秋華賞2018 馬名プロファイル

三冠か、雪辱か、はたまたニューヒロインか。秋の京都で火花を散らす18頭の可憐な乙女たちの馬名プロファイルです。予想の参考にどうぞ。

 

 

アーモンドアイ

父ロードカナロア 母フサイチパンドラ

Almond eyeは美人とされる顔の目の形。本来は目頭と目尻がシャープでアーモンドのような形をした目のこと。本馬は逆にくりくりのかわいらしい目だが、そこからは想像もできないたくましい走りでターフを駆け抜け二冠を制した。才色兼備の女王は史上五頭目となる牝馬三冠を達成し、万雷の拍手に微笑みで応える。

 

オスカールビー

父ハーツクライ 母リキセレナード

アカデミー賞の愛称+宝石の一種。母父ジェイドロバリーの意味は「翡翠泥棒」で宝石つながりか。ルビーの石言葉は情熱や深い愛情。セレナードは恋人や女性を讃えるため演奏される楽曲。牝馬三冠最後の栄冠への愛を歌う情熱的な演“走”には、勝利のオスカー像も自然とほほ笑むだろう。

 

オールフォーラヴ

父ディープインパクト 母レディアルバローザ

All for Loveはバラの品種名。母Lady Alba Rosaは冠名(Lady)+薔薇色の夜明け(伊語)。その母は秋華賞の舞台で三冠牝馬の誕生を後ろから眺めた。オールフォーラヴの花言葉は「しとやか」だがレースでは勝負根性を発揮し母の無念を晴らし、秋の京都を薔薇色に染める。

 

カンタービレ

父ディープインパクト 母シャンロッサ

Cantabileは歌うように(音楽用語)。本馬のお尻にはスタッフの愛情が詰まった音符マークが並ぶ。直線半ば先頭に踊りだすと、鼻歌でも歌いながら一人旅。関係者やファンの愛情に凱歌で応える。

 

ゴージャスランチ

父マンハッタンカフェ 母シーキングマイラブ

豪華な昼食。ゴージャスは単に素晴らしいという意味でも口語では使われる。ここはゴージャスなこの馬から馬券を組み立て、ゴージャスな馬券を当てて、明日からの昼食を少し豪華に。

 

サトノガーネット

父ディープインパクト 母ビートリックスキッド

冠名+宝石の一種。実ったザクロの種子に似たガーネットは豊穣が石言葉。母Beatrix Kiddoは映画『キル・ビル』の主人公の名で、彼女は元殺し屋の役。母から受け継いだ一撃必殺の末脚で勝利の果実を確実に仕留める。

 

サヤカチャン

父リーチザクラウン 母アップルトウショウ

人名+呼称。「奇跡も魔法もあるんだよ」とはアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』内のキャラクター美樹さやかのセリフ。キャリア15戦はメンバー最多。何度敗れてもくじけない不屈の精神で今度こそ奇跡のような、魔法のような逃げ切り勝ちへ。

 

サラキア

父ディープインパクト 母サロミナ

Salaciaはローマ神話の海水の女神。ローマ神話の海の神ネプチューンの妻。サラキアは穏やかな水の流れ、干潮を司るとされる。完調(干潮)間近のこの馬が会心(海神)のレースで、ライバルに水をあけ馬券にも穴をあけよう。

 

スカーレットカラー(出走取消)

父ヴィクトワールピサ 母ヴェントス

鮮やかな紅色。日本語だと緋色と訳されることもしばしば。母ventusはラテン語で風。情熱の炎を燃やしてこの馬が風と共に去った後には、緋色のヒロインがスクリーン一杯に映し出されるだろう。(出走取消となりました)

 

ダンサール

父ハーツクライ 母バラダセール

踊る(ポルトガル語)。アルゼンチンGⅠ2勝の母Balada SaleのBaladaはナイトクラブの意がありそこから連想されたか。陽気な鞍上とも、父母アイリッシュダンスとも相性は抜群。直線半ばで先頭に踊りだすと踊る心はもう止まらない。新進気鋭の踊り子が競馬場を熱狂に包む。

 

トーセンブレス

父ディープインパクト 母ブルーミンバー

冠名+blessは神が祝福する。母Bloomin’ Barは大繁盛のバー。蕾のまま、眠ったままの本馬。神がかった末脚で今度こそ秋の華を咲かせよう。この馬で馬券を当てた競馬ファンは神の祝福に感謝しながら帰りはバーで、競馬談議に花を咲かせよう。

 

パイオニアバイオ

父ルーラーシップ 母アニメイトバイオ

Pioneerは開拓者、先駆者+bioは冠名。母は秋華賞で三冠牝馬を達成したアパパネの2着だったアニメイトバイオ。親子で三冠牝馬の脇役となる屈辱は避けたい。己のbiography一代記に「秋華賞1着」の文字を書き残し、世代のpioneerとして新たな時代を切り開く。

 

ハーレムライン

父マンハッタンカフェ 母マクリス

Harlem Lineはマンハッタンの鉄道路線名。ハーレムラインが通るハーレム地区は1920年代にアフリカ系アメリカ人が多く移住し、マイケルジャクソンなど多くのスターを輩出したアポロシアターもある。超特急で2000mを駆け抜け、いざ時代の寵児へと躍り出る。

 

プリモシーン

父ディープインパクト 母モシーン

Primoは最高(伊)+Sceneは場面。母Mosheenは豪GⅠ4勝の名牝で、前走で重賞2勝目を挙げた本馬もまだまだ上を目指せるはず。なぜプリモ/シーンで分けたかは不明だが、人気を分け合う同じ勝負服の馬にも負けず、ファンと最高の場面を分かち合う。

 

ミッキーチャーム

父ディープインパクト 母リップルスメイド

冠名+Charmは魅力だが、人を惹きつける力のことで艶めかしさとも魔力とも訳されうる。母Ripples Maidは波紋+女中。波乱を生みそうな母から生まれた本馬は、3連勝中、いずれも3馬身以上付けての圧勝だった。最大の惑星とも言えるだろう。魅惑の逃げで後続を封じ、観客の視線を釘付けにする。

 

ラッキーライラック

父オルフェーヴル 母ライラックスアンドレース

五弁のライラックの花(幸運のシンボル)。四つ葉のクローバーならぬ五弁のライラックはレアで幸運の象徴でもある。勝利の花弁はあと一枚で五枚に達する。ラッキー7の枠も引き、運も味方につけ、最後の一冠へ。宿敵を今度こそ倒し、秋の京都を幸せ運ぶライラックの華で埋め尽くす。

 

ラテュロス

父ディープインパクト 母スウィートハース

Lathyrosはスイートピー(ギリシャ語)。母Sweet Hearthからの連想だろう。スイートピーの花言葉は思い出、門出。秋華賞は牝馬のこの世代戦最後のGⅠで、ここから各馬様々な道へ歩みを進める。このレースが後々振り返った時思い出深いものだったとすれば、それはこの馬の激走にあるだろう。

 

ランドネ

父Blame 母Loure

Randonneeは遠足、山登り(仏)。「家に帰るまでが遠足」とは誰しも一度は言われただろう。母Loureは仏語でゆったりと、柔らかく滑らかにと指示する音楽記号。ゆっくりとした逃げを決めて、ホームストレッチに帰るまで力を温存し、最高の形でランドネを終える。

 

 

以上です。いかがでしたか?

本番の秋華賞、お見逃しなく!!

 

 

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