【地方重賞回顧】第25回アフター5スター賞(大井・SⅢ)

アフター5スター賞 〜夏の電撃王者決定戦〜

レース概要

アフター5スター賞は1994年に大井競馬場1800m戦として創設される。

馬場改修などもあり距離変更が幾度か行われたが、2004年から現行の1200m戦で施行されている。

 

レース回顧

3歳勢からはクルセイズスピリツが出走予定でしたが取り消しになり、残念ながら14頭での戦いに。

横綱キタサンミカヅキに土をつける馬はいるのかどうか、はたまたキタサンミカヅキが貫禄の強さを見せるのか。相手筆頭はアピア、その他にも古豪ゴーディーサトノタイガーが出走。牝馬戦線からはスアデラタイセイラナキラサマーダイアリーが参戦。中央からの移籍2戦目のコーリンベリーがどのような競馬をするのかどうかも楽しみな1戦。夏の電撃王者は誰の手に?!

 

ゲートが開くと7番サマーダイアリー、8番スアデラ、9番タイセイラナキラ、10番コーリンベリーが激しい先行争い。やや離れて、内から3番キャンドルグラス、外には13番アピアがつけ、その後ろに11番プリサイスキング、その後ろ外目に12番キタサンミカヅキが。2番ゴーディーも続く。

先頭争いは8番スアデラ、9番タイセイラナキの二頭が譲らず、3番手争いは内7番サマーダイアリー、外から13番アピアと続いて直線へ。

10番コーリンベリーは後退していく。12番キタサンミカヅキは外から徐々にポジションを上げて直線に入ると、8番スアデラが一気に後続を突き放しにかかろうとするも13番アピアが8番スアデラを捕える!しかし、大外から12番キタサンミカヅキが重い斤量もなんのその、他馬とは違う末脚で13番アピアを捕えてからグングン突き放す!圧倒的な強さで後続を千切って先頭でゴールイン!

2着は12番キタサンミカヅキに千切られたものの3着以下を突き放した13番アピアが2着入線。

3着争いは直線ラストで3番キャンドルグラスが前に出るも、14番マルモリロイヤル、4番スウィープアウェイ、15番サトノタイガー、2番ゴーディーもやってきて激しい争いに。結果、粘りに粘った3番キャンドルグラスが3着入線。4着14番マルモリロイヤル、5着4番スウィープアウェイで決着。

 

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全着順

第25回アフター5スター賞(SⅢ)3歳以上・オープン重賞(大井・ダート1200m)

着順
馬名
性別・馬齢
騎手
着差・タイム
1
キタサンミカヅキ
牡8
森泰斗
 1:11.8
2
アピア
セ7
御神本訓史
3
3
キャンドルグラス
牡4
赤岡修次
2
4
マルモリロイヤル
牡7
笠野雄大
クビ
5
スウィープアウェイ
牡7
柏木健宏
アタマ
6
サトノタイガー
牡10
笹川翼
3/4
7
ゴーディー
牡10
佐藤友則
アタマ
8
ミヤジマッキー
牡8
瀧川寿希也
1
9
プリサイスキング
牡6
達城龍次
3/4
10
キスミープリンス
牡10
張田昴
1/2
11
スアデラ
牝5
繁田健一
クビ
12
タイセイラナキラ
牝5
吉原寛人
2
13
サマーダイアリー
牝4
矢野貴之
2.1/2
14
コーリンベリー
牝7
的場文男
5
-
クルセイズスピリツ
牡3
西啓太
競走除外

 

 

1~3着馬コメント

1着キタサンミカヅキ (牡8)

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父キングヘイロー 母キタサンジュエリー(母父サクラバクシンオー)

 

59キロの斤量も何のその。地方のスプリント横綱として貫禄の勝利。そして今レースの連覇達成と秋競馬に向けて上々のスタートを切れましたね。 外外を回して3ハロン上がり36秒台を叩き出す圧巻のパフォーマンスでした。

いよいよ、地方の横綱として中央馬と対戦していきますが、父キングヘイローにとって大きなプレゼント、そしてキタサンミカヅキ自身にとっても実りの多い秋になりそうな気配です。

 

キングヘイローはこの夏ダイメイプリンセスが短距離で強さを見せ、その勢いはどこまで続くのか楽しみです。

 

2着 アピア (牡7)

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父ファスリエフ 母ウインプレセア (母父アグネスタキオン)

 

キタサンミカヅキには敗れたものの、3着以下は突き放しての2着。相手が悪かったとはいえの2着で強さは見せつけた格好です。地方での強さは十分ですが大きな壁がいる以上、今後勝つためのレース選択をするのか、壁をぶち破るために厳しい選択をするのか。次走以降レース選択が楽しみです。

 

3着 キャンドルグラス (牡4)

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父サウスヴィグラス 母ブローザキャンドル(母父サンデーサイレンス)

 

粘りに粘っての3着。直線では良い勝負根性を見せてくれました。 フジノウェーブ記念では着外でしたが、昨年秋以降安定した成績を残しています。まだまだ4歳、負けん気が強そうなので揉まれてさらに力をつけそうな気がします。

 

母の母の兄弟にはテレグノシスがいる血統。さらに遡るとrough shodがいます。親戚にはサドラーズウェルズヌレイエフジェイドロバリーエルコンドルパサーなど挙げればキリがないほど。近代競馬に影響を及ぼしています。

 

 

横綱キタサンミカヅキが大将格として、いざ中央馬との秋の大一番の決戦へ向けて好スタート。

負けはしたアピアも地方短距離では一線級、こちらも秋へ向けて古豪達や3歳馬が挑んでくる中、迎え打つ立場として良い体調で臨んでもらいたいものです。

 

キタサンミカヅキ、関係者の皆様、優勝おめでとうございます!

 

 

(ysk.h08)

(写真・よしフォト)

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