【地方重賞回顧】第15回スパーキングサマーカップ(川崎・SⅢ)

スパーキングサマーカップ〜熾烈なマイル戦線、一歩前へ出るのはどの馬か?!〜 

レース概要

2004年川崎競馬場の3歳以上の1600m戦として創設される。

2007年からは地方競馬全国交流競走として施行されている。

尚、他地区の所属馬の出走枠は4頭以下である。

 

レース回顧

今年は金沢からノースウッドが、高知からはミッキーヘネシーイッツガナハプンの2頭が参戦。中央の芝オープンのスプリントからマイルまで走ったアルマワイオリが地方移籍初戦を迎えます。また、中央から移籍後2連勝のアポロナイスジャブも出走。今年のマイル戦線を賑わせてきたメンバーを相手に上記の馬たちがどういった競馬を見せてくれるのか楽しみであります。

 

ゲートが開くと6番ウェイトアンドシー、8番ニシノラピートがダッシュ良くハナ争い。9番オメガヴェンデッタ、10番リアライズリンクスも続いていきます。内から移籍初戦3番アルマワイオリも好位につけようとしてる模様。

1コーナーから2コーナーでは6番ウェイトアンドシー、外から9番オメガヴェンデッタが2番手に、その後ろ3番アルマワイオリ、8番ニシノラピート、内から2番イッツガナハプン、10番リアライズリンクスがつけます。 2コーナーから向正面では6番ウェイトアンドシーが先行争いを制して先頭でレースを進めます。先行勢は隊列が変わらず、間が空いて4番ファイトユアソング、11番モンドアルジェンテが徐々にポジションを上げていきます。

先行勢は6番ウェイトアンドシー、内に3番アルマワイオリ、外に9番オメガヴェンデッタと隊列変わらず、3コーナーから4コーナーへ向けて3頭が後続に差をつけて直線へ。

6番ウェイトアンドシーが変わらず先頭。9番オメガヴェンデッタが2番手に上がります。懸命に食らいつく3番アルマワイオリ。後ろからは10番リアライズリンクス、8番ニシノラピートも追い込み体制。さらに外には4番ファイトユアソング、11番モンドアルジェンテも末脚にかける!

8番ニシノラピートが外に寄れ、4番ファイトユアソングの進路が狭くなり体制を立て直すも、前が止まらず。このまま先行3頭で決まりかと思ったところで、11番モンドアルジェンテがようやくエンジン全開でグングン前に迫ってくる!11番モンドアルジェンテの後ろから同じく末脚を伸ばす7番トキノエクセレントも上がってくる。

必死に粘る6番ウェイトアンドシー、迫ろうと3番アルマワイオリ、9番オメガヴェンデッタも激しい叩き合い。大外から11番モンドアルジェンテ、少し遅れて7番トキノエクセレントも加わってくる。

6番ウェイトアンドシーに11番モンドアルジェンテが並んだところでゴールイン。1着はどちらか?! 9番オメガヴェンデッタ、3番アルマワイオリ、7番トキノエクセレントの3着争いもどうなったか?!

結果は1着は6番ウェイトアンドシー2着は11番モンドアルジェンテ、3着はオメガヴェンデッタで決着。

 

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全着順

第15回スパーキングサマーカップ(SⅢ)3歳以上・オープン(川崎・ダート1600m)

着順
馬名
性別・馬齢
騎手
着差・タイム
1
ウェイトアンドシー
セ7
今野忠成
 1:42.5
2
モンドアルジェンテ
牡6
御神本訓史
クビ
3
オメガヴェンデッタ
セ7
森泰斗
クビ
4
アルマワイオリ
牡6
町田直希
クビ
5
トキノエクセレント
牡10
高松亮
1/2
6
ファイトユアソング
牝7
本橋孝太
1.1/2
7
[高]イッツガナハプン
牡9
赤岡修次
アタマ
8
リアライズリンクス
牡8
的場文男
クビ
9
ニシノラピート
牝7
瀧川寿希也
2
10
タマモネイヴィー
牡7
左海誠二
クビ
11
グレナディアーズ
牡7
岡部誠
クビ
12
[高]ミッキーヘネシー
牡9
繁田健一
3
13
[金]ノースウッド
牡6
吉原寛人
1
14
アポロナイスジャブ
牡5
池田孝
大差

 

 

1~3着馬コメント

1着 ウェイトアンドシー (セ7)

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父オレハマッテルゼ 母レディージーニアス(母父エブロス)

 

連勝で挑んだ京成盃グランドマイラーズでは5着、プラチナCはキタサンミカヅキが相手でしたが、このレースではハナを譲らず逃げ切り、南関東マイル戦線では上位というのを見せつけた格好。秋へ向けてまずは良いスタートを切れたといえるのではないでしょうか。

 

まだまだ衰える気配はなさそうですね、父同様活躍期間も長くなりそうです。

 

 

2着 モンドアルジェンテ (牡6)

父クロフネ 母エイグレット(母父サンデーサイレンス)

 

出遅れ癖があるものの、ラストは見事な末脚を披露してくれました。マイル重賞でこの結果は収穫だったのではないでしょうか?あとは気性的な問題でしょうか、出遅れ癖さえ解消されてくれればまだまだやれそうです。マイル路線なのか中距離路線へ行くのか選択肢が増えたのは今後楽しみです。

 

兄弟にはマイルから中距離で活躍し重賞2勝のミトラがいます。また母系の4代前ウィルプリンセスからはメイショウサムソンの母マイヴィヴィアンが出ています。

 

3着 オメガヴェンデッタ (セ7)

父ゼンノロブロイ 母ビハインドザマスク(母父ホワイトマズル)

 

地方移籍後勝利は無いものの、安定した成績を残している本馬ですが、力が落ちている感じはしないです。しかし、熾烈なマイル戦線とはいえ早く勝利が欲しいですね。

2番手につけて粘り切り、負けて強しの内容だったと思います。がしかし、個人的な意見ですがマイルより短いところの方が最後のひと伸び、ひと押しがあるような気がします。

是非とも勝負付けはまだ終わっていないというところを見せて欲しいです。

 

 

ウェイトアンドシーが一歩秋へ向けて前に進みましたが、まだまだレース展開1つで勢力図が変わりそうな混戦模様のマイル戦線。充実の秋に向けてどう推移していくのか楽しみです。

 

 

ウェイトアンドシー、関係者の皆様、優勝おめでとうございます!

 

 

(ysk.h08)

(写真・よしフォト)

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