ジャパンカップ回顧~平成最後のジャパンカップ~

平成最後となった今年のジャパンカップは、記念すべきレースとなりましたね。

ロードカナロア産駒で1番人気アーモンドアイが、キングカメハメハ産駒で4番人気キセキに1 .3/4馬身差をつけての勝利を収めました。

1枠1番から出遅れれば、囲まれて馬群に埋もれる心配が。そんなプレッシャーもありましたが、スタートはスムーズに行き、逃げたキセキを番手でマークしながら1000メートルを59秒9で通過。

直線に入りジワジワとキセキへ迫り、200メートルでは並ぶことなく抜き去り、置き去りにし、1.3/4馬身差をつけての快勝でした。

そして驚くべき走破タイムは、2分20秒6。

従来の2分21秒1を1秒5も更新するという、規格外の強さを見せました。

3歳牝馬がジャパンカップを制するのはジェンティルドンナ以来の2頭目となり、秋華賞を制して牝馬3冠も成し遂げているだけに、記録づくしのレースでした。

鞍上のルメール騎手は、ジャパンカップ終了時点でのG1勝利数を年間7勝とし、新記録を更新しました。

アーモンドアイの次走はドバイターフ・ドバイシーマクラシックのどちらかのようです。

 

平成最後のジャパンカップが終わり、筆者がどうしても想像したくなってしまったのが、「もしタップダンスシチーが逃げていたら、アーモンドアイは捕まえられたか」です。

 

2003年、ジャパンカップ。

1枠1番タップダンスシチーは4番人気でレースに挑み、好スタートからハナをきり、結局9馬身差をつけての圧勝。G1初制覇がジャパンカップとなりました。

際立ったのが佐藤哲三騎手の内ラチ沿いを走らせての最短距離を進む騎乗技術でした。

相手も申し分なく、2着に入った菊花賞馬のザッツザプレンティや3着となった天皇賞連覇のシンボリクリスエス。それに加え、外国からの刺客が9頭とレベルの高いレースで、9馬身差をつけての大逃げでの圧勝でした。

 

頭によぎったのは、もしここでアーモンドアイが出走したらどうなったか、ということです。

ルメール騎手佐藤哲三騎手の大逃げを許すのか?

番手でマークしながら早めの仕掛けで、追い付くのか?

それとも瞬時のルメール騎手の判断で、アーモンドアイがハナを主張するのか?

この問題を何度も考えて、頭の中で展開やデータを試行錯誤すると結果は――。

 

いや~、競馬って楽しいですよね。

筆者はそんなことをニヤニヤ考えながらこの記事を書き込んでいます。

皆様はもしかしたらあのディープインパクトアーモンドアイを戦わせてるかもしれませんね。

 

平成最後のジャパンカップ、皆様はどう感じたでしょうか?

感慨に浸りつつ、来年の2019年、新年号になるジャパンカップが今から楽しみです。

 

 

(中山祐介)

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