【地方重賞回顧】第15回レディスプレリュード(大井・JpnⅡ)

レディスプレリュード〜ステップレースの覇者は?!〜 

レース概要

2003年にTCKディスタフとして創設。

2011年からJBCレディスクラシックの創設により名称もレディスプレリュードに変更され指定交流競走となる。road to JBCに指定される。

 

レース概要

木曜日に牝馬の大事なステップレースの開催と、競馬ファンにはタイトなスケジュールですが、楽しみな一戦です。

中央からは牡馬とも互角に戦う牝馬のNo. 1と言っても過言ではないクイーンマンボ、牝馬中距離では安定しているプリンシアコメータ、夏で評価を下げたが巻き返したいアンジュデジール、近走は精彩を欠いているワンミリオンス、前走久しぶりに勝利したリエノテソーロが出走。

地方勢は、移籍後交流競走で安定して入着したいるブランシェクール、差し展開なら警戒のラインハート、今年は精彩を欠いているステップオブダンス、マイル戦線では上位のニシノラピートらが出走。

ステップレースに相応しい出走馬、さぁ好レース必至なメンバー構成です。

 

ゲートが開くとタイミングが合わず6番アンジュデジールが出遅れ、波乱を予感させるスタート。

前は2番ニシノラピートが飛び出していき、4番ディアマルコ、9番プリンシアコメータが続き、11番リエノテソーロ、12番ブランシェクールも続いて最初のコーナーから向こう正面に。

主導権争いは2番ニシノラピートが制し、単騎で逃げる。

2番手集団は、やや団子模様。

4番ディアマルコ、9番プリンシアコメータ、11番リエノテソーロ、12番ブランシェクールが形成。その後ろに5番ジュエルクイーン、押し上げきた14番クイーンマンボ、8番ステップオブダンス、7番アルティマウェポン、出遅れから巻き返した6番アンジュデジールがつける。

出入りの少ないレースの様相で隊列はこのままで進む。

動きがあったのは3コーナー手前。2番ニシノラピートがセーフティリードを広げようとするも、9番プリンシアコメータが追い出して単独2番手に上がるのを見た後続も仕掛けていく。12番ブランシェクールも続いて3番手に。1番ワンミリオンスも大外を回して上がってくる。

 

直線に入ると2番逃げるニシノラピートを早々に9番プリンシアコメータがとらえて先頭へ!

外から12番ブランシェクールも伸びてくる!

3番手争いは横一線の混戦模様。

先頭は9番プリンシアコメータにどんどん迫ってくる12番ブランシェクールがとらえて追い比べに!

がしかし、先に抜け出した9番プリンシアコメータが迫る12番ブランシェクールを抑えて先頭でゴールイン。

3着争いは、1番ワンミリオンス、6番アンジュデジール、7番アルティマウェポンが並んでいたが、内から7番アルティマウェポンが抜けだすも先頭争いには加われず3着。で大波乱の決着。 

 

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全着順

第15回レディスプレリュード(JpnⅡ)3歳以上・牝馬選定馬重賞(大井・ダート1800m)

着順
馬名
性別・馬齢
騎手
着差・タイム
1
[J]プリンシアコメータ
牝5
J.モレイラ
 1:53.9
2
ブランシェクール
牝5
吉原寛人
アタマ
3
[北]アルティマウェポン
牝5
真島大輔
1.1/2
4
[J]アンジュデジール
牝4
横山典弘
2.1/2
5
[J]ワンミリオンス
牝5
福永祐一
1/2
6
ジュエルクイーン
牝6
五十嵐冬樹
アタマ
7
[J]クイーンマンボ
牝4
C.ルメール
3
8
[高]ディアマルコ
牝5
佐原秀泰
2
9
[J]リエノテソーロ
牝4
吉田隼人
クビ
10
ステップオブダンス
牝4
森泰斗
1.3/4
11
ニシノラピート
牝7
的場文男
アタマ
12
ラインハート
牝7
笹川翼
1/2
13
エースウィズ
牝4
赤岡修次
6
14
[岩]ユッコ
牝6
高松亮
1.3/4

 

 

1~3着馬コメント

1着 プリンシアコメータ (牝5)

父 スパイキュール 母ベルモンドフェリス(母父アジュディケーティング)

 

昨年12月以来久しぶりの勝利。やや外を回りながらでしたが先行して直線早めに先頭に立つと押し切っての勝利。これで復調するのか、ステップレースを制したことで主役におどりでましたが勝負付けはまだ終わっていないと思っています。しかし、楽しみな1頭が帰ってきましたね。

 

2着 ブランシェクール (牝5)

父ダイワメジャー 母モンブティクール(母父クロフネ)

 

勝ち切れはしませんでしたが堂々の2着。並み居る中央馬を退けての地方牝馬最先着。本格化してきたのでしょうか。父ダイワメジャーも息の長い活躍をしていましたのでこれから成長するとなれば古馬牝馬戦線を引っ張る1頭になるかもしれませんね。

 

3着 アルティマウェポン (牝5)

父ヨハネスブルグ 母 レインボーアーチ(母父アグネスタキオン)

 

「大波乱を演出」とはまさにこの馬にあると思えるような言葉。中団で我慢して直線しっかり脚を伸ばしての3着。近走のレースぶりではと思っていましたが、まさかまさかの名前通り、競馬ファンの馬券を破壊していきました。

色々プラス要因があったのでしょうけれども、この一戦で自信はつけてくるでしょう。次のレースも楽しみです。

 

 

クイーンマンボは案外な結果に。どう立て直してくるのか……立て直して盛り上げてもらいたいです。

アンジュデジールは出遅れて脚を使いながらの4着。出遅れがなければ結果は全く違ったものになっていたでしょう。

 

レースは生き物、競馬は何が起きるかわからないと痛感したレースになりました。

 

優勝したプリンシアコメータ、関係者の皆様、おめでとうございます!

 

 

(ysk.h08)

(写真・s.taka)

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