【地方重賞回顧】第17回鎌倉記念(川崎・SⅡ)

鎌倉記念〜若武者2歳の覇権争い、先手をとるのは?!〜

レース概要

2001年に新設された重賞。川崎競馬場の1500mとして創設され、地方全国指定に指定されている。

2015年に未来優駿シリーズに指定される。

 

レース回顧

秋が徐々に深まっていく中、2歳戦もいよいよ本格化してまいりました。冬への頂上決戦へ向けて火蓋が切られます!

頂上決戦へ向けて、勝ち名乗りをあげ先手を取るのはどの馬か、来年を占う上でも重要なレースです。

 

ゲートが開くと多少のバラつきはあったものの大きな出遅れはなく、8番カンゲキ、7番リンゾウチャネルが先陣を切って出て行く。2番ミューチャリー、3番ヒカリオーソ、10番ルマーカーブルも押しながら先行争いに加わる。13番カネトシテッキン、9番ミッドサマーナイト、1番セイシャレード、4番リンノレジェンドも続き、馬群は先行勢が一かたまりで進む。

 

向こう正面に入ると先行争いは8番カンゲキが制し、レースを引っ張る。1馬身ほど後ろに7番リンゾウチャネル、内に2番ミューチャリー、3番ヒカリオーソ、10番ルマーカーブルが押しながら続き、13番カネトシテッキンも気合いを入れながら先行集団にとりつこうとする。後方にいた6番グラビテーションも追い出し、前を捕らえようとロングスパート。

 

8番カンゲキがレースを引っ張るが3コーナーから4コーナーで7番リンゾウチャネル、2番ミューチャリーが外に進路を切り替えて8番カンゲキに並びに掛かって、さあ直線。

 

直線に入ると7番リンゾウチャネル、2番ミューチャリーが8番カンゲキを交わして、一騎打ちかと思われたが、2番ミューチャリーが並ぶ間も無く一気に突き離す!

あとはドンドン突き離して行く!突き離して突き離して先頭でゴールイン。

2着は突き離されながらも粘った7番リンゾウチャネル

3着争いは粘る3番ヒカリオーソを後方から脚を伸ばしたグラビテーションがゴール板手前でかわして、3着。

 

 

全着順

第17回鎌倉記念(SⅡ)(全日本2歳優駿TR)2歳・重賞(川崎・ダート1500m)

着順
馬名
性別・馬齢
騎手
着差・タイム
1
ミューチャリー
牡2
御神本訓史
 1:33.6
2
[北]リンゾウチャネル
牡2
五十嵐冬樹
6
3
グラビテーション
牡2
今野忠成
4
4
ヒカリオーソ
牡2
瀧川寿希也
3/4
5
[北]リンノレジェンド
牡2
吉原寛人
3
6
カネトシテッキン
牡2
増田充宏
1.1/2
7
カンゲキ
牡2
矢野貴之
1.1/2
8
ドゥーナ
牝2
本橋孝太
1
9
リックシンパ
牡2
伊藤裕人
2
10
スフォルツアート
牡2
真島大輔
クビ
11
セイシャレード
牝2
赤岡修次
大差
12
[北]ルマーカーブル
牡2
笹川翼
1/2
13
ミッドサマーナイト
牝2
西啓太
ハナ

 

 

1~3着馬コメント

1着 ミューチャリー (牡2)

父 パイロ 母ゴッドビラブドミー (母父ブライアンズタイム)

 

強い!の一言。3番手でレースを進め、外に進路を取るとあとは突き離すだけという衝撃的なレースを見せつけました。 レースレコードを更新し、3ハロン最速のおまけ付きといった横綱相撲。あれをされると仕方がないというようなレースでした。2歳頂上へ向けて1番乗りを上げるにはインパクト十分な勝利でした。

 

血統を見ると、母の母に昔2歳戦、桜花賞戦線を盛り上げたゴッドインチーフがいます。ブライアンズタイムが入ったことにより成長力、スタミナを補完していると思われます。

パイロは今年東京ダービーを勝利したハセノパイロを輩出。現在の東京ダービー馬候補になりそうな大物を出してきましたね。

 

2着 リンゾウチャネル(牡2)

父モンテロッソ 母ワールドレデー(母父タヤスツヨシ)

 

2番手につけて勝ち馬には突き離されましたが、崩れず粘り込んで後続を突き放しての2着。相手に恵まれなかったものの、価値ある2着ではないでしょうか。まだ2歳これからどう成長曲線を描いていくのか楽しみです。

 

モンテロッソは先月戸塚記念2着のトキノパイレーツが出たりとダードでも徐々に成績を上げてる印象。産駒が大きい所のプレゼントしてくれる日も近いのではないでしょうか。

 

3着 グラビテーション(牡2)

父ベルシャザール 母ネバーエンディング(母父エンドスウィープ)

 

後方からの追走で1頭3ハロン上がりのタイムが2位の末脚で3着確保。追走に苦労してましたが、ロングスパートで脚があるのはわかりました。現状では展開に左右されそうですが、まだまだ若さを残していそうな雰囲気。個人的には追いかけてみたい1頭です。

 

ベルシャザールはついこの前まで現役で走ってた印象が残ったままでいつのまにお父さんにという心境です。キングカメハメハ産駒が飽和状態の中、初年度産駒で未知数ではありますが、本馬がお父さんの評価を上げることに期待したいですね。

 

 

圧倒的なパフォーマンスを見せたミューチャリー。この馬に続く馬が出てくるのが冬まで楽しみな2歳戦になりそうです。

 

ミューチャリー、関係者の皆様、優勝おめでとうございます!

 

 

(ysk.h08)

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