【日曜の重賞情報】今年も波乱?絶対的本命馬不在で混戦・ヴィクトリアマイル

東京競馬11R 第14回ヴィクトリアマイル(G1) 芝1600m 18頭立て 発走15:40

今年の主な出走馬

アエロリット(牝5 美浦・菊沢厩舎 55㎏ 横山典騎手騎乗)

 

東京コースの実績を考えると、アエロリットが上位に来ると思います。昨年のこのレースでは4着に敗れましたが、レース中に落鉄(蹄鉄が外れる=人間で言えば靴が脱げた状態で走る)。しかし、一昨年のNHKマイルカップ、昨年の毎日王冠を制するなど、東京コースは抜群の相性を誇ります。

 

休養明け初戦は京都で行われた秋華賞(7着)以外は2着以内に入っていますが、今回はいつもの休養明けと違います。1月にアメリカで行われたペガサスワールドカップターフ(9着)以来の出走で、海外遠征帰りの疲れが懸念されます。最終追い切りでどのような状態で走れるかが大きなポイントとなります。

 

一方で、昨年の中山記念(2着)以来となる横山典弘騎手とのコンビ復活。全4勝中3勝を横山騎手とのコンビで挙げています。横山騎手にとっても久々のG1レース制覇に期待したいところです。

 

 

ラッキーライラック(牝4 栗東・松永幹厩舎 55㎏ 石橋騎手騎乗)

 

一昨年の最優秀2歳牝馬に輝いたラッキーライラック。本番の3歳牝馬クラシックではアーモンドアイに敗れましたが、前々走の中山記念ではウインブライトのクビ差2着。スワーヴリチャードをはじめとするG1ホースを相手に先着しました。

 

しかし、単勝1.5倍と圧倒的な人気に支持された前走の阪神牝馬ステークスでは8着と大敗。ただ、道中で身動きが取れない位置に入り、直線は内にささる面もあり伸びきれなかったと思います。

 

東京芝1600mは2歳時にアルテミスステークスで快勝した舞台。騎乗する石橋騎手も先週のNHKマイルカップでは人気薄のケイデンスコールで2着になるなど、逆転の可能性は十分あると思います。

 

 

ソウルスターリング(牝5 美浦・藤澤和厩舎 55㎏ 武豊騎手騎乗)

 

一昨年のオークスを圧勝したソウルスターリング。しかし、一昨年の秋以降は連敗を重ね、復活の糸口がつかめない状況です。昨年10月の府中牝馬ステークス(10着)後に左前膝の軽度の骨折が判明。休養することになりました。

 

今回からは武豊騎手が騎乗することになりました。その際、藤澤調教師の追い切りに乗ってほしいとのリクエストに武豊騎手が快諾。2004年のダンスインザムードで挑んだ秋華賞以来、美浦トレセンで藤澤厩舎の馬に武豊騎手が調教に跨る事となりました。

 

調教後の記者会見で「スピードはあるけどコントロールが難しい」と語った武豊騎手。その一方で、1600mは合いそうだとも語っていました。オークス前には大種牡馬フランケルの最高傑作とまで言われていた馬。感触をつかんだところで、どんな「ユタカマジック」が炸裂するのでしょうか?

 

 

ミッキーチャーム(牝4 栗東・中内田厩舎 55㎏ 川田騎手騎乗)

 

昨年の秋華賞でアーモンドアイの2着に好走したミッキーチャーム。その後、今年初戦の中山牝馬ステークスではしんがりの14着と大敗しましたが、前走の阪神牝馬ステークスでは先行して直線抜け出す強い競馬を披露。2着のアマルフィコーストに1/2馬身差をつけ、重賞タイトルを初めて獲得しました。

 

勝った未勝利戦や藻岩山特別、そして2着に粘った秋華賞では逃げる競馬を披露しました。ただ、阪神牝馬ステークスなどの様に逃げなくても結果を残している辺りを見ると、ペース次第では侮れない馬だと思います。

 

ポイントとなるのは関東への遠征。中山牝馬ステークスでは馬がエキサイトして平常心を保つことができずに惨敗。中内田調教師が記者会見で「メンタル面をいかに上手に持っていくか」と話したように、パドックで再びテンションが高くならないかが大きなポイントとなります。

 

 

デンコウアンジュ(牝6 栗東・荒川厩舎 55㎏ 柴田善騎手騎乗)

 

福島牝馬ステークスで約3年6か月ぶりの勝利を飾ったデンコウアンジュ。騎乗した柴田善臣騎手も2016年以来の重賞レース制覇となりました。

 

