【日曜の重賞情報】NHKマイルカップ馬ケイアイノーテックが初ダートに挑戦!根岸ステークス。ダノンスマッシュ、アンヴァルが父ロードカナロアとの親子制覇になるのか?シルクロードステークス

1月27日 東京競馬11R 第33回根岸ステークス(G3)ダート1400m 4歳以上別定

根岸ステークスってどんなレース?

 

根岸ステークスは現在JRAで行われているダート重賞としては3番目の歴史を持つ競走で、1987年に3歳以上、別定の重賞競走として創設されました。

 

創設当初は11月に東京競馬場・ダート1400mで行われていましたが、1990年にダート1200mに短縮。その後、2001年のダート重賞路線の整備に伴い、開催時期が1回東京開催、出走条件および距離も4歳以上・ダート1400mに変更となりました。これにより、フェブラリーステークスの前哨戦に位置付けられました。なお、2014年より本競走の優勝馬に対し、フェブラリーステークスの優先出走権が付与されています。

 

なお、根岸は神奈川県横浜市(現在の中区根岸台)に日本初の近代競馬場が設置された横浜競馬場の所在地名に由来しています。

 

今年の主な出走メンバー

ケイアイノーテック(牡4 栗東・平田厩舎 58㎏ 藤岡佑騎手騎乗)

 

注目は初のダート戦に挑む、NHKマイルカップを制したケイアイノーテックです。

 

ディープインパクトで芝のマイルG1を制した馬という事で、ダート適性が問われます。ただ、母のケイアイガーベラはダート1400mの重賞競走、プロキオンステークス(G3)などダートで9勝を挙げた馬なので、ダート適性はあると思います。

 

不安点を挙げるとすれば、初めてのダート戦でトップハンデの58㎏を背負わされる事ではないでしょうか。58㎏を克服すれば十分好走が予想されます。

 

 

コパノキッキング(セン4 栗東・村山厩舎 56㎏ マーフィー騎手騎乗)

 

カペラステークスを怒涛の末脚で勝ったコパノキッキング。1000万下クラスでは逃げて結果を残した馬ですが、ここ3戦は最後方に近い位置からの末脚で勝ち続けています。

 

8戦6勝のコパノキッキングですが、負けた2戦がいずれもダート1400mという事で距離に不安がある意見があるかも知れません。ただ、負けた2戦とも逃げての結果であったので、脚質に幅が出てきた今であれば克服できるかもしれません。

 

今週で短期免許が切れるマーフィー騎手。先週のAJCCでは人気薄のメートルダールを3着に入らせるなど腕は確かなものがあります。最後の週でJRA初重賞制覇になるのか?期待が膨らみます。

 

 

サンライズノヴァ(牡5 栗東・音無厩舎 57㎏ 戸崎騎手騎乗)

 

東京のダートコースの適性と言えば、サンライズノヴァの存在も侮れません。東京競馬ダートでは11戦6勝2着3回、4着以下2回の安定した戦績を誇っています。

 

前走のチャンピオンズカップは初めての中京コース、1800mという距離が微妙に響いて6着という結果に終わりました。しかし、東京ダート1400mに限ると、4戦2勝2着2回とパーフェクトな戦績を収めています。

 

昨年のこのレースはノンコノユメとはハナ差の2着。ここを勝って本番のフェブラリーステークスに向けて勢いを付けたいところです。

 

 

マテラスカイ(牡5 栗東・森厩舎 57㎏ 武豊騎手騎乗)

 

ダート1400mという条件を考えれば、プロキオンステークスでJRAレコードタイムの1分20秒3のタイムを持つマテラスカイの存在も侮れません。

 

プロキオンステークスの後は3連敗しています。しかし、東京盃はスタートで若干出遅れ、先頭に立つのに時間を要した事。JBCスプリントは勝利目前でグレイスフルリープに騎乗したルメール騎手の好騎乗で負けた事。前走の兵庫ゴールドトロフィーは武豊騎手が騎乗停止で騎乗できなかったことに加え、園田競馬場の深いダートに馬が合わなかったと敗因ははっきりしています。

 

