【地方重賞回顧】第52回東京盃(大井・JpnⅡ)

東京盃 〜砂のスプリント王への道を切り開くのは誰か?!~

レース概要

1967年に大井競馬場の1200m戦として創設。

地方競馬初の短距離重賞である。

1995年に全国指定交流競走に指定される。

2001年にroad to JBC に指定され、上位馬にはJBCスプリントへの優先出走権が付与される。

 

レース回顧

さぁやってまいりました、本当のJBCへの前哨戦といってもいいこのレース。

中央からはドバイで5着のあと圧倒的なパフォーマンスを見せ、いよいよ主役へと虎視眈々のマテラスカイ、東京スプリントの勝ち馬グレイスフルリープ、さきたま杯勝ち馬サクセスエナジー、北海道スプリントカップ勝ち馬テーオーヘリオス、スプリントの二刀流のネロが参戦。

地方馬を見れば、勝ち味を覚えたか2連勝中の短距離の雄キタサンミカヅキ、兵庫からサマーチャンピオン勝ち馬のエイシンバランサー、力をつけているキャンドルグラスらが参戦。

 

秋への大一番へ向けて、ここでのレース結果が直結するとは限りませんが、大事なステップレースです。どういったレースになるのか楽しみな1戦となりました。

 

 

ゲートが開くと横一線。5番マテラスカイのダッシュがつかないが、巻き返して先頭争いに。

1番キャンドルグラス、7番ネロ、10番サクセスエナジー、14番グレイスフルリープも続く。

4番キタサンミカヅキも今日は前目にポジショニング。

主導権は5番マテラスカイが握る。2番手に7番ネロ、3番手争いは10番サクセスエナジー、14番グレイスフルリープ、その後ろに内から4番キタサンミカヅキが続く。

後方勢は少し付いて行けていないか……。

3コーナーに入っても変わらず5番マテラスカイが先頭。10番サクセスエナジー、14番グレイスフルリープが追い出す。

直線に入ると5番マテラスカイが逃げ残りをはかり、10番サクセスエナジーはスタミナ切れか先頭争いから脱落、7番ネロ、14番グレイスフルリープが徐々に迫ってくる。4番キタサンミカヅキは内に潜り進路を探っている。

5番マテラスカイの脚があがってきたところへ、7番ネロが先頭に躍り出る!

14番グレイスフルリープも猛追するが、なかなか差が縮まらない。

3着争いが争点かと思っていると、内の進路が開いたところへ4番キタサンミカヅキのエンジンがかかって急追!!

1完歩毎に差を縮め、14番グレイスフルリープを交わし、7番ネロを射程圏に捕らえたが、その伸び脚は止まらない!

ゴール板寸前で7番ネロを交わして、4番キタサンミカヅキが先頭でゴールイン!

3着は14番グレイスフルリープで決着。

 

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全着順

第52回東京盃(JpnⅡ)3歳以上・選定馬重賞(大井・ダート1200m)

着順
馬名
性別・馬齢
騎手
着差・タイム
1
キタサンミカヅキ
牡8
森泰斗
 1:12.1
2
[J]ネロ
牡7
戸崎圭太
アタマ
3
[J]グレイスフルリープ
牡8
C.ルメール
1.1/4
4
[J]マテラスカイ
牡4
武豊
3/4
5
キャンドルグラス
牡4
御神本訓史
1/2
6
[J]テーオーヘリオス
牡6
浜中俊
1
7
[J]サクセスエナジー
牡4
松山弘平
クビ
8
[高]サクラレグナム
牡9
赤岡修次
ハナ
9
コパノリスボン
牡5
真島大輔
ハナ
10
[兵]エイシンバランサー
牡6
下原理
2
11
[兵]エイシンヴァラー
牡7
坂井英光
1
12
マイネルルークス
牡8
今野忠成
3
13
ゴーディー
牡10
佐藤友則
1.1/2
14
タッチライフ
牝4
増田充宏
3
15
コスモプラシデス
牡4
東原悠善
5

 

 

1~3着馬コメント

1着 キタサンミカヅキ (牡8)

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父 キングヘイロー 母キタサンジュエリー(母父サクラバクシンオー)

 

乗り替わりから3連勝で勢いはもう止まらないのか、今レースでは先行と、段々器用さが見えるようになり、レースに幅がでてきましたね。

いよいよ頂点が見えてきましたが、堂々と短距離の本命として名乗りを上げました。

久しぶりに古馬で大きいところを地方勢が制するのではと楽しみでなりません。

 

2着 ネロ (牡7)

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父 ヨハネスブルグ 母ニシノタカラヅカ(母父サンデーサイレンス)

 

やはり1200mなら安定した強さを見せますね。ここから大レースへ行くのでしょうか。はたまた違うレースを選択するのか、今レースで勝負付け済んだとは思えないので、是非とも大レースへ行き、盛り上げていただきたいですね。

 

3着 グレイスフルリープ

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父 ゴールドアリュール 母 ラビットフット (母父seeking the gold)

 

1200mのワンターンなら安定している印象の本馬。外外を回っての3着は価値があるのでは、展開1つでは……と思わせる内容だったと個人的には思います。

 

 

マテラスカイは前半で脚を使ったのか、最後脚が鈍りましたね。それでも勝ち馬とは0.4秒差。まだまだ逆転可能ではないでしょうか?

 

5着に入ったキャンドルグラスは来年が楽しみですね。地方、短距離に頼もしい馬が加わってきそうです。

 

 

ステップレースを連覇で制したキタサンミカヅキ、関係者の皆様、おめでとうございます!

 

 

(ysk.h08)

(写真・s.taka)

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