテイオータレンティドガールの兄弟。テイエムオーシャン、最近ではホエールキャプチャがG1を勝利するなど1世紀近く日本競馬に影響を与え続ける血統です。また母父のナグルスキーホクトベガを筆頭に90年代前半のダート活躍馬ナリタハヤブササンエムキングなどダートを中心に活躍馬を出した種牡馬です。

こうして日本に根付いている血脈が活躍するのは非常に嬉しいです。

 

 

第1回の記念すべき勝利、キタサンミカヅキ、関係者の方々、優勝おめでとうございます!

 

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(ysk.h08)

(写真・Katies Gem)

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