【今週の重賞情報】天皇賞(秋)前哨戦。豪華メンバーが揃った毎日王冠

10月7日(日)東京11R 第69回毎日王冠(GⅡ)芝1800m・3歳以上別定戦

どんなレース? 

 

1950年に創設された3歳以上の馬による重賞競走です。1954年までは過去に勝った馬が出走できないレースでした。距離は創設当初芝2500mでしたが、1959年から芝2300mに、1962年から芝2000mに変更。1984年からは天皇賞(秋)の前哨戦という位置づけとして芝1800m戦で行われるようになりました。

 

ちなみに、毎日王冠の名が付く通り、優勝馬の関係者には王冠が贈呈されます。

 

 

今年の主な出走馬は?

アエロリット(牝4 美浦・菊沢厩舎 56㎏ モレイラ騎手騎乗)

 

昨年のNHKマイルCを制したアエロリット。前走の安田記念は途中で落鉄をしながらも、勝ったモズアスコットとタイム差なしの2着と健闘しました。

牝馬ですが、牡馬相手にはNHKマイルC優勝、安田記念、中山記念2着と全て2着以内と安定した結果を残しています。

モレイラ騎手との新コンビでどんなレースぶりを見せるか楽しみです。

 

 

キセキ(牡4 栗東・中竹厩舎 58㎏ 川田騎手騎乗)

 

昨年の菊花賞を制したキセキ。しかし、極悪馬場で走った反動からかその後は香港ヴァ―ズ9着、日経賞9着、宝塚記念9着と大敗続きです。

距離適性から翌日の京都大賞典に進むかと思いきや、毎日王冠に出走。ただ、左回りは3戦2勝と実績を残しています。特に、新潟の信濃川特別(芝2000m)では1分56秒9という好タイムを残しています。

主戦のデムーロ騎手が乗れないのは痛いのですが、川田騎手は昨年のすみれステークスにも騎乗しており、今年の秋も好調なので、菊花賞馬の復活もここであるかも知れません。

 

 

 ケイアイノーテック(牡3 栗東・平田厩舎 56㎏ 藤岡佑介騎手騎乗)

 

今年のNHKマイルCを制したケイアイノーテックの存在も忘れてはなりません。

 

今回ポイントとなるのは初めての1800mという距離。ただ、同じ平田厩舎に所属していたカレンブラックヒルが同じく初めての1800m戦だった2012年の毎日王冠を制したように距離面での不安はないと思います。

 

ケイアイノーテックはここで強い競馬を見せることができれば、天皇賞(秋)への視界が開けるかもしれません。

 

 

ダイワキャグニー(牡4 美浦・菊沢厩舎 56㎏ 横山典騎手騎乗)

 

菊沢厩舎からはダイワキャグニーも出走します。3歳で出走した昨年のこのレースではソウルスターリングマカヒキらのG1ホースに先着。勝ったリアルスティールから0.2秒差の4着と健闘しました。

 

いつ重賞を制してもおかしくない馬ですが、なかなか勝てずじまいの馬です。ただ、前走のエプソムカップは馬場が影響したのか14着と敗退。良馬場であれば巻き返す可能性の高い馬です。

 

 

サトノアーサー(牡4 栗東・池江厩舎 56㎏ 戸崎騎手騎乗)

 

そのエプソムカップで初めての重賞タイトルを手にしたサトノアーサー。昨年はクラシック戦線を歩んでいましたが、今年は1600~1800mに集中し、4着以下はありません。母のキングスローズはニュージーランド版桜花賞のニュージーランド1000ギニーを制しています。

 

今回は時計勝負に対応できるのかが大きなポイントとなると思います。稍重馬場で行われた洛陽ステークスや重馬場で行われたエプソムカップを制した一方、時計勝負となったメイステークスでは3着と惜敗しました。

 

4か月ぶりの開催で開幕週の東京コース。当然良馬場であれば1分45秒台の決着になると思います。時計勝負を克服すれば、天皇賞(秋)まで一気に視界が広がる試金石のレースになります。

 

 

ステルヴィオ(牡3 美浦・木村厩舎 55㎏ ルメール騎手騎乗)

 

3歳の注目馬はステルヴィオ。同距離のスプリングSを勝った馬です。

 

皐月賞は4着、日本ダービーは8着と敗れましたが、上がり3ハロンのタイムは皐月賞では1番目、日本ダービーは3番目のタイムです。

 

開幕週の馬場で後方一気の脚質が課題ですが、うまく脚をためる事ができれば、3歳馬の毎日王冠制覇も夢ではありません。

 

 

(おかのひろのぶ)

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