【地方重賞回顧】第64回平和賞(船橋・SⅢ)

平和賞 〜伝統の一戦を制するのは?!〜

レース概要

1949年より船橋競馬場の前身である柏競馬場で施行され、1955年より船橋競馬場の1200m戦としてそのまま引き継がれている。

 

1962年に1500m戦に距離が変更され、1983年からは1600m戦に変更される。

2003年には東日本地区交流競走、2006年から地方競馬全国交流競走として、規模を拡大して施行される。

 

レース回顧

 

今年も伝統の一戦がやってまいりました!
続々と良い馬が出てくる中、伝統のこのレースを制するのはどの馬か。要注目の一戦となるのは間違いないです!

 

出走馬を見てみると、鎌倉記念4着のヒカリオーソ、安定した戦績のトーセンアイアン、クローバー賞8着のトーセンガーネット、2連勝のハルディネロなどが出走。

力関係がわからないなか、大一番への足がかりを掴むのはどの馬なのでしょうか。良いレースを期待したいですね。

 

ゲートはほぼ五分でスタート、6番ライズインザノースが出鞭を入れて勢いを付けようとするも、外から9番ヒカリオーソがスーッとハナを奪い行く。 誰か突っかけるのかなと見ているとそれもなく、1コーナーを入る頃にはスンナリとハナは9番ヒカリオーソが制する。

番手争いは8番マイティウォーリア、6番ライズインザノースが続き、12番トーセンガーネット、1番サージュ、10番カジノフォンテン、14番リュウノボサノバ、11番ハルディネロ、5番トーセンアイアンと人気サイドの多くが中団で続いていく。

その後ろには4番スウォードクイーン、2番ファーストメロディが続き、やや離れて後方に3番カネトシテッキン、7番アギト、13番スフォルツアートといった隊列。

出入りも少なく依然9番ヒカリオーソが先頭でレースを引っ張り8番マイティウォーリア、12番トーセンガーネットが押し上げて3番手、6番ライズインザノースはやや苦しい感じに。

先頭を走る9番ヒカリオーソはセーフィリードを広げるも8番マイティウォーリア、12番トーセンガーネットが続いて追い上げ体勢で直線に入る。

9番ヒカリオーソが逃げる逃げる!リードは縮まらないまでも真ん中に8番マイティウォーリア、外に12番トーセンガーネットも猛追する!

直線半ば9番ヒカリオーソは流石に脚が鈍ってきたか、徐々に後続2頭との差が縮まってくる!

そして8番マイティウォーリアと12番トーセンガーネットの猛追がはじまり、差があれよあれよという間に縮まる!

必死に残したい9番ヒカリオーソだが、負けじと粘る8番マイティウォーリアの外にいた12番トーセンガーネットの脚色が良い!

一気に2番手へ出るような勢いでほぼ3頭の併せ馬の形になるも、9番ヒカリオーソが粘りきって1着でゴールイン!

12番トーセンガーネットが外からラスト強襲して2着確保。3着は最後かわされたものの8番マイティウォーリアで決着。

 

全着順

第64回平和賞(SⅢ)2歳・オープン(船橋・ダート1600m)

着順
馬名
性別・馬齢
騎手
着差・タイム
1
ヒカリオーソ
牡2
瀧川寿希也
 1:43.3
2
トーセンガーネット
牝2
笹川翼
3/4
3
[北]マイティウォーリア
牡2
井上俊彦
クビ
4
ハルディネロ
牡2
真島大輔
6
5
アギト
牡2
左海誠二
ハナ
6
リュウノボサノバ
牡2
森泰斗
アタマ
7
カジノフォンテン
牡2
川島正太郎
3
8
トーセンアイアン
牡2
矢野貴之
ハナ
9
ライズインザノース
牡2
的場文男
2.1/2
10
スフォルツアート
牡2
繁田健一
2
11
カネトシテッキン
牡2
増田充宏
ハナ
12
[北]ファーストメロディ
牝2
赤岡修次
6
13
サージュ
牡2
柏木健宏
1.1/2
14
スウォードクイーン
牝2
藤本現暉
5

 

 

1~3着馬コメント

1着 ヒカリオーソ(牡2)

父フリオーソ 母ヒカリヴィグラス(母父サウスヴィグラス)

鎌倉記念4着の後でしたが、積極的にペースを握り逃げ切り勝ち。価値ある強い内容だったかと思います。距離に関してはまだ2歳。血統的にも伸びても良いでしょうし、成長力もある血統なので、今後の成長が楽しみです。

そして、父フリオーソに大きいプレゼントです!中央では3歳のタイキフェルヴールがいますし、ダート界の種牡馬としてフリオーソは旋風を巻き起こす1頭になるかもしれませんね!

 

2着 トーセンガーネット(牝2)

父アグネスデジタル 母トーセンヴェール(母父クロフネ) 

強気に牡馬に挑戦。先行して、追い上げて勝ち馬には及ばなかったものの2着確保。外外を回りながらでしたが強さを見せたレースでした。勝ち馬とはポジションの差かなと判断しています。

現状2歳牝馬の主役候補でしょう。

母系にツィンクルブライドがいる血統なので距離や成長力には疑問がつきますが、クロフネアグネスデジタルで補完してるので、これからさらに成長していきそうで楽しみですね。

 

3着 マイティウォーリア(牡2)

父ロジユニヴァース 母ミーナ(母父エンドスウィープ)

北海道から参戦。2番手につけて、粘りきり、最後はかわされましたが、勝負根性は見るものがありました。後続とは大差をつけていることからも内容的には今後の見通しが明るい結果になったのではないでしょうか。

人気薄でも北海道勢はレベルが高いので怖いなということを改めて考えさせられました。

 

父は泥んこダービーを勝ったロジユニヴァース。今日のレースを見ても先行力ダート適性はありそうですね。距離も伸びて良し、重馬場になっても問題ない血統。面白い存在になりそうで楽しみです。

 

勝ち馬と2着の血統を見ると、ダート地方血統対ダート中央血統的な感じもありこういう争いも見えると楽しみが増えますね。

改めて鎌倉記念組はレベルが高いのではと感じました。

今後2歳戦は佳境に入っていきますが年末に向けてますます楽しみです。

 

ヒカリオーソ、並びに関係者の皆さま、優勝おめでとうございます!

 

 

(ysk.h08)

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