【地方重賞回顧】第25回マイルグランプリ(大井・SⅡ)

マイルグランプリ 〜南関の秋のマイル王者は誰の手に?!〜

レース概要

1995年に創設。

2011年に春季開催から秋季開催に移行される。

春季開催時はかしわ記念の格上げ(2005年)に伴い、かしわ記念のトライアルとして定着していた。

 

レース回顧

南関東最強マイラー決定戦に相応しい馬達が集結しました!

今年は大井競馬場で開催。

出馬表を見ると、地方移籍後圧倒的な強さを見せて一気に主役に躍り出たリッカルド。勝ちきれないまでも安定した強さを見せ距離の融通もみせてきたオメガヴェンデッタ。南関東の雄ヒガシウィルウィンが満を持して参戦。中央から移籍初戦の良血馬ディアデルレイ。そして3歳から若武者クリスタルシルバーも参戦。他にはキャプテンキングムサシキングオー、紅一点ニシノラピートらが参戦。

激戦必至の陣容に熱いレースが見られそうです!

 

ゲートが開くとややバラついたスタート。

誰がハナを主張するのか。

内から3番ゴーディーが出て行くもそれを制して出て行ったのは外から12番ニシノラピート

13番バンドオンザラン、14番キャプテンキングも外からドッと続いていき、8番オメガヴェンデッタも続き、先行勢にはタフな展開になりそうな状態でコーナーへ。

先行勢は馬群一団で進むのかと思いきや、12番ニシノラピートがすんなり先手を取る。13番バンドオンザラン、3番ゴーディー、14番キャプテンキング、8番オメガヴェンデッタが先行勢を形勢。

やや離れて中団は15番リッカルド、16番モンドアルジェンテが押し上げていく。7番ヒガシウィルウィン、9番アルマワイオリ、2番クリスタルシルバー、6番トロヴァオと続く。10番ディアデルレイも続くもののすでに手が動いて苦しい模様。4番トーセンハルカゼ、11番ムサシキングオーも続く。

先頭に戻ってみてみると、3コーナー。

12番ニシノラピートが引っ張るのは変わらず、14番キャプテンキング、外から15番リッカルドが2番手に上がろうかという勢い。

後ろから外に進路を取った2番クリスタルシルバー、7番ヒガシウィルウィンの2頭が抜群の脚で迫ってきて、さぁ勝負の直線へ!

12番ニシノラピートが先頭、14番キャプテンキングと15番リッカルドが併せ馬の状態で叩き合い!

2番クリスタルシルバーが外からグングン伸びて、一気に2頭を交わし、更に逃げ粘る12番ニシノラピートも一気に飲み込んで先頭へ。が。しかしエンジンの掛かった大外7番ヒガシウィルウィンが凄い末脚で前にいた馬達を飲み込み、先頭に出た2番クリスタルシルバーを猛追する!も、勢い届かず、馬体が2番クリスタルシルバーに半馬身ほど合わさった所でゴールイン!

そして3着争いは大激戦!12番ニシノラピートが必死に粘る、15番リッカルドがやや前に出たか?!

激しい叩き合い!3着争いは2頭の追い比べ、首の上げ下げかと思いきや、6番トロヴァオが一気の末脚で急追、後方から1番サブノジュニアもこれに加わろうと脚を伸ばすも、6番トロヴァオが突き抜けて3着で決着。

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全着順

第25回マイルグランプリ(SⅡ)3歳以上・オープン重賞(大井・ダート1600m)

着順
馬名
性別・馬齢
騎手
着差・タイム
1
クリスタルシルバー
牡3
岡部誠
 1:40.3
2
ヒガシウィルウィン
牡4
森泰斗
1/2
3
トロヴァオ
牡5
本田正重
2.1/2
4
リッカルド
セ7
矢野貴之
1
5
サブノジュニア
牡4
柏木健宏
クビ
6
ニシノラピート
牝7
的場文男
クビ
7
バルダッサーレ
牡5
笹川翼
クビ
8
キャプテンキング
牡4
横川怜央
アタマ
9
トーセンハルカゼ
牡8
左海誠二
1.3/4
10
ゴーディー
牡10
赤嶺亮
3/4
11
ディアデルレイ
牡7
吉原寛人
2
12
ムサシキングオー
牡9
和田譲治
3/4
13
モンドアルジェンテ
牡6
御神本訓史
1.1/2
14
オメガヴェンデッタ
セ7
真島大輔
2
15
バンドオンザラン
牡4
赤岡修次
アタマ
16
アルマワイオリ
牡6
今野忠成
大差

 

 

1~3着馬コメント

1着 クリスタルシルバー (牡3)

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父サムライハート 母マルヨシロワイン(母父アジュディケーティング)

 

古馬達と初の手合わせ、しかも相手は強い馬達ばかり。それでいながら2歳秋以来の久々の勝利です。東京ダービー2着、JDD地方最先着、黒潮盃2着と力をつけてきた印象でしたが、名牝の血が騒ぎ出したのかさらに成長したような印象ですね。

内で脚を溜め外に進路とって一気に交わしての勝利、器用さも見せてきました。このまま一気に頂点に向かっていくのでしょうか、楽しみです。

そして父サムライハートに嬉しいプレゼントを届けられました!

距離の融通も効きますし次走が楽しみです。

 

2着 ヒガシウィルウィン (牡4)

父サウスヴィグラス 母プリモタイム(母父ブライアンズタイム)

 

最後は流石の猛追を見せましたが、勝利を逃した形。実績面を見れば陣営も勝ちたかったはず。斤量差、位置取りなどありますが、直線に入ってからエンジンの掛かりが遅いような気がしました、その分勝ち馬との差かなと……。後ろは突き放していますしね。

距離が足りなかったのか、ズブくなってきたのか敗因は色々あるでしょうが、強い馬なのは間違いないですし、これから巻き返しは必ずしてくるでしょう。盛り上がり的にも巻き返してもらわなければ困ります。巻き返してやはり交流競走で強い雄姿を見たいですものね、立て直しに期待です。

 

3着 トロヴァオ (牡5)

父カネヒキリ 母サワズソング(母父cox's ridge)

 

流れにのり脚を溜めての3着確保。復調してきた印象です。

つかみどころのない馬なので、このレースだけでは判断しにくいところかありますが、ダートでは軽い部類の馬体重も増えてますし、これから成長期でしょうか。

次走もよく見てみたいですね。

カネヒキリの血脈を残して貰うためにも頑張ってもらいたいです。

 

 

クリスタルシルバー、関係者の皆様、優勝おめでとうございます!

 

 

(ysk.h08)

(写真・Katies Gem)

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