ヴィクトリアマイルの参戦は3年連続。昨年は12着と敗れましたが、一昨年はメンバー最速の上がり3ハロンのタイムは33.2秒を披露。11番人気の低評価を覆す2着と健闘しました。

 

東京コースは3年6か月前のアルテミスステークスで後にNHKマイルカップなどG1レース2勝したメジャーエンブレムを差し切ったなど相性のいいコースです。

 

 

その他では、左回りの新潟・関屋記念で圧勝したプリモシーン(牝4 美浦・木村厩舎 55㎏ 福永騎手騎乗)、中山牝馬ステークスで悲願の重賞タイトルを獲得したフロンテアクイーン(牝5 美浦・国枝厩舎 55㎏ 三浦騎手騎乗)、全5勝が左回りの芝1600m戦というレッドオルガ(牝5 栗東・藤原英厩舎 55㎏ 北村友騎手騎乗)などが出走します。

 

 

絶対女王アーモンドアイが安田記念(6月2日)に出走。それに続くリスグラシューやディアドラが不在で混戦が予想される春の女王決定戦。過去には3連単で2000万馬券(2015年)が出るなど一筋縄では決まらないレースです。

 

 

日曜のその他のレース

 

先週の天候不順に伴う競馬中止のため、ダービートライアル・プリンシパルステークス(芝2000m・14頭立て)が日曜の10Rで行われます。ダービーへの優先出走権は優勝馬のみ。加えて本番のダービーまで中1週と厳しい状況ですが、ホースマン憧れのダービー出走に向けて14頭が出走します。

 

関東馬で期待されているのはルヴォルグ(牡3 美浦・藤澤和厩舎 56㎏ デムーロ騎手騎乗)。前走の大寒桜賞(中京芝2200m)では2着に敗れましたが、勝ったリオンリオンは後にダービートライアル・青葉賞を快勝。7着に敗れたサトノソロモンが先週の京都新聞杯で3着に好走するなど、レベルが高いレースでの2着は魅力的です。

 

未知の魅力を秘めているのがデビュー戦を勝ったばかりのヒシゲッコウ(牡3 美浦・堀厩舎 56㎏ レーン騎手騎乗)。キャリア1戦ですが、中山でのデビュー戦では直線一気を決める快勝。今回はそれ以来の出走となりますが、勝てば俄然と注目度が増します。

 

その他の注目馬は、今回と同じ東京芝2000mで行われたフリージア賞を勝ったアトミックフォース(牡3 美浦・武藤厩舎 56㎏ 田辺騎手騎乗)。2戦2勝のザダル(牡3 美浦・大竹厩舎 56㎏ 石橋騎手騎乗)。きんもくせい特別でダノンチェイサー(NHKマイルカップ4着)を負かしたマイネルサーパス(牡3 美浦・高木厩舎 56㎏ 丹内騎手騎乗)。京成杯4着のシークレットラン(牡3 美浦・田村厩舎 56㎏ 戸崎騎手騎乗)などが出走します。

 

東京競馬9Rは3歳ダートのオープン戦・青竜ステークス(ダート1600m・12頭立て)が行われます。6月16日のユニコーンステークスの前哨戦でダートの強豪が出走します。

 

注目馬はデビューから3連勝のデアフルーグ(牡3 美浦・鈴木伸厩舎 57㎏ 津村騎手騎乗)。中京の昇竜ステークスを勝ち、こちらは未勝利から3連勝中のデュープロセス(牡3 栗東・安田隆厩舎 57㎏ デムーロ騎手騎乗)。2戦2勝の外国産馬カフェクラウン(牡3 美浦・堀厩舎 56㎏ レーン騎手騎乗)が出走します。

 

そして、白毛馬のハヤヤッコ(牡3 美浦・国枝厩舎 56㎏)は武豊騎手騎乗で出走します。

 

 

日曜日のイベント情報

 

東京競馬場では、来週のオークスが80回目を迎えるとの事で、正面入り口付近のローズガーデンを「オークスガーデン」と名を変え、薔薇の空間としてお客様をおもてなし致します。また、約20種類の世界各国のワインが1杯500円または1,000円で販売されます。

 

同じくローズガーデンでは大人気キャラクター「ぐでたま」とコラボした「ぐでうま」のオリジナルのタピオカドリンクやホットケーキが販売されます。商品をご購入されたお客様先着600名様にはステッカーをプレゼント。さらにその中から抽選で各日120名様にミニぬいぐるみがプレゼントされます。

 

また、「#ぐでぐでピクニック」と「#東京競馬場」をつけて競馬場で撮った写真をSNSに投稿いただいた方には先着150名様にステッカーがプレゼントされます。

 

 

(おかのひろのぶ)

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