理想はスピードが活かせる不良馬場だと思いますが、少なくとも前走とは条件が好転します。マテラスカイの逃げ粘りにも注意したいところです。

 

 

その他では一昨年の勝ち馬のモーニン(牡7 栗東・石坂厩舎 58㎏ 和田騎手騎乗)、JBCスプリント3着馬のキタサンミカヅキ(牡9 船橋競馬・佐藤厩舎 58㎏ 森泰斗騎手騎乗)、マイルチャンピオンシップ南部杯3着のメイショウウタゲ(牡8 栗東・安達厩舎 56㎏ 酒井騎手騎乗)などが出走します。

 

 

1月27日 京都競馬11R 第24回シルクロードステークス(G3)芝1200m 4歳以上ハンデ戦

シルクロードステークスってどんなレース?

 

1996年に高松宮杯(現在の高松宮記念)が芝1200mのG1レースに昇格した際、5月に行われていたオープン競走の芝1200mのシルクロードステークスを重賞競走に昇格(G3)しました。

 

2000年に高松宮記念の開催時期が3月に移されたことに伴い、その前哨戦として位置付けされていた本競走の開催時期は2回京都開催の2週目に、2011年からは同開催の開幕週に繰り上げました。また、2002年からはそれまでの別定戦からハンデキャップ競争へと変わりました。

 

今年の主な出走メンバー

 

昨年の高松宮記念、スプリンターズステークスとスプリントG1を2勝したファインニードルは引退をしましたが、新星が登場しそうな予感がします。

 

ダノンスマッシュ(牡4 栗東・安田隆厩舎 56.5㎏ 北村友騎手騎乗)

 

朝日杯フューチュリティステークス5着の実績を持つダノンスマッシュですが、昨年の夏にスプリント路線に照準を絞ってからは1着2回、2着1回と本領を発揮したように見えます。

 

 中でも、前走の京阪杯は3番手追走から直線で前が塞がったものの、立て直して最内を突き、上がり3ハロン33秒6の脚で快勝。父ロードカナロアに続いて3歳での京阪杯制覇となりました。

 

ロードカナロアは続くシルクロードステークスも57㎏のトップハンデで制しましたが、ダノンスマッシュは56.5㎏のハンデで出走。偉大な父に続けとばかりにここでも強い競馬を見せて欲しいものです。

 

 

ラブカンプー(牝4 栗東・森田厩舎 54㎏ デムーロ騎手騎乗)

 

昨年のスプリンターズステークスで2着になったラブカンプーも侮れません。

 

昨年はアイビスサマーダッシュ2着、北九州記念3着、セントウルステークス2着というハードなローテーションであったにも関わらず、スプリンターズステークスでは見せ場十分のレース内容でした。

 

ハンデの54㎏は初めて背負う重量となりますが、ファインニードルがいなくなった今なら、スプリント界の頂点が狙える位置にいる馬。意外にも重賞競走は未だに制していないので、ここは悲願の重賞タイトルを獲得して本番の高松宮記念に進んでほしいものです。

 

 

ナインテイルズ(牡8 栗東・中村厩舎 56㎏ 福永騎手騎乗)

 

8歳馬ですが、京阪杯で2着に入り、前走の淀短距離ステークスを制したナインテイルズも不気味な存在です。キャリアが45戦と豊富ですが、京都芝1200mの実績は4戦2勝、2着1回、3着1回と馬券を外した事がありません。

 

管理する中村均調教師は来月でもって70歳の定年をもって勇退されます。史上2番目の若さの28歳6か月で調教師免許を取得し、42年の調教師生活に幕を閉じる中村調教師。調教師の期待にナインテイルズがどう応えるかが注目です。

 

 

その他では、昨年の夏にスプリント重賞連勝したアレスバローズ(牡7 栗東・角田厩舎 57.5㎏ 川田騎手騎乗)、一昨年の高松宮記念を制したセイウンコウセイ(牡6 美浦・上原厩舎 58㎏ 池添騎手騎乗)、京阪杯4着、淀短距離ステークスで2着のアンヴァル(牝4 栗東・藤岡健厩舎 53㎏ 松山騎手騎乗)などが出走します。

 

 

(おかのひろのぶ)

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