【6月15日、16日の競馬】ユニコーンS、函館スプリントSなど土日7レースの振り返り
6月15日(土)
東京11R ジューンS
ディープインパクト産駒で3番人気ジナンボーが、ダノンシャンティ産駒で1番人気シンギュラリティに1.1/2馬身差をつけての勝利を収めました。
勝ったジナンボーは6戦4勝となりました。母が牝馬クラシック3冠を含むG1を5勝したアパパネで、デビューから注目されていただけに次は重賞での期待も高まります。
阪神7R 3歳上1勝クラス
オルフェーヴル産駒で1番人気エスポワールが、ディープインパクト産駒で3番人気ディグラーシャに1.1/4馬身差をつけての勝利を収めました。
勝ったエスポワールはこれで2勝目となり、半兄には2017年青葉賞覇者のアドミラブルがいます。父がオルフェーヴルになったことで、血統的には長い距離も走れそうですね。
阪神9R 鷹取特別
バトルライン産駒で4番人気アッシェンプッテルが、トーセンホマレボシ産駒で3番人気オノリスに1.3/4馬身差をつけての勝利を収めました。
勝ったアッシェンプッテルは5戦3勝となり、勝った3勝とも4番人気以下と人気にはならないながらも好走が続いているため、次走人気を落としていたとしても注目したい馬です。
6月16日(日)
阪神12R 3歳上1勝クラス
ロードカナロア産駒で3番人気ロードアクアが、ウォーフロント産駒で1番人気トップソリストに2馬身差をつけての勝利を収めました。
勝ったロードアクアは新馬戦以来の勝利となり、骨折からの休み明けでも実力を見せつけました。
東京11R ユニコーンS(GⅢ)
ヘニーヒューズ産駒で3番人気ワイドファラオが、ダイワメジャー産駒で2番人気デュープロセスにアタマ差をつけての勝利を収めました。
勝ったワイドファラオは前走のNHKマイルカップ(9着)まで芝を使っており、ニュージーランドTを逃げ切り勝ちもしていました。芝・ダートともに重賞制覇、しかも初ダートでの制覇となると次走に注目ですね。
函館8R 3歳上1勝クラス
ルーラーシップ産駒で1番人気ヒシゲッコウが、ロードカナロア産駒で2番人気レーガノミクスに1.1/4馬身差をつけての勝利を収めました。
勝ったヒシゲッコウは、半兄に重賞2勝で2018年マイルチャンピオンシップ(G1)を制したステルヴィオがいます。
函館11R 函館スプリントS(GⅢ)
サクラオリオン産駒で5番人気カイザーメランジェが、ジャイアンツコーズウェイ産駒で2番人気アスターペガサスに1.1/2馬身差をつけての勝利を収めました。
勝ったカイザーメランジェは重賞4戦目の挑戦で初制覇となりました。13頭中6頭が除外になりましたが、そのチャンスをいかしたカイザーメランジェは運も味方しました。
(中山祐